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それって奇跡みたいな事じゃないすか

お久しぶり、パンダバちゃんです

パンダバちゃん、ふつうに週5で働く傍らバンドをやっていまして、先日、弊バンドの初ライブが行われました  夢、叶っちゃったよね

パンダバちゃんはもともと高校生の頃にバンドをしてたんですが、その頃は「Fコードで挫折した人」だったので、楽器を持たずにボーカルとして、学園祭のライブに出たりしてました 青春ですね

その後、いくつかバンドをしてみるも、どれも長続きせず、結局就職して1年くらいは生きるのに必死で、音楽はやらなくてもいいや、と思っていました


そんな2年目の夏、22歳になるまでに、若いうちにしかできない無茶をやりたくない!?と思い立ち、オリジナルバンドを結成 思い切りがよかったよね 若さだね

一応音楽の授業はけっこうレベル高いところまでとってたし、専門学校でも音楽理論をすこしやっていたけど、この時はまだ作曲なんて右も左も分からなかった

コードにはまらないメロディをつくってメンバーに指摘されたり、そもそも歌いながら弾けなくて毎日必死に練習したり、、、

そうやって、ライブに出ることを目標に続けてたバンドも、方向性の違いとかでメンバーが入れ替わったりしながら1年くらいで空中分解して、そのまま解散もせず、たまにスタジオ入ってカバーやったりして、ああもうこのままきっと二度とバンドを本気でやることは無いんだろうな、と思ったりしてました。心が折れるってーのはこのことですね。

わりと本気でやっていたからこそ、折れた心が再生するのには結構時間がかかって、バンドやりたいなーでもこわいなあ〜って、1年くらいずるずるアコギで弾き語りをして、ひとりなら方向性の違いとかないし、予定とか合わせなくていいし、配信でフォロワーさんも増えたし、このままで良くね!?と思ってライブなどに出ていた時、奇跡的な出会いをしました

それが、今のバンドのベース、たかひとくん

私の故郷にゆかりがあることがきっかけで仲良くなって、そのままアコギ弾き語りのライブに来てくれて、ライブの後、バンドやらない?俺曲作るし、と神みたいなお誘いを承け、曲作らなくていいのん?最高やんけ、やります!などと舐めた態度ですぐにOKした思い出がある
ちなみに顔がイケメンすぎて、ライブハウスでちょっと目立ってました 漫画かと思った

そして前バンドのドラムをしてくれていたしんみに声をかけて、今のバンド、ドッコが活動開始するんですが、スタジオに入る前、たかひとくんと2人で曲を作ってみよう!となって、下北沢のお宅にお邪魔して、なんとなく作り始めまして

そこではじめて、生で彼のベースを聴いたんですが、たった3つのコードで作り始めた曲が、たかひとくんのベースソロでとんでもない輝きを放ったのを今でも鮮明に覚えていて
こんな素敵なベース、聴いたことがなくて、その時はっきり、この人と本気でバンドをやりたい!と思ったんです


正直前バンドのこともあってビビっていたし、まあゆるーくたのしーくできたらなあ、くらいだったんですが、そのあまりにも素敵な音に、心の底の方がくすぐったくなるような、うれしさとかわくわくを感じて、この曲をライブでできたらどんなに幸せなんだろう、、と何度も何度も妄想してはニヤニヤして、、、気持ち悪いですよね でもそれくらい、彼の音は私を揺さぶったんです

そんなこんなで、気合いを入れ直して活動を続けるも、ドラムのしんみが色々あって辞めることに

あわててドラムを探すも、ドラムってのは人口がひじょーに少なく、わたしの知り合いは全滅、たかひとくんのお知り合いにもおらず、半信半疑でバンドメンバー募集掲示板に、ドラム!募集してます!!と投稿

すると、ねぎ というシンプルお野菜ハンドルネームの方からメッセージが届き、やりとりして会ってみることに

来るかどうかすら怪しいな、、と思って下北沢で待っていると、すらっとしていていかにもやさしそうな、好青年登場

これが現在のドラム、ねぎさん(本名でした)

このあと嘘みたいにサクサク話が進んで、スタジオに入ったらもうとんでもなくて

ねぎさん、私が作った曲を譜面に起こして全部完璧に叩けるようにしてきてくれていたんです

それに、曲に対して意見くれたり、たくさん案を考えてくれて、ねぎさんの言葉ひとつひとつが涙出そうになるくらい嬉しかった こんなことって、ないですよ


前のバンドでは自分の曲をボロクソに言われたり、練習の時覚えてきてくれてなかったりとか、散々だったってのもあるんですが、やっぱりこう、自分の作った曲をちゃんと聴いて、自分たちの曲にするんだ!という意思で動いてくれるのは本当にありがたいことで、ますます気合いが入りました メラメラと


こうして体勢が整って、ねぎさんが加入して2ヶ月、やっとライブができたんです


バンドでいつかオリジナル曲でライブしたい!たかひとくんと作ったあの奇跡みたいな曲を、人に届けたい!という夢が、ついに叶いました


たかひとくんは他でバンドもしてるし、そもそもねぎさんたかひとくんみたいにリズム隊の人たちって需要があるので機会が多いだろうけど、ギタボは星の数ほどいて、その中でわたしみたいな下手くそ野郎についてきてくれて、一緒に曲を作り上げてくれて、おなじ熱量をもってバンドをできている、そしてそれを聴いてくれる人がいる、というこのすべてが、奇跡みたいなことで

わたしはずっと、これがやりたかったんだなって改めて実感したのと同時に、この環境を手離したくないな、もっともっと頑張って二人にも、ギタボはわたしじゃないと!と思って頂かないと

この奇跡が当たり前じゃないってことをぐーーっと噛み締めて、もっと練習しまくりたいと思った夜でした

長くなったけど、ドッコ、たかひとくん、ねぎさんが大好きで、最高すぎる2人をもっといろんなとこにつれていけるようにがんばりますわよ!ってわけだ!!


さらなる飛躍をしちゃうのだ  またかきます  終わり




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