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家と会社のスマートロックをSesameミニに変えたら幸せになった話

はじめに

この記事は、
corp-engr 情シスSlack(コーポレートエンジニア x 情シス)#2 Advent Calendar 2019
と連動した記事となっております。
私は7日目を担当します。

これを書いている2019年12月7日は36歳の誕生日。
今日から出来るだけ、自分の経験から得た事などアウトプットしていこうと思います。

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私について

私はガジェットが好きです。
気が付くと、部屋がAmazonやAliexpressで買った商品で埋め尽くされてしまっていることもしばしば。

今日はそんな私が、実際に使ってみて「あ、これいいな!」と思って
実際に会社に導入したあるものの話をします。

春の悲劇

ある日の出来事。

私はもう2度とこんな目にあいたくないと思い、スマートロックを買うことを決意しました。

セサミminiとの出会い

早速、最近のスマートロック事情をウォッチしていたところ、Amazonで下記の商品を見つけました。評判も悪くなさそうなのでこれで良いかと軽い気持ちで購入。

セサミminiを使ってみて良かった点

① 朝急いでいる時に、鍵を閉めずに出ても自動で勝手に閉まってくれる
② 帰宅した際、ドアに近づいただけで解錠される
③ 家族の帰宅が分かる
④ サポートが神対応

① オートロック機能
駅のホームで自宅のWiFi電波をキャッチする程、家が近い私。
発車時間3分前まで家に居たい私にとって、施錠のわずらわしさと閉め忘れ防止機能は、まさに最高でした。

② 手ぶら解錠機能
帰宅した際、エレベーターを降りてマンションの廊下を歩いている時にSesameが自動解錠してくれます。鞄から鍵を探す手間が省けるのがGood!

③通知機能
Sesameは施錠や解錠に応じて、管理者に通知が飛ぶように設定できます。
LINE等のコミュニケーションツールを使わずに、家族が無事に帰宅した事が通知で分かるのが安心です。

④神対応
使っていて数日後に、サムターンを回すプラスチックパーツが破損してしまいました。メーカーに相談したところ、なんと該当パーツはもちろんのこと、再発防止用にと鍵の形状に合わせた台座を3Dプリンターで作って送ってくれました!

私はこの対応で一気にメーカー自体が好きになり、社内にも導入したくなりました。

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社内に導入するにあたって

さて、これらの便利機能は実際社内に導入しても使うのか?
社内ではQrio S-L1というスマートロックを運用していました。

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現在の運用方法を確認してみましょう。

運用方法
① 朝 最初に入室する社員がQrioで解錠しドアを開放する
② 夜 最後に退室する社員がドアを閉めてQrioで施錠する
※利便性を優先し、日中はドアを開放

これを見る限り、普通に施錠と解錠だけ出来れば良いという事が分かります。
そもそも、機能を追加しないのにリプレイスする必要ってあったっけ?
現状のQrio S-L1で感じていた課題を洗い出しました。

Qrio S-L1で感じていた課題

利用者目線編
① 鍵が使えるようになるまでの手順が煩雑
② 機種変更やアプリ再インストールでも、上記手順をやり直す必要がある
③ 現在施錠されてるのか解錠されてるのかが、画面からは分からない
④ たまに施錠や解錠が行えない
Android版アプリが起動しない (by 毎朝最初に出社する事が多い社員)
管理者目線編
① 管理操作がスマホからのみで、運用上社内にある1台に固定化される
② アプリ側の不具合で、度々通信エラーが発生し追加や削除が行えない
③ 利用者のアプリ再インストール時にも、権限の再付与が必要

① 鍵が使えるようになるまでの手順が煩雑
Qrioが使えるようになるには、まず利用者側からアクションを起こす必要があります。

 ①アプリストアから「Qrio」をインストール
 ②メールアドレスでユーザー登録
 ③キーのリクエストを行うための専用URLにスマホからアクセス
 ④管理者がリクエストを承認
 ⑤承認を確認し、鍵を解錠する

① 管理画面を操作するためのスマートフォンが固定化される
管理者は、予めオーナー設定を行ったスマートフォンでのみ承認操作やユーザー追加が可能となります。ただし、ユーザーの情報はオンラインではなくスマートフォンのローカル内に保存されます。
BYODの会社ですが、必然的に個人のスマホではなく社内で保管する共有端末で管理する必要がありました。
※無くしたときのリスクや自分が休んだ時でも、別メンバーが対応できるよう考慮。

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上記の事から「スマホを機種変したらQrioが使えなくなってしまった。キーリクエストを送ったので、明日の休日出勤前に承認して欲しい!」といった連絡を貰っても「すみません、会社にある端末じゃないと承認できないので...」と応えられませんでした。

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その点、Sesameは2つのステップで終わりです。

①管理者がキーの権限を割り当てたいユーザーのメールアドレスを登録
②利用者は届いたメールからアカウントを作成 (またはGoogleログイン)

情シス行うのは、ユーザー管理の定型業務のみになるでしょう。

① 社員の入社時、Sesameから招待メールを送る
② 社員が退社時、Sesameからアカウント削除を行う

1か月使ってみて

会社がGsuiteを使っている事もあってスムーズに移行が出来ました。
直観的なUIで誰でも簡単に動作できるアプリのおかげでクレームもありません。管理者としての工数もグッと減り、余計な気を払う心配がなくなりました。

コメント 2019-12-07 210621

最後に

Qrio S-L1は2015年スマートロック黎明期の頃にクラウドファンディングから生まれた製品です。
当時スタートアップ間もない弊社のカギ管理に革命を起こし、これまで長きに渡って貢献してくれました。
現在は、セサミと機能的には変わらない後継機S-L2が登場しています。
他にもAkerun等法人向けの製品で使いやすいものがたくさん出てきました。
私の場合は、セサミを選びましたが今の会社規模に合わせて購入するのがおススメです。

スマートロックに限らず、今後も実際に自分が使ってみて良いものがあり、課題が解決できそうなものがあれば会社に取り入れて行こうと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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