ラジオソング【番組の関連曲①】
今回はラジオに関連した楽曲について語ってみたいと思います。
「オールナイトニッポン ミュージックウィーク」のおかげで
音楽最高ーーーーーーー!!!ってなっちゃってますからね。
音楽を語るなら今しかないのです。
そんな訳で、私の大好きなラジオソングを3曲……
Sacre Francais (Ready Made Happy Charm Fool Mix) / Dimitri From Paris
(【おぎやはぎのメガネびいき】CM入りジングル)
曲名は「サクレ・フランセ」と読むらしいです。
伝説の電波ソング「Neko Mimi Mode」を作ったフランス人DJの曲ですけど、
番組で使われているのはピチカート・ファイヴの小西康陽さんのリミックス版ですね。
ダカダカダカダカ!とフェードインしてくるスネアが超クールで。あのダカダカは「大都会交響楽」のイントロを彷彿とさせますね。
このオシャレで妖しげな曲がおぎやはぎのトークにやたら合うんです。
お二人のグダグダなノリ、毒々しいギャグを、絶妙なタイミングでシメてくれるという。スパッと気持ちよくCMに行けるんです。
以前、ラジオリスナーバトンという企画に参加させて頂いて、
バトンをくれた“ある方”から「好きなジングルは?」と質問されたんですけど、その時もこの曲を挙げました。
数あるラジオ番組のジングルの中で、このジングルが一番好きですね。
ってか私の某番組のジングルキャラ、イジってきてんじゃないよペリーさん(笑)
星空のパスポート / 芳賀ゆい
(【伊集院光のオールナイトニッポン】企画CD)
芳賀ゆいって誰?という方はまずwikiにダイブしてきてほしいんですけど、
とにかくフツーにこの曲が大好きなんです。
「星空のパスポート」。もう字面だけでロマンティックですよね。
メロディは凄くキレイだし(特にBメロ)、ベースラインはテクノだし。
芳賀ゆいのバカヘタだけどキュートな歌声もクセになりますよね。
超上品なアレンジは小西康陽さんによるもの。また小西!
強く印象に残っているのが【芳賀ゆいのオールナイトニッポン(1990.06.30)】のエンディングです。
芳賀ゆいがこの曲をリスナーの前で歌い、リスナー達がコールを絶叫するというシーンがあります。
この絶叫自体はオタク丸出しで超キモいんですけど(笑)、そのシーンに私は思わずグッときてしまったんです。
芳賀ゆいって、伊集院さんとリスナーが妄想で作り出した架空の存在。でもリスナー達のマジの声援を聞いていたら「芳賀ゆいって本当にいるんじゃないか?」って気がしてきて。妄想を現実に変えるラジオの魔法みたいなものを感じてグッときたんですね。あの歌の間だけ、芳賀ゆいは妄想ではなくきっと実在していたはずです。
この曲を聴くたびに「芳賀ゆい、今も元気にしてるといいな。」なんて事を少しだけ考えてしまいます。
Friend Ship / 星野源
(【星野源のオールナイトニッポン】エンディングテーマ)
この曲が番組のエンディングテーマで本当に良かったなって思います。
くだらないトークの後、メロウな曲で余韻を残すラジオに惹かれてきたので。
悲しい歌詞だけど明るい雰囲気の曲って、真夜中によく合います。
この曲、私にとってアウトロクソやべぇ曲なんです。
マリンバのフレーズが響く中、アナログシンセの温かい音が入ってきて、キラキラ輝きながらフェードアウトしていく。曲の世界が永遠に続いていくような余韻があるんです。
あと、ラジオだと番組の最後に『星野源のオールナイトニッポン』ってタイトルコールが入るんですけど(一部放送局を除く)、
最後のタイトルコールと、そのあとのほんの数秒のしーんとした静寂。
あの静寂が狂おしく好きなんです。余韻、最高。
星野さんはこれからも色んな作品を発表されると思いますけど、この曲はずっとエンディングで使ってほしいなって思います。
……といった所で、今回の記事は終わりです。
ご紹介した3曲、皆さんにもぜひ聴いて頂きたいですね。
ネットの友人「Y.T.」に音源を試聴させてもらうのもいいかも知れません(笑)。
最終的に曲を買ったり、CDをレンタルして頂ければ幸いです。
語りたい楽曲はまだまだあります!
次回のミュージックウィーク(やってくれるか分かりませんけど)の時に、また!!