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安全基地としてのルームシェアズ

イグナッツ!!で兼近さんが川端康成を「天才だ!!」と激賞していましたね、漫才とリンクしていて最高ですね!川端康成いいですよ!!天才の変態ですよ!!


さて、われらがルームシェアズのギャラクシー・バイザウェイ小澤さんがご成婚だそうで・・・おめでたいですね、人生の新たな門出をお祝いいたします!

みんな大好きルームシェアズ。鷺宮のアパートから変わらない3人の雰囲気。三軒茶屋の一軒家から配信されていたわちゃわちゃインスタライブ。切なくなるほど愛おしい男子3人がラーメンを食べるキッチン。がらんとしたタワマンの床で寝っ転がるリラックスした姿。ルームシェアズの中では兼近さんが汎化された一人の成人男性に見えてくるのも面白い。

ジッターのみなさんにとって、兼近さんの基本的生活習慣は心配の種だと思います。怖いですよね、放っておくと一日一食卵かけご飯になってしまうとか、ちゃんと寝てるのか起きてるのか免疫大丈夫か帯状疱疹になっていないかゲームしすぎてないかまた白米に塩かけて食べてるのか、シンパイになります。(保護者面して言っていますが本当に余計なお世話ですね、ごめんなさい。実際20代の大学生なんてそんなもんでした。)

そんな兼近さんが、お仕事で疲れて帰宅したときに、家に人がいるってすごく良いことだと思うんです。嬉しいことも嫌なこともいろいろあるけど、家に帰れば昔と変わらないいつものメンツで過ごせる、って、安全基地だなぁと思っています。

そしてまた、望月さん小澤さんのもつ空気感が最高なんですよね。インスタライブなど拝見していると、穏やかで誠実で、私などすごく安心して癒されてしまいます。


大切な友達同士の時間をコンテンツとして消費するのは気が引けるのですが、(また、切り取られた一部分しか見ていないことは重々承知ですが)とても貴重でかけがえのない日々を見せてもらっていると感じています。この日々が永遠に続くわけではないことも理解しています。そして、だからこそ、小澤さんおめでとうございます、新たなる日々に幸多からんことを、とお祈りするのです。



【DJ松永『友達について考えてる・・・いい奴らだな』】

友達、といえばイグナッツ!!の森羅万象10文字委員会「友達」の回がまた良かったですね!!お題の「友達」について4人それぞれが10文字で表現していて、どれもすごく素敵で、りんたろーさんは「いい番組になってる!」とツッコミをいれていましたが、本当にいいな~!と思って拝見しました。

中学生って切実に「友情」「友達」が大切だと思っているんですよね。もう、この世で唯一価値があるもののように思っている。また、彼らの好むコンテンツも、美しい友情があればだいたいの困難は乗り越えられるようにできている。道徳の授業ですら「真の友情」っていう価値項目がある。そうやって世間も大人も「友情は大切だぞー、友達大事にしろー、仲良くしろー」って過剰にプレッシャーをかけていくわけです。


だから、中学生は必死になって「真の友情」を探そうとするし、「真の友情が見つからない!」と思うと不安でたまらないし、ノリが良くて友達の多い生徒はクラスで偉そうに見えるし、友達が少ない・いないと思っている生徒はなんだか肩身が狭い。友情は確かに尊いし、友達は大切です。だけどそこまで中学生を追い込んじゃいかんと思うのです。友達関係で悩む子はすごく悩むし、時には学校に行きたくなくなる。

そんな、ちょっと学校に行けてない昼夜逆転した中学生が、深夜にふとテレビをつけた時、EXITとCreepyNutsが「友達の基準や形は違ってていい」とか、「俺ら親友やんなっていうノリが苦手」とか言ってくれると、もしかしたら「あ、それでいいのか」って思うかもしれない。イグナッツ!!という深夜番組の可能性はそういう所にあると思うわけです!!

でも下ネタで喜んでる3人と、1人大人なりん兄ぃの会話も大好きです。






2021年4月現在、田舎の中学1年生に人気のある番組1位はイッテQ、2位は突破ファイルでした。彼ら、ちゃんと「杉田玄白解体新書出版しといてー!」がすらすら言えるんですよね。よく覚えてる。テストに出ますよー。