Modern Playground Curated By Local Community

Nike SB Japan | Hopefuls & Nopefuls Chaos Derby

三井不動産は、会社政策としてスケートボードに注目を置いているのか?お台場DIVERCITY、渋谷MIYASHITA PARK内のスケートパーク再オープン。都市部の人口に対してスケートするスペースが少ない東京でスケートボーディングに対して巨額な投資を行う企業は、いまのところ三井しか思いつかない。

駒沢公園への投資提案さえ「スケートボード自体が迷惑で問題」と踏み込んだ話をする事さえ難しい東京。中野区など、ローカルの10年を超える活動の元、区役所の倉庫にスケートランプなどを保管し、イベントに協力してくれる区は例外として、スケートインフラ整備に投資する行政はみつからない。

「若者の意見を吸い上げる」地元の政治家との仕事の進め方ではスピード感はない。行政と比べ、企業投資は数倍のスピードがある。

人口流入の高い豊洲・有明地区では、外から多くの居住者がおり、新しいコミュニティーが形成する事をサポートする目的で、期間限定で10月18日にオープンした「Tokyo Sport Playground Sport x Art」は構想から約2年で現実のものとした。このスピード感、行政では難しいと思う。

さて、突然出来上がった新しいコンセプトのパークには、長年の市民活動の結果で出来上がった公共公園とは違い、そこに根付く「ローカル」の存在が必要である。スケートパークを取り入れた目新しい姿のパークは、地元の人たちが大いにその利益を享受すべきであり、期間限定という限られた時間を有効活用する為にに、また江東区豊洲の秩序を守る為に「コミュニティーリーダー」が遊び方を作り上げていく必要があった。

そこで「Chaos Fishing Club」という江東区で活動するスケートコミュニティー (転じてDIYでスクリーンプリントのTEE シャツを売っていたストリートファッションブランドとなる)が、これからのTokyo Sport Playgroundを牽引する事となり、オープニングイベントのキュレーションを任された。

2021年に向けて、彼らがどのようにコミュニティーキュレーションを行なっていくか楽しみ。

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