【供養】マイラーズカップ 予想

※週末に予定が重なりに重なってしまって書ききれませんでした。。。悔しいので供養します

お疲れ様です。takuchaです。
今回はマイラーズカップの予想をしていきたいと思います。

久しぶりの予想記事です。1ヶ月ほど資格試験の勉強のためお休みしていましたが、今週からまた書いていきたいと思いますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

それでは予想を初めていきます!!

■マイラーズカップについて

 マイラーズカップが施行される阪神芝1600mは2週連続で3回の重賞(阪神牝馬S、桜花賞、アーリントンカップ)が行われています。このあたりを参考にすれば今週ある3重賞の中では一番深い予想ができそうだったため、このレースの記事を書くことにしました。
 それではまず阪神1600mについて簡単に書いていきます。このコースはデータを探していただくとわかりますが(ここでは出しません🙇‍♂️)、ディープインパクト産駒をはじめとしたサンデー系、キンカメ系の種牡馬がかなり強いコースです。この傾向からも分かるとおり、前半は折り合い重視、直線向いてからの瞬発力勝負になりやすいという特徴があります。
 このような傾向が出る理由としては、
・スタートから3コーナーにかけて上り坂になっている
・3コーナーから直線にかけては下り坂
・ゴール前の急坂

が挙げられると思います。テンを早くしてしまうと3コーナーへ向けての緩い坂で体力が削られてしまうのに加え、3コーナーから4コーナーが下り坂であるためにペースが落としにくく、その状態で直線の坂を迎えると急激な失速につながります。ですので、阪神の1600m戦は折り合い重視からのヨーイドンの勝負となりやすいです(と考えています)。ただし、この傾向は下級条件のレースや馬の消耗を少なくしたいレースや時計の出やすい秋のレースで顕著ですが、芝が秋ほど生えそろっていない春のレースだったり、上のクラスのポジション取りが熾烈なレースでは点が速くなり、前後半のラップの差が小さくなることもあります(ちょうど桜花賞、アーリントンカップにその傾向が見られました)。また、上のクラスのレースになってペースが上がるほど、急坂によって距離の誤魔化しが効かなくなるため、阪神1600mで戦うためにはマイル以上の距離適性が必要であるという点も考慮しておきたいです。
 マイラーズカップは古馬G2で安田記念へ向けたステップレースの位置取りですから、桜花賞やアーリントンのほどは前に突っ込んだラップにはならないと読んでいます。また、メンバー的にも先行争いが激しくなるとは思えないので、35.0-34.0程度の後継ラップになるのではないかと考えます。
※先週までの結果からトラックバイアスも内外で大きな差なしと見ていますが、今週からは外差しの傾向が出てもおかしくないと思います。

■全頭診断

・エアファンディタ

 阪神マイルで3勝クラス、リステッドと勝っている実績からもこの舞台の適性はあります。レースを見ると一瞬のキレタイプではなく長く末脚を使えるタイプというイメージですね。ゴール前の坂を苦にせず登って来られるのはとても良いです。前走はそこそこペースが流れて、この馬としては追走に少し苦労している印象を受けました。この馬の追走の力感の無さを見るともう少し距離が伸びて良さが出そうな感じ(阪神芝1800はベストに見えます)も受けますが、そんな中でも直線しっかり息が入っていつも通りの末脚を使えたのは評価できます。
 今回は前走を経てのペース慣れが見込めますし、ペースも落ち着きそうなメンバーですから楽な追走から1発はあってもおかしくないと思います。一方、スタートに不安がある馬なので初重賞、相手強化のここで軸レベルには据えにくく、スタート◎ヨーイドン◎の福永騎手から松山騎手への乗り替わりもマイナスだと思います。能力は上位のため、今回は単穴くらいに置いておきつつ、本心はここで飛んで貰って次走美味しく買いたいです。

評価 今回は2列目まで(願望込み)


・エアロロノア

3連勝してOP入りしてからの負けレースでも最大タイム差が0.4秒と大きく負けていないですし、こと阪神に関しては外れないなという印象です。右回りのコーナリングが非常に上手く、コーナーで加速して直線ですぐにトップスピードに入れているところが素晴らしいです。前走の4角はこれまでのレースの中でも特によく見えましたし、幸騎手の継続騎乗も良いと思います。マイラーズカップは昨年に続き2年連続ですが、この時のレースもトップスピードに入るところでケイデンスコールに割り込まれブレーキをかける展開になっての0.2秒差。昨年よりパワーアップしていると見ている今年は鉄板ではないでしょうか。ちなみに前走から斤量減もかなりプラスに働くと思います。前走からの斤量減は大好きな買い要素です。

評価 本命候補筆頭


・カラテ

 この馬の実績から見る舞台適性は『中山>>>東京=新潟』と、『渋った馬場◎』です。転厩もあり初の阪神コースですが、前駆が強い馬で、追ったら追うだけ味が出るので急坂のある阪神の方が東京よりも向いてると思います。イメージと合わせると、『中山>>阪神>東京』と言ったところでしょうか。それでいて東京でもG2.G3で勝負になるだけの能力もある馬なので、それがこのメンバーで同斤量であるというのは流石に反則級ではないかと思います。
前走中山記念で前が早い中、早めに仕掛けることをせずに最後までしっかりと脚を溜めて差してきた鞍上の好判断を見ても、菅原明良騎手は完全に手の内に入れていると思いますし、ここでも期待したいです。

評価 本命候補筆頭(筆頭がなぜか2頭いる不思議)


・レインボーフラッグ

 この馬は前走のシルクロードSでも分析したのでそこをまず引用させていただきます。

前走は直線で一生詰まっていましたね。あの不利がなければ上位争いできたのではないかと思うので勿体なかったです。
ずっと1400mで走ってきて良績を起こしているようにベストは1400mだと思います。1200mでは前走のように溜めて進められるとチャンスがあるという感じにみえます。その前に1200mを使った時はハイペースで一杯になっていました。
takucha 【全頭診断】シルクロードSより

というように、この馬の今のベストは緩い流れの1200mと1400mまでだと思っています。阪神の外回りコースは何度も言いますが、ゴール前に急坂があります。惰性でスピードが伸びて行かないため、適性距離が走る距離よりも短い所にある馬は直線で漏れなく失速してしまいます。
 実際、3.4走前のマイルCSとリゲルSを見ていただくと分かりますが、直線に入ったところの手応えは悪くないものの、坂に入ったところから周りの馬と脚色が同じになってしまっています。この坂の壁は厚いと思います。

評価 消し


・ヴィクティファルス

 クラシック路線を歩んできた馬ですが、2000mを超えてくると追って味がなくなってしまいますね。前走の中山記念では向正面で中団から先段まで押し上げる競馬でしたが、4角手前から促す形になり直線で失速。この競馬で4角失速となるとスタミナ面で2000mは合っていないように見えました。こうなってくると、デビューしてから3戦連続で1800mで結果を出しているように、1800mや1600mを試すのは良さそうだなと思います。走りはカラテと同じように上体が高く、前駆の方が強い走りのため坂のあるコースの方が良さそうなため阪神は良いと思います。
 今回は初めてのマイル戦で、スピードへの対応が鍵となります。距離短縮でいきなり走ってくることもありますが、ハーツクライの距離延長と言われているように、ハーツクライ産駒は追走が楽になってこそという馬が多く、血統面から距離短縮の今回は強気にはなれないです。評価的には今回はヒモまでの評価、次回以降距離据え置き、または延長の1600m、1800mを使う時に買いたい馬です。

評価 買ってもヒモまで


・ファルコニア

近2戦は距離短縮で阪神1600mを使われているが、2走前の洛陽Sでは直線伸びきれず馬群を縫ってきたエアファンディタにキレ負け。1キロのハンデ差があるとはいえ、スムーズな競馬をした本馬に対し、大きく外に出すロスをしながら差し切ったエアファンディタとの差は大きく感じた。前走の六甲Sでは馬2頭分外を回ってきたエアロロノアに楽に差し切られる展開。川田騎手込みで競馬は上手いが、エア2頭との勝負付けは済んだ印象。重賞ではワンパンチ足りないと思います。

評価 勝負付け済み、変えてもヒモまで


※このnoteはここで終わっている...

■印

◎エアロロノア
○カラテ


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