Mリーグ

内川プロの投稿に便乗して、最近ハマってる「Mリーグ」の魅力を話そうと思う。

まず、Mリーグとは何ぞやってとこから。
Mリーグは、一昨年2018年に発足した日本初の麻雀プロリーグで、プロ雀士が3人〜4人のチームを組んで、約半年かけて90試合戦い、その年最強のチームを決めるというもの。
「麻雀を将棋や囲碁に並ぶ文化スポーツとして根付かせたい」というサイバーエージェントの藤田晋社長の想いが形になったとかなんとか。

あと、そもそもなんでMリーグを見始めたかというと、将棋の香川愛生女流三段が、「ALLSTARLEAGUE」という様々な分野の著名人たちが集まって麻雀のリーグ戦を行うというAbemaTVの番組に出るというから、詳しく調べたらなんとお笑い芸人も出るとわかった。麻雀自体は社会人になってからのコミュニケーションツールの一つとして必要になるかと思いアプリでたまにやってた程度で特に好きではなかったが、将棋もお笑いも好きな自分がそれを見逃すわけにはいかないと思い当然のように視聴。
そこで出会ったのが、解説を担当していた渋谷ABEMAS所属「最速最強」多井隆晴プロだった。多井プロ自体は、以前AbemaTVの別の番組で見たことがあったけど、その時は「こんな人いるんだなぁ」くらいにしか思ってなかった。これは後にわかることだが、「日本で一番麻雀の解説をする男」と本人が言うくらいで、とにかく喋りがめちゃくちゃおもしろかった。例えるなら、将棋界で一番解説がおもしろいと言われる木村一基王位くらいおもしろい(逆にわかりづらいか苦笑)。そこから、「ALLSTARLEAGUE」を見る目的が、「著名人の違った一面がみたい」だけじゃなくて、「多井隆晴が見たい」が追加された。その後、解説で登場される他のプロ(多井プロと同じABEMASの白鳥翔プロなど)にも興味が湧いてきたこともあり、多井プロの解説目当てにMリーグを見始めた。一度見始めると隣の将棋chではなかなか味わえなかったスピード感のある展開に目が離せなくなって、営業の合間に見るようになった。

とまあ、前置きはこんなところで、実際どんなところにハマってるのかを話していきます。

まず一つ目は、個性的なプロ雀士たち(Mリーガーと呼ばれている)。
Mリーグには、前述の多井プロを始め、個性的なMリーガーがたくさんいる。各選手には各々の特徴に合った“異名”のようなものがあり、より親しみやすくなっている。
例えば、
「最速最強」多井隆晴プロ
「卓上の暴君」瀬戸熊直樹プロ
「リーチ超人」村上淳プロ
「最速マーメイド」魚谷侑未プロ
「魔王」佐々木寿人プロ
「ゼウスの選択」鈴木たろうプロ
「手順マエストロ」内川幸太郎プロ
などなど。
また、個性という点で言えば、手っ取り早く麻雀を知らない人でも食いつきたくなる、イケメン選手、美人選手の存在も欠かせない。
俳優でもある萩原聖人プロ、モデルでもある岡田紗佳プロは当然その代表格だが、それだけじゃない。
イケメンなら風林火山の滝沢和典プロ、サクラナイツの内川プロ、美人なら瑞原明奈プロ、高宮まりプロなどなど、芸能人でもある前述の二人に負けず劣らずの選手がたくさんいる。ちなみに個人的にはドリブンズの丸山奏子プロがどストライクだったりする。
あと、ある意味ルックスで忘れちゃいけないのが、我らがABEMASの白鳥プロ。最近發王(りゅうおう、と読むらしい)という大きなタイトルを取り、今期も勢いに乗る白鳥プロのトレードマークはやっぱり鮮やかな金髪。コアなファンには白鳥プロの頭皮を心配する人もいるとか。先週から赤髪に変わり、その後多井プロが2連勝したことを「僕のおかげですね」とか言ったりしている(かわいい)。
これは余談だけど、ABEMASの日向プロが同郷の長野県出身と最近知って、なおさらABEMAS推しになった。さらに、内川プロも同郷と知って、個人的に推しに加わった。

実は、多井プロにどハマリしたきっかけはおもしろいとかとは別のところにある。
去年、Mリーグ期間中に一人の俳優さんが事故で亡くなられた。その方は前述の「ALLSTARLEAGUE」にも参加しており、麻雀好きで普段から多井プロをヒーローのように慕っていたそうだ。多井プロは、事故の直後の試合に出場し、入場時には天を見上げた。そして、見事トップを取り、勝利者インタビューで「今日は絶対に勝ちたかった」と語り、「いつも麻雀嫌いとか辞めたいとか言ってるけど、もっと麻雀を頑張って、ヒーローにふさわしくありたい」というようなことを言っていた。そのインタビューを見て、ぶっちゃけ泣いた。なんなら書いてる今も思い出して泣いてる。かっこよすぎるだろ、たかはる。

とまあ、多井プロの話は置いておくとしても、こんな感じで個性溢れる選手たちが集まっている。

そして、Mリーグ最大の魅力は、「チーム戦」ということ。長いシーズンを戦っていく中で、各選手にも当然好不調の波がある。実際、なかなか勝てていない選手もたくさんいて、それでも、チームのポイントを個人のポイントだと思って戦えと言って不調の仲間を送り出したり、チームメイトの大敗を受けて仇を取るような勝利を上げたりして、少しでも上の順位を目指している。これは、各チームのSNSなんかを見るとよくわかる。昨日の内川プロの四暗刻放銃のシーン、両チームの控室の様子がTwitterに上がってるのでぜひ見てほしい。

ここまで来て、なんかもう何が言いたいのかわからなくなってきつつあるから、もう最後の一言。

Mリーグ、めちゃくちゃおもしろいからみんな見てくれ!



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