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結婚式の前に今の心境を書き残しておく・・・

こんにちは。takuです。

実は、私1年前に入籍しており、結婚式がなんと明日あります。

結婚式を迎えるにあたって色々思うところもあり、そして人生の節目、ということもあり、今後見返すこともあるだろう、と思うので、ここに書き残しておこうと思います。

これは、今まで僕がお世話になった人向けのメッセージとしても書こうと思っています。

取り留めのない話、ズタズタな文脈になってしまうかもしれませんが、どうかご容赦ください。

今の心境

結婚式となった直前の今日、「今の心境は?」と聞かれたら・・・

これまで結婚式の準備や仕事のことなど、「今しなければならないこと」にずっと集中してきたので、あまり実感は湧いていません。

でも、もちろん挙式のことを想像して「うーわ、恥ずっw」って思いますし、披露宴で久しぶりに会う友達とおしゃべりすることを想像して「楽しみだなぁ」とも思います。

でも、正直なところめちゃくちゃ準備万端!というわけでは全くなく、ここまでを迎えるにあたって本当に多くの障壁があり、「もっとこうしたかった」という思いは本当に強いです。

世の中の一般男性で、これから結婚をする、という人が結婚式の準備をする時、どこまでの熱量を持って取り組むのかは、正直はっきりとは分かりません。

僕の勝手なイメージだと、何も協力とかせずに新婦側が色々決めて新郎はお尻を叩かれる、みたいなものなので、そのイメージが世の中の平均なら、僕は間違いなく熱量を持ってやったと思います。

今流行りのMBTIでは、僕は「エンターテイナー」だと診断されています。
確かにそうだなと思います。なので僕は「エンターテイナー」だと名乗ってます。

エンターテイナーは、自分が楽しむこと、そしてみんなが楽しむことをやる気の源にしています。

高校の吹奏楽部時代も、それを基準にやってきたと思うし、そのためのメソッドやイズムは多く学んできたつもりです。

今まで作ってきた数々の動画やグッズは(公にはお見せしてませんが)、今まで出会ってきた人たちの見様見真似にすぎません。

その点、僕は本当に皆さんに感謝しているのですが、それを100%フルで発揮して結婚式に参加する人たちにお披露目したかった。でもできなかった。

もちろん、自分の理想が100%実現することは求めていません。必ず障壁があると思うので、そこと向き合うことが大切。

今まで、僕は色々な困難を乗り越えてきたように思います。
その中でも一番大きなものが東大に合格したことですね。

周りが東大出身に囲まれていたわけではなく、プレッシャーはありませんでしたが、逆に言うと期待はされていませんでした。

なので受験当時は、滑り止めのことを考えさせられていました。
これもこれで結構しんどかったですよ、だって期待されてないんだもん笑

でもその一方で、不可能だと思われることを可能にできたわけです。そこには、「どうすればできるのか?」を常に考え続けてきたことにあります。

今回の結婚式も全く同じことを考えてきました。
けれど、障壁を覆しきることはできませんでした。

つい先日、病院に行きましたが、その際に適応障害の診断を受けてしまいました。

適応障害は、周りの環境に適応できていないことに対するメンタル不調というものなのだそうです。

今思えば、自分の中で譲れないものがあったのだと思います。
もちろん、もっと広い視点で環境に順応できていないというのもありますが。

改めて自分の病気を診断されて思うのは、まだまだ俺は正常だから頑張れる!って言いたいことと、いやいや、俺は今は正常じゃないから何も言わない方が良いな、って思うこと、この2つの感情がミックスされている感じです。

世の中に対して思うこと

ここからはマジで世の中に対する不満ですが、本当に他人のことを思ってアクションをしてくれる人は少ねぇな、って思います。

僕の病気の診断について、医者の方は「あなたは休んだ方が良い、ということしか医者の立場としては言えません」とおっしゃってました。

確かに医学的な視点からのアドバイスは重要なのですが、
そこに僕の立場を考えている、と全く感じませんでした。

僕は繰り返し現状を伝えて質問しました。
自分は今こういう状況で、僕の気持ち的には休みたいけれど、でもまだ続けるべきでは?と客観的には考えています、医学の知見を踏まえつつ、もしあなたが僕の立場なのだとしたらどうしますか?と。

けど、当然私なら休みます、それが医者としての助言です、という言い方です。

本気で困っている人に建前の発言しかできないなんておかしいと思いませんか?
僕はそれが今の世の中での最適解となっていることが残念でしかないですね。

思えば、誰か有名人が悪いことをしたら、人はその人を袋叩きにして悪口を言いますよね。めちゃくちゃ分かりやすい例が不倫。

別に不倫が悪くない、なんてことはないですし、やっちゃった本人がごめんなさいするのは当たり前なんですけど、その謝罪の対象が世の中の人になっちゃってますよね。それって本質的ではないですよね。

あとは性被害とか。なんか、色恋沙汰のことばっかで申し訳ないですが笑、そこに同意はあったorなかったのあるなし論争。

何か良くないことが起こった時、それをみんなで非難しまくる。それが事実かどうかに関わらず。別に自分が裏切られたわけでもないのに、さも正義のヒーローを気取っているかの如く。

これの何が問題かって、さっきの医者みたいな人が増えるんですよね。結果として、本当に困っている人に手を差し伸べられず、ほっとかれる社会になってしまう。

多分、これって昔の古き良き日本の村人社会の構造の対極じゃないですかね?

ちょっと話が壮大になりすぎちゃいました。
こんなんだから病気になっちゃったんですね笑

っていうことであんまり病気自体はそんなに重く考えなくて良いですので、ご安心ください。

自分のところに残ったもの

とは言うものの、割とここ数年は僕の中での時間が止まっちゃっている気がします。正直、辛いことの方が多いです。(ここからが重いかもw)

僕が弟として可愛がってきた愛犬が亡くなってから4年が経ちました。少しずつ気にしないようにしてきたのですが、最近思い出すことが多くてしんどいです。

そりゃまあ結婚式の準備で昔の写真を漁ってたので、そうなるんですけどね笑

他にも上に書いたような、思いやりの感じられない言葉や態度に本当に苦しめられました。

やっぱり、普通の人の判断基準は「みんながやってるか?」なので、本質的におかしいと分かっている人は少ないんですよね。まあそんなこと言ってる時点で、この文章を書き残す意味が半分無くなっちゃってるんですが笑

僕のやることは他人とは異なることは分かっています。本質的に考えるようにしているので、その点当たり前だし、加えて僕はオリジナリティも重視しているので、そりゃそうなります。

でも、みんなに「おかしいよ、あなたw」って言われるのは本当に辛い。
一人で突っ走ってるのも本当に辛い。

今までは、特に犬や周りの友達・後輩がいたからなんとかなりました。
それこそ、後輩はありがたいことに慕ってくれるんで、最悪「裸の王様」になっちゃってたとしても、どうにかはなったんですよね。

でも犬はもういないし、支えてくれた彼らも今は別々の道を歩んでいる。そして何より、心配をかけたくないからあまり相談はできない。

それでも残るものはあります。

まずは上記の仲間たち。今までは声をかけることはそう多くはなかったけれど、また会いたいと思っています。

彼らとは機会があれば今でも音楽をすることがありますし、これからも誰かがやる、って言ってくれれば無理矢理にでも参加するつもりです笑

次に僕の妻。妻も普通の人と同じように「みんながやっているから」が行動基準の人間です。ただもちろん、そのおかげで助かっている部分もあります。

ここで惚気るつもりは全くないですが、思えば彼女は頑張り屋さんでしっかりした人間です。

僕が東大生だと分かった途端、語学をやっている、と言えば僕が言った言葉をカードに書いて覚えるし、ポーカーが好きで彼女を新宿の三角広場に連れていけば、そこでもチップシャッフルに憧れて、チップを買って練習するし、そんな人です。

僕も彼女に対して直して欲しいところを色々言い続けちゃって、喧嘩しちゃうなんてこともありますが、彼女なりに頑張って直してくれるし、それで変わってくれたなんてことも数々あります。

しかも結婚後同居してからの方が、彼女の進化を強く感じます。結婚前は遠距離で会う時間もそんなになかったのに。

普通逆ですよね。付き合ってる時はお互い良い人のフリをして、結婚して同棲したらだんだん裏の顔が出てきて・・・みたいな笑

なので、今後の結婚生活は楽しみです。そこは間違いない。

これからの話

最後に僕自身。僕はこれまでの人生で、鉄道やゲーム、音楽などに触れてきました。そして、どれも僕の大切な一部として今も残り続けています。

その中でも今僕が打ち込みたいのは3つあります。

1つ目はポーカーです。今はポーカーブームが到来しています。もちろん、他の団体の運営するポーカー市場も魅力的なものばかりですが、僕が足りないと思うのはライト層がしっかり定着するということです。

今までの経験を活かして、自分なりにポーカーに向き合うことは絶対にできると信じています。今後数年くらいはちゃんと続けていきたいですね。

2つ目は吹奏楽です。僕は今社会人の吹奏楽団体に入っていますが、これからも続けていこうと思います。一緒に音楽をすることは本当に楽しいですからね。

3つ目は、ちょっと新しいことをしようと思っておりまして。実は僕はアコーディオン音楽が好きなのですが、アコーディオンにもチャレンジしたいと思っています。

いつか、何かの曲を耳コピとかして、動画とかアップできたら理想なんですけどね。でもやっぱり、僕の命には流石に限りがあるので、できる限りのことをするだけです。

最後に

最後に、僕の好きなソニックザヘッジホッグのキャラソンである「it doesn't matter」の歌詞を引用したいと思います。

I got my way, my own way

it doesn't matterの歌詞から

彼は決して自分を正義のヒーローだとは思っていません。
もちろん、困った人を必ず助けるのが性分なので、その意味では正義のヒーローなのには変わりありませんが。

でも、彼が人を助けるのは、自分がそうしたいと思っているのであって、決して人を助けるべきだからではない、というか。

彼は彼自身の気分に従ってそうしているみたいな感じです。
それが"I got my way, my own way"という言葉に表れていると思います。

僕も理想としては、誰から何を言われても、自分が良いとするやり方で自分の道を歩みたいと思っています。もちろん、そこには他者からの期待とプレッシャーが邪魔をしてきます。

僕は彼みたいな突出した能力を持っているわけではありません。
だけど、彼みたいになれるように努力だけでもしてみたいと思います。

思えば彼の存在が、僕の勉強の原点の一つでもありました。
他にも要因はいっぱいあったのですが、それらが僕を僕らしくして、僕の人生、特に高校時代が特に楽しいものになったとも思っています。

一方で、楽しかった高校時代でさえも辛いことばかりでした。
僕のやっていることは、僕にとっては正義であり、"my way"だと思いますが、それを良しとしない人もたくさん見てきました。

僕は彼らに対して一矢報いたい。そんな一心で自分なりの成果を出してきました。これからもそうやって成果を出していくんだと思います。

そしてその成果の裏には、僕を支えてくれた人がいます。
先ほども説明した通り、愛犬はもう会えることができませんが、たくさんの人が自分の前には確かに残っていることも強く感じています。

改めて、僕を支えてくれた全ての皆さんにこの場をお借りして感謝申し上げたいと思います。今まで本当にありがとうございました。

これからも末永くお付き合いいただけますと幸いです。

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