News Topic 11/7

ガソリン高騰の理由

11月4日に石油情報センターが全国のレギュラーガソリン価格は168.7円と発表し、9週連続の値上がりとなった。

影響は、車だけでなく、ペットボトルやレジ袋、野菜を育てるボイラーにも重油が活用されているので、食品の値上げにまで及んでいる。

ガソリン高騰の要因は、

新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだことで、世界的に経済活動が再開。その結果として、原油の需要が一気に膨らんだ。

さらに、火力発電の燃料として使われる天然ガスや石炭の価格が上昇し、代替燃料として需要が高まっている。

しかし、一方で原油の供給は抑えられているので、需要と供給のバランスが崩れ価格が高騰している。

供給が抑えられている原因は、

一つは、2021年8月に石油関連の施設が多く集まるアメリカ南部を巨大ハリケーンが直撃し、石油施設にも被害をもたらしたことがあげられる。

さらに、

通常、原油価格が上がれば、OPEC(石油輸出国機構)が増産を行うことが多いが、今回はその増産が見送られたということでさらに原油価格が上がっているという状況である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?