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人を動かす具体的な伝え方とは?

どうも!声づくりと話し方コーチのたくです

今回は、

人を動かす具体的な伝え方のコツを伝授したいと思います!



具体的な説明力と説得の話法を身に付ける事ができれば、
自分の思いや考えをしっかりと言葉にする事ができます。
話し終わった後に「なるほど確かに!」と相手を頷かせる事ができます。
言葉の力で人を動かし、仕事や人生をより良い方向に変える事ができます。
具体的に伝える力をガッチリ磨き上げて
人前で話す事に自信と楽しみを持ちましょう!

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 こんなお悩みありませんか?


・具体的に説明するのが苦手…
・一生懸命説明しても伝わらない…
・言いたい事がまとまらない…

とか
・何からどう伝えて良いか分からず、いつも行き当たりばったりで話してしまう。
・話をしているうちに、自分でも何を言っているのか分からなくなってしまう。

・目の前の人を頷かせたいけど、何を言っても全然相手に響かない。

こんなお悩み、ございませんでしょうか?


だから話す事がますます苦手になってしまう。
人前に立つと「伝わらなかったらどうしよう…」
と不安と焦りでいっぱいになってしまう。

頭が真っ白になってしまい、それでも頑張って話してはみるものの…
「結局何が言いたいの?」と言われる。
完全に自信損失です。

仕事の成果も上がらず、人間関係も広がらず、やりたい事にチャレンジする意欲もなくなる…と言う、仕事と人生の悪循環を招いてしまうかもしれません。

「冒頭からいきなり大げさですね、コーチ」
と思われたかもしれませんが、
話し方の良し悪しが、仕事にも人生にも大きく左右すると思います。


なぜなら、僕自身がそうだったからです。
セールスマンなり立て頃、商品の良さを具体的に説明ができず、お客さんは塩反応、営業成績は鳴かず飛ばずで、毎月下位にいました。
店長だった頃は、全体会議で意見を求められても、具体的な施策が説明できず、
「もっと考えをまとめてこい!」と大恥をかいて、「彼は店長で大丈夫なのか?」
と全体評価を落としてしまったりと、
具体的な主張や説明ができなかったがために、仕事ではいつもストレスと行き詰まりを感じておりました。

何となくの考えはあるのに、それを言葉にしたり、まとめたりすることが出来ず、人前で話す事に、自信を失い、何をやってもうまくいく気がしませんでした。

もちろん、今でこそ、これらの問題は解決しましたが、もしも、あの時、具体的に伝える力が身に付かないまま、今に至っていたら、想像するだけで、恐怖です。

「人に伝わらないんじゃ、仕事にならない」と
「今の働き方、生き方、できなかったな」と
「ずーっと息苦しい人生を歩んでいたのかも」と

ですから、
具体的な説明力と説得の話法は、
仕事のパフォーマンスを高める上でも、
人生を伸び伸びと楽しく過ごすためにも、
絶対に必要だと僕は思います。

説得力のある話し方|具体的に話すコツ|説明上手になれば仕事・人間関係が上手くいく!


では、どのようにしたら具体的に伝える力を身に付ける事ができるのか?

具体的な説明に必要なのは、3方向で捉える事です。

自分の言いたい事や、頭の中で浮かんだ事をそのまま話すだけでは絶対に伝わりません。
かと言って、細かい話や専門用語など難しい言葉で知識をひけらかしても、やっぱり伝わりません。

自分では、分かっている事。を、何の加工も手直しもせず、そのまま相手に届けても、相手には伝わらないと言う事です。

で、そもそも具体的とは何か?

広辞苑によると、
全体を具備する事、形を備え、存在が感知できるさま。
と記されております。
ちょっと難しいですよね。かみ砕いて説明すると…
全体を具備するとは、
いわばアウトラインです。先ずは何となくを分かってもらうシンプルな説明をする事です。
そして、形を備え、存在が感知できるとは、事例や例え話などを用いて、
聴き手がリアルに想像ができる情報を提示する事です。
 

つまり、人を動かす具体的な伝え方とは、

シンプルな言葉を冒頭においてから、3方向の事例や例え話で伝えると良いのです。

これをSSMMフレームと僕は名付けています。

「シンプルな言葉を冒頭においてから、3方向の事例や例え話で伝える?」
これだけだと、抽象度が高すぎて、具体的ではないですよね。
と言うか、
「SSMMフレーム?また小難しい言葉使うな~」
と思われた方もしれませんが、
話し方って、フレームと言う型に沿って話を組み立てると、めちゃくちゃロジカルになって、聴き手も断然理解しやすくなるのです。

ですから、SSMMと言うキーワードを先に覚えて、そこから具体的な説明手順を学習していきましょう。

ちなみに、このSSMMフレーム
正直、全然難しくありません。本当に簡単です。

SとMが2つですから、すぐに暗記可能ですし、いざ、具体的に話そうって思ったら
「先ずはS、次にS、そしてM、M」と、的確に説明手順を踏めますので
再現性もあります。

もちろん騙しはしませんが、騙されたと思って最後までお読みください。きっと、この記事をご覧になった後は、SSMM使いたくなっているはずです。笑
そのくらい手軽で、簡単で、再現性が高く、
具体的説明による説得力が格段と上がるはずです。

具体的に伝わるSSMMフレームとは?


っと言う事で、SSMMフレームについて解説をしていきます。
SSMMとは
シンプル、セルフ、ミクロ、マクロの略です。

シンプルに伝えて、セルフ、ミクロ、マクロの順で、事例やたとえ話を用いる。
ちなみに、
セルフとは、自己体験や実体験で話す。
ミクロとは、他者体験や身近な事例で話す。
マクロとは、幅広く捉えて、社会全体の事例やデータで話す。

と言う意味合いです。

自分、身近、全体と、説明の規模を段々と広げていく手法です。
全体事例だけだと、抽象度が高くて、現実味がない。
かと言って、自分の体験談や身近な体験談だけだと、証明力が弱い。
ですから、自分、身近、全体と、3方向で捉える。
これがSSMMフレームです。

例えば、このペンをオススメするときに、
「このペン、御社で採用してください」とシンプルに主張して
「とても使いやすいので、僕自身も愛用しています」と自己体験を伝えて、
「僕の友人も、このペン使いやすいって愛用しております!」と身近な事例も添えて、
「実はこのペン、当社No1の売れ筋商品で、
お取引企業の80%以上が利用しているのです」
と、全体の事例やデータも添える。
このように、3方向で説明をすると、とにかく説得力がある。
そして、分かりやすい、理解がしやすいのです。

いかがでしょうか?

SSMMフレーム、なんとなくご理解いただけましたでしょうか?

「まあ、何となくは分かったけど、それだけだと実用性がないと言うか、
実際にどう使えばよいか分からないですよ」
と思われたかもしれません。
仰る通り、確かに、シンプル、セルフ、ミクロ、マクロの順で説明しましょう!
だけだと、イマイチ、実用の仕方が分かりません。
そして、仕事においては、ただ商品を勧めるって、場面だけではないはずです。
 
▶上司や他部署へ相談する場面
▶会議で自分の考えを示す場面
▶勉強会などで全体への情報共有や業務レクチャーをする場面
▶新たな事業プロジェクトをプレゼンする場面

などなど、具体的な説明力が求められるいろんな場面があるはずです。
そんないろんな場面においてSSMMフレームを実用できるように、場面ごとのSSMMフレーム実用パターンを3つご紹介したいと思います。
 

1つめの実例は…


▶とあるプランでクライアントとの交渉を進めていきたい。
と上司へ報告する場面

「部長、現在進めているA社との商談の件で、ご報告よろしいでしょうか?
A社へ提案するプランを考えてみたのですが、Eプランで進めたいと思います。
念のため、田中主任にもプラン内容を確認いただいたのですが、問題ないとの事でした。
ちなみに、A社とのこれまで商談内容や要望も改めて調べてみましたが、コスト面、サービス面共に、やはりEプランが最もA社には最適だと思います。いかがでしょうか?」

以上のように、
セルフでは、わたしはAプランを提案したいと。
ミクロでは、身近の先輩にも確認したと。
マクロでは、A社の商談内容や要望も調べたと。
自分の提案を軸に、確認や調査の範囲を広げた事が、先ほどの報告で伝わるので、部長も思わず
「そこまで言うなら、Eプランで進めようか」
と言ってくれるはずです。
 

2つめの実例は…


▶全体会議で自分の部署の業績を残念な部分も含めて報告する場面です。

「それでは、今期の業務報告を致します。
目標売上は達成できなかったものの、チームの成長に著しく変化があった今期でした。
と言いますのも、チームである高橋さん田中さんともに、ミスが大幅に減り、業務スピードも格段と上がりました。これは売り上げにも貢献していると言えます。
尚、売り上げについては、昨年対比で120%。昨年より売り上げは上回ったものの、目標としていた昨対180%に到達する事はできませんでした。
ですが、メンバーの成長は今後の売上にきっと反映されますし、昨年一昨年と比較しても、売り上げは確実に上昇を推移しておりますので、来期は更に良い報告ができると確信しております」

以上のように、
セルフでは、業績報告を自分の見解で伝えました。
ミクロでは、メンバーの変化をコメントしました。
マクロでは、昨対売上や推移、メンバーの変化など、まとめました。
良い部分も残念な部分もバランスよく説明しながら、最後は前向きなコメントで報告を終える事で「具体性があり、上昇志向がある人だな」と言う印象が与えられます。
 

3つめの実例は…


▶社内の勉強会の進行役として全体へ知識習得の重要性を示唆する場面です。

「本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
早速ですが、今日の勉強会の主旨は、サービス品質を高めるために各々が業務知識を更に高めていく事です。
先ずはわたくし自身の話となりますが、業務知識を深めた事で、クライアントへの商品説明が円滑になり、当社サービスを快適に利用いただき、顧客満足につながったと自負しております。
他方、仕事の忙しさもあり、なかなか新たな知識の習得が及ばなかった身近な社員は、クライアントへの不十分な説明や満足度の低下により、受託率が下がったり、予期せぬクレームになった事例もありました。
今、業界全体が、大きな岐路に立っていると言えます。
目先の売上だけを追った企業は業績が著しく低迷し、倒産になった企業もあります。
よって、長期目線で顧客満足を高める事が、企業存続で最も必要だと思います。
ですから、今日の勉強会では、クライアントへの幅広い提案ができるように業務知識の更なる向上に努めていただきたいと思います。」

以上のように、
セルフでは、業務知識があったことで顧客満足につながったという自分の体験談を。
ミクロでは、業務知識が不足して顧客の不信感につながったという他者の事例を。
マクロでは、業界全体の実情と企業のこれからの指針を述べてメッセージ性を強める。
これを聞くと、参加者誰もが
「たしかに、業務知識を深めないといけない!」と強く思うはずです。
 
3つの事例を通して言える事は、いずれも、具体的な説明の要素に
“説得材料”がある事です。

ただ詳しく説明をすれば、知っている知識を展開すれば、幅広く説明をすれば、相手が納得するか、理解するか、合意するか…
正直、しません。それだけでは。
必要なのは“説得材料”です。
説得材料を具体的に順序立てて説明する事で、
相手は納得するのです。理解するのです。合意するのです。
説得材料をセルフ、ミクロ、マクロで用意して、相手に展開する。


ちなみに、

SSMMフレームを実用するためのポイントは3つです。


①   先ず、説明や主張の冒頭では、長々と細かく詳しく話し出さない事です。
抽象度は高くて良いので、簡潔に、一言感覚です。
②   そして、自己体験や他者体験では、冒頭での説明や主張を下支えする、いくつかの事例が望ましいです。
③   社会全体で捉える際は、分からない事や感知できない事もあります。
そんな時は、当然に事前準備として、データや情報を集めましょう。

 
ここまで聞くと、セルフ、ミクロ、マクロ、3方向で伝える事も大事だけど、
セルフ、ミクロ、マクロ3方向で、予め事例を用意したり、情報を集めたりと、
事前リサーチも大事なんだな。とお気付きいただけたはずです。
はい、全くもってその通りです。

そもそも論ですが、事前準備なくして、具体的な説明はできません。
とまでは言い切れませんが、説明する事について、十分な理解や知識がなければ、具体的に説明する事自体が大変困難です。

インドネシアの社会情勢について教えてください!
っていきなり聞かれても、答えられません。だって分かりませんから。

ですから、自分はどう思うのか?身近な人はどうなのか?
過去の事例や広く捉えた現在の状況はどうなのか?
セルフ、ミクロ、マクロで事前情報を用意しておくことを心掛けてください。
 
 
僕自身もビジネスマン時代は、売り上げ断トツのトップ営業マン、
多くの厳しい商談をまとめてきた高い交渉力のある人たちと仕事をしてきました。
正直、僕よりも断然、営業力・商談力・交渉力がある方々がビジネスの最前線におります。

SSMMフレームとは、
そんなトップビジネスマンの手法をフレームワーク化したものなのです。
 
備えあれば憂いなし。と言いますが、話し上手の人、説明上手の人って、やっぱり用意周到な人が多いです。
行き当たりばったり、ぶっつけ本番で挑む人はおりません。

トップセールスマンも、凄腕のプレゼンテーターも、プロスピーカーも、
みんな、説得材料となる必要なデータを事前にしっかりと集めています。
だから、本番では、情報と言葉が掛け合わさって、具体的な主張となり、
人に感動を与え、人を動かし、自分が思い描く展開へ導くことができるのです。

自己、他者、社会全体と、3方向で捉えて、情報や説得材料を集めて、説明や主張をする。
これが、人を動かす具体的な伝え方の極意です。
 
「それってあなたの感想ですよね」
なんて、とある人の、有名な発言がありますが、主観だけに捉われた一方的な考えや意見は、相手に通じずらいですし、説得力に欠け、相手からの反感や否定を買いやすいです。

逆に、自分以外の意見や体験談に、社会全体の動向やデータを添える事で
・広い視野で物事を見られる人
・主観に捉われていない人
・情報リテラシーの高い人

そんな印象を相手に与える事ができます。
これが、説得力や納得感に大きく繋がるのです。

まとめと復習


では、最後にまとめたいと思います。
誰かに何かを具体的に説明や主張する際は、
SSMMフレームを用いましょう。

シンプルのS
セルフのS
ミクロのM
マクロのMで、SSMMフレームです。

冒頭はなるべく簡潔に伝えて、(シンプル)
次に、自己体験や実体験で話す。(セルフ)
その後に、他者体験や身近な事例で話す。(ミクロ)
最後に、社会全体の事例やデータでも話す。(マクロ)

シンプル、セルフ、ミクロ、マクロ

自分、身近、全体と、説明の規模を段々と広げていきましょう。
そのためには、日ごろから、自分はどうか?身近はどうか?
社会全体はどうか?
と3方向で捉える視点や意識を持つと良いです。
 
客観的に物事を考えらえる人と言うのは、
判断を誤る事がなくなりますし、組織では重宝されます。
話し方だけに捉われず、物事の見方や考え方を幅広くもっておく事で、
いざ!と言うときにロジカルでクリティカルか意見が言えるのです。

ですから、
伝える順序、伝える中身、中身を濃くする事前準備、大切してください。
具体的に伝える力とは、十分な事前準備をもってSSMMフレームを用いる事で実現されます。


以上となります。

声づくりと話し方塾では、
話し方の悪い習慣を断ち切り、新たな習慣に切り替えるための学習方法。
そして実践方法が身に付くノウハウを惜しみなく公開しております。
是非、今回の記事だけでなく、他の記事もご覧になって、話し方スキルをどんどん磨き上げてください。
 
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以上、声づくりと話し方コーチたくでした!

また次の記事でもお会いしましょう!

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