オーガニズム

世の中が荒れている
うそや独善、無法や暴力、無関心
心が痛む

世の中ほんとうはこうあるべきだ
自分だったらこうしたい
原理はこうしたい
ルールはこうしたい
やりかたはこうしたい
自由とはなにか
精神とはなにか
そうすればよい世の中になる

それを思う自分の中身はどうか
原理はあるか
ルールはあるかやりかたはあるか
自由とはなにか
精神とはなにか
そうすればこんな人になれる

そのはずなのに

自分の中で起きている
うそや独善、無法や暴力、無関心
それを容認して看過していないか

国が異なるように
人も異なる
ただし要素と構造から成り立っている
その運用、統治が健全に機能しているか
そこからものごとが実現し社会が紡がれる
有機的な内面の運営
内面と外面のダブルスタンダードを廃する
オーガニズム

自分だったらどんな国をつくるか
まずは自分の内面で願いを叶える
自分を調える、自分を治める

内的に独善的な人間が社会で善良を訴えるなど
ちゃんちゃらおかしいのだ
差別の撤廃を訴えるような人間が
差別的な価値観を受容している
とか
笑えるがここはシリアスに
謙虚さとは自分を消したところに現れるのだ
そんなことに平和があるのでしょう