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パントテン酸 『3大栄養素の代謝やホルモンの合成!』

パントテン酸の語源はギリシャ語で『広くどこにでもある』という意味で、色々な食品に広く含まれています。
さらに、腸内で合成されるので、不足する事はほとんどありません。
体内のすべての組織にとって必要不可欠なビタミンです。
パントテン酸はコエンザイムAという補酵素の構成成分として、タンパク質、糖質、脂質のエネルギー産生やホルモンの合成など、全身に影響を及ぼす多くの反応で重要な働きをしています。
HDL(善玉)コレステロールを増やす作用もあるので、心臓や血管などの病気予防にも効果が期待できます。
また、パントテン酸はストレス時に副腎皮質から放出される抗ストレスホルモンの合成を促進する働きがあるため、「抗ストレスビタミン」とも呼ばれます。
ビタミンCを助けてコラーゲンの生成を促すため、皮膚や髪の健康を保つ働きも期待されます。
また、神経細胞や免疫抗体の合成などにも関わっています。

多く含む食品として、レバー、カレイ、たらこ、鮭などがあります。
基本的にパントテン酸が不足するという事はありませんが、念のため覚えておいても損はないと思います。

ビタミンに関する全体像について知りたい方は、是非こちらの記事も合わせてご覧ください。


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