日曜平場予想と天皇賞・春

お疲れ様です。takuchaです。

今回はG1である天皇賞・春の予想を…と言いたいところですが、このレースは出資馬の兄で推し馬のディープボンドの応援で雑念が入るレースになりますので、そちらの予想はおまけとして最後に少しだけしたいと思います。

代わりに今回は平場の予想noteを上げさせていただきます。自分の考え整理の意味が多分に含まれたnoteとなりますが、見ていただけると嬉しいです。※今回は東京中心です。

それでは初めていきます。

■土曜日レースからのTB考察 ※東京のみ

東京芝

 芝コースはサンプル数が少ないのでなんとも言えませんが、10R,11Rでは内側の方が乾きが早い分、内のラチ沿いを確保できた馬の方が最後の伸びが良いように思います。少なくとも雨の影響で内が悪くなったということはなさそうです。東京はゴールの前に急坂がないため惰性である程度伸び続けるということまで考えると、土曜日は内前有利でした。この傾向は日曜日までは残らないでしょうが…日曜日はフラットで見て良さそうです。

東京ダート

 東京6R段階ではまだTB差は感じません。というよりも早い馬場が得意なジュタロウが早い流れをそのまま制したため時計が速くなりました。これはかなり強い内容に感じたので、ジュタロウは稍重以上なら要注目ですね。
 東京8R以降は内が乾き始めます。※色が薄くなっていることがわかる。
そのため8R,9R,12Rは外を通った馬(ナイトフローリック、ウシュバテソーロ、キスラー、ダノンブレッド)の脚色がかなり良いです。この辺りは次戦の過剰人気注意です。この傾向は明日の午前中までは続きそうなので、未勝利戦は差し馬有利と見て予想したいです。
 また、横浜Sでラヴォラーレが全く競馬をできなかったように、良馬場で良い競馬をしてきた馬は脚を溜める場所がなくなるかもしれません。これもとりあえずは午前中まで参考にしたいです。


■予想

東京1R

・印

◎14.ヒメカミノメガミ
◯5.アーレンダール
▲15.ビヨンドザリミット
☆8.シャンダローム
以下
1.ビーブルー
3.キタノズーナクア
9.マルアズール

・見解

東京ダート1600mは芝スタートで外有利の気が強い。それでいて、今週は雨の影響が残る開催になっています。ダートは内から乾いており、外の方が走りやすくなっているため、1Rのここでは外枠の有力馬を狙っていきたいです。

本命はヒメカミノメガミ。新馬戦は同レースに出るビーブルーからクビ差の3着でしたが、このレースは直線に向いた順がそのまま着順になる前が止まらない馬場。力差はないです。今レースはTBによる恩恵がかなりありそうで、偶数外枠のこの馬のアドバンテージは大きいと思います。牝馬ながら510キロある大型馬でレースを一度経験したことの上澄みもこちらの馬が大きいです。(500キロ以上の馬の初戦は動けないことが多いです)

2番手はビヨンザリミットにしました。芝スタートの東京ダート1600mでダート変わりというのはアドバンテージですし、今回はそれ以上のTBのアドバンテージもあります。芝である程度戦えるキズナ産駒のダート変わりは買い要素しかないですし、母もダートで2勝した米国産馬ですから、ここでもやってくれて良いと思います。

3番手はアーレンダールにしました。オッズが示すように、単純な力比べとなると、この馬が抜けている感じはあります。しかし、発馬が良くないこと、前走は中山とはいえ1800mへの距離延長でスタートからついていけなかったことを考えると、良馬場にならない今回、内枠で重い印を打って良いのかという気持ちです。レーン騎手への鞍上大幅強化などのプラス要素もありますが、マイナス要素も大きく人気ほどは買いたくない一頭です。※再度言いますが、能力は高いと思うので3番手にはしています。

頭を期待するのは以上3頭。あとは特注馬として、シャンダロームを挙げます。重馬場だった新馬戦で上がり36.1という時計を持っており、外差しが有利になりそうな日曜東京の馬場に向きそうな馬に見えますが、レース全体で見ると首を上げたままの追走で集団についていけないというものでした。この内容では上位候補として推すのは難しく、成長があればという状態のため、馬体重やパドックの雰囲気に注目したい一頭です。

以下、勝負になっても不思議はありませんが最内枠という最悪の枠を引いてしまったビーブルー、近走から信用はできないものの調教が激変したキタノズーナクア、欧州血統母型にハービンジャーというダートで全く走る気がしないマルアズール(調教の良さと人気にビビって入れています)を相手として挙げます。

・買い目(暫定)※確定版は発信しません

単 14,15
馬連 14-1,5,8,15
   15-5,8
3連複 14,15-1,3,5,8,9



東京4R

・印

◎15.ジェットグリッター
◯6.ルージュライゼ
▲14.ヴェールアンレーヴ
☆15.ビロングゴールド
以下
4.レーヌデゼトワール
7.インサニティ
8.プリティメモリー

・見解

日曜日最初の東京芝のレースです。ここは土曜日のレース分析から、前で立ち回れそうな馬を中心に狙います。
今回のメンバーを見ると、出遅れて後方からのレースをしている馬が比較的内目、前で運べる馬が外に入っている印象です。

本命はジェットグリッターにしました。若いうちは柔らかすぎる馬が多いイスラボニータ産駒で馬体重からも非力な馬なため、冬の重い芝やダートは条件的に最悪。今の時期の東京くらいの軽い馬場はぴったりなはずです。この馬は昨年秋にアグリの2着など芝1600mで結果を出している馬で、そこから半年以上経過している今はメンバーレベルが相当弱体化しています。特に今回のメンバーを見渡すと、有力馬に450キロ以上の馬が少なく、非力な馬が多い印象のため同じ条件を得意とする馬が多いはず、そうなると自力勝負になるのでこの馬のスピードが生きてくると思います。

2番手はルージュライゼにしました。この馬も11月の新馬戦でラコンタールの3着という実績があり、脚の回転は早いが非力という馬です。そのためダートは完全に度外視となります。今回の内枠のメンバーを見ても、前にいけそうな馬がこの馬とレーヌゼデトワールしかいなく、この馬の方がテンが早いはずなので展開が向きそうというのも良いです。3ヶ月の休養明けで馬体がどの程度変わってきているか確認して評価を上下させたい一頭です。

3番手はヴェールアンレーヴです。前走からマイルは長かった印象で、非力なスピードタイプであることを考えてもコース変わり、距離短縮は共にプラスです。この馬は2走前の15着の時の4角の手応えが抜群で、それにもかかわらず追えずに敗退したのが不思議なところ。再度同じ条件であれば巻き返してくれそうとも思っています。

特注馬として、ビロングゴールドを挙げます。この馬はマイルまでなら未勝利戦で上位争いしてきた馬で、ここ数戦は距離延長やダートを使われて負けていました。今回も1600mではありませんがマイルではワンパンチ足りない印象で、1400mはむしろ良いチャレンジだと思います。ジェットグリッターと同じように秋のマイルで勝負できていた馬なので、この時期のメンバーであれば好勝負出来ても不思議はありません。

・買い目

単 15
馬連 6,15-4,6,7,8,14,15,17
3連複 15-6,14,17-4,6,7,8,14,17



■おまけ

天皇賞・春予想

・印

◎ディープボンド
◯ヒートオンビート
▲タイトルホルダー
△ディバインフォース
☆トーセンカンビーナ

・見解

今回の天皇賞・春はディープボンドが強いということを軸に予想をしています。昨年のディープボンドは阪神大賞典の前の時点でG1で1人気を背負うような馬ではなく、あくまで目先のレースにを全力で戦うという馬だったのに対し、今年は阪神大賞典をステップにできる立場でした。これだけで昨年と臨戦体制が違います。また昨年は決してスムーズでない展開で終始促されながら最終コーナーを追走。それでいて最後まで伸び続けるという規格外のスタミナを見せつけました。陣営は今年のディープボンドについてかなりの自信を持っており、和田騎手は阪神大賞典の前からずっと「キレが増した」とコメントしています。天皇賞は最後のキレも大事になってくるレースなので最後のピースを獲得したと言っても過言ではないでしょう。今年はディープボンドを頭に置きます。出資馬(命名馬)の妹ですしね。

さて、そんなディープボンドが大外枠に入りました。僕としてはどの枠でも大丈夫と思っていましたが、この馬が大外へ行ったことで、他の馬からするとその動きを見てから位置をとりに行くということが難しくなります。なので、マークによって潰される不安点がなくなった。逆にディープボンドの和田騎手は全体を見てから位置を取れるのでレースは組み立てやすくなります。いくらキレが増したとはいえ、昨年のワールドプレミアのようなレースができる馬ではないので、4角までには前段に取りつくレースを選択するはず。そうなってくると前が厳しくなり、差し馬の台頭がある!というのが僕の予想のコンセプトです。

対抗としたヒートオンビートは初の3000m超のレースではありますが、中山2500mをこなせる馬はステイヤーのレースをこなせると考えているので距離対応は可能です。前走は前々で競馬をしていますが、鞍上の池添騎手はG1ではピンかパーの乗り方をすることが多い騎手で、早い上がりを使えるヒートオンビートですから、末脚にかける乗り方を期待しての対抗です。

3番手はタイトルホルダーです。この馬に関しては説明不要だと思います。まだ力を図りかねているところがあるので、逃げてどれだけ強いのかを見たいと思います。

4.5番手も末脚勝負の2頭です。特筆することがないため割愛します。


■最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました!!

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来週はもっと早く出せるように頑張ります




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