「蜜蜂と遠雷」見ました。

高校の同級生で、シンガーソングライターのヒグチアイさんが出てるということで、シンフォニー音楽劇「蜜蜂と遠雷」を見ました。
当初は帰省の予定が無くなりそうだったので、福岡まで見に行こうか迷っていましたが、幸いにも公演が始まってから神奈川公演の千秋楽が配信されることになったので、配信にて視聴しました。

原作は読んだことがなく、事前情報もほとんどないまま、わりと直前になってヒグチさんが結構良い役っぽいことを知ったくらいです。
“シンフォニー音楽劇”という新しい試みであることも含めて、原作を読んでいる人からすると賛否両論ありそうなものですが、逆に情報が無かったのでこういうものかと自然に受け入れることが出来たように思います。

以降、中身に関しての感想になりますので、そんなにないとは思いますが一応ネタバレされたくない方はご注意を。

ヒグチさんに関する部分は長くなりそうなので後に回すとして、まず一番に伝えるべきは、ソプラニスタの木村さん、口パク下手とか言ってごめんなさい。テレビに無線のネックスピーカーを繋いで視聴していた都合で、口と声が合っていないのは承知のことだったんですが、その上声自体も見た目と合っていなかったので、完全に口パクだと思っていました。後半の三重唱の部分で、あれれ?となって調べてみたら、ソプラニスタということで、大変失礼しました。
主演?の中山くん、ジャニーズだけあって、やっぱり動きが綺麗。歌の方は本職も多かったので、まあジャニーズレベルという感じでしたが(個人的にはマッチみが凄かった笑)、やっぱり踊りの部分はさすがの一言。終幕後の座長としての回しも含めて、改めてジャニーズのショーマンシップの高さを感じました。
あと、パーマ大佐、良い役もらったなぁ。
ピーターも、さすがベテランという感じでした。

そして、本題のヒグチアイ。
一緒に観ていた妻は、「もっと棒読みかと思ってた」と言っていましたが、何のことはない、違和感のない演技。元々ハマり役だったのかなという印象で、本人も無理なく演じられてたように思います(何様)。歌のパートもピアノのパートも、一応本職なのでさすがでした。歌も楽器も、本人は悩みながらやってきたことなんでしょうが、歌もピアノも上手くて、その上ギターもベースもドラムも叩ける(高校時代はバンド組んでた)、当時から羨ましいと思っていました。

ヒグチアイについて言及する際によく言っていることですが、自分の夢の一つだった「歌で食べていくこと」、それを、いっときの、さらに一部分とはいえ同じ時間を共有した彼女のことは、憧れでもあり、羨ましくもあります。音楽に向き合い続けてきた彼女と、自分の都合で音楽から離れた自分、差があるのは当然のことなんですけどね。
そんな彼女には、こちらの夢を勝手に押し付けていきますが、これからも魅力的な音楽を見せ続けて欲しいです。
4月からテレ東のドラマのエンディングも担当しているようなので、みなさま今後ともヒグチアイをよろしくおねがいします。

最後に、

やっぱり生で見たかったなぁ〜。



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