Golden Leverのパーツ変更指南&お勧め手順

ここ半月程ハマっていたGolden Leverの部品換装について、私の考えをまとめておこうかと思います。

まず妙な私的ランクから述べると、

~GoldenLeverパーツ換装の必要労力ランキング~

殿堂入り:オールドレッド+黒コアのコア取り外し作業
SS:スイッチ(自体)の変更
ーーネジ&ナット装着の壁ーー
A: シリコン変更 / コラー変更
ーーレバー取り外し&分解の壁ーー
C: アクチュエーター変更 / シャフト変更 / スプリング変更
ーーーEリング取り外しの壁ーー
D スペーサー設定(スイッチ位置修正)
E  バットorボールトップ変更 etc

という労力の違いがあると言う事を広める所から始めさせて頂きます。

結論から言うと、ランク的に飛び抜けているA級及びSS級妖怪から攻めていくべきでしょう。他の箇所とは組み立てにかかる労力が相当違います。
殿堂入りのは…やっちゃった人頑張れ!

ってわけで ↑ のランキングと他パーツに対する相性を鑑みた上で、GoldenLeverの組み立てのパーツ決定順としてお勧めなのは

1 . シリコンゴムの決定

画像1

まずこの辺りは早めに決めた方が良いと思います。

決定方法は手の筋肉搭載量との応相談。なかやまきんに君ごっこが始まる。

おーい俺の筋肉!

画像2

ヤレるって返事が返ってきたなら55A~でも良いかも知れません…が多くの日本人は45±5A程度かな?

この部分を決める要因はレバーの持ち方等にもあると思います。あるいはレバーの握っている位置の高さもゴム圧の感じ方の要素の一つになるでしょう。

また、大会など短期戦に賭ける事が多いのか、長時間やりたい派なのかでも選択は変わるかも知れません。

で、始めにこれを決定したい理由として、上記のA級妖怪にランクしている事に加えて+αの理由がありまして、

シリコンのゴム圧設定は、

・コラーへのシャフトの当たり具合にも関わる
・マイクロスイッチへの届き具合にも関わる
・マイクロスイッチとの相性にも関わる

一番他パーツに関わる事が多いパーツだからです。いっちばーーんです。

この辺りがスイッチより先んじたい理由となります。


具体例としては、

①後ほど低反発のシリコンに変更した場合

前と同じ力で入力した際に力が入りすぎてコラーに(より大きな力で)衝突してロスが生じる場合がある
→シャフトを小さくする事も考えられる

あるいは6N23等のNを通すコマンドが高反発を介さなくなった事でNに戻らず抜ける場合がある。
→スイッチの位置調整をし直す事になる。この場合は間隔を遠く。

②後ほど高反発のシリコンに変更した場合

前と同じ力で入力しても力が足りずにスイッチまで及ばない場合がある
→スイッチの位置調整をし直す事になる。この場合は間隔を近く。個人的に鉄拳の奥横移動に特に起こりやすい。

等と面倒くさい事になる場合があるので、可能ならば早めに決めてしまいたいですね。


追記:

最初の謎ランクで殿堂入りとした部分ですが、wazwuz氏がコアの取り方についての動画を上げてくれました。

また、四方の穴部分にドライバー等を指して引っ剥がすのも非常に有効との事です。

2 . スイッチの種類(スイッチ位置の変更ではなくて種類自体)

画像3

※位置調整は後ほどで可能ですので、あくまで種類決めになります。

これも早めに決めたいですね。
コイツは構造上から変更がすこぶる面倒臭いです。
様々なスイッチがありデフォのOmron製、韓国レバーでよく使われているGersung製、果てはPanasonic製等があります。

先日スイッチを分解したモノの画像を挟みます。
左から Panasonic   Panasonic  Gersung   Gersung

画像4

それぞれで構造が違っています。

センサーの反応のしやすさ等幾つか違いはありますが、私としてはスイッチ内部のバネの強さによる復元力についても挙げておきたいと思います。

画像で言うと分解されたパーツの中央部分が ”バネ” を生む部分ですね。

例としてデフォのスイッチの型番のV-152-1A5の『5』の部分はオムロンスイッチでのこの部分の固さ基準を数値で表しています。

バネ部分については今まで三和を使ってた人にとってはレバーを一番深くまで押した時に「カチッ」となる部分の微妙な弾力がそれに当たりますね。

皆大好きな通称『偽AM5』ことAM-51662C5N-Aなどは非常に軽いタッチ+センサーまでの距離も短く、他と比べて即スイッチが押されている様に感じます。この辺りが人気の理由ですかね。

それらを活用して、45A等の軽いシリコンを使っていて、ブラックコアを使わずに気持ちそれより押し込む感覚が欲しいって人には、45A+AM51630C69N等で少々の復元力を加えてた組み合わせとするのが良いのかなとも思いますし

逆に55A等の高反発シリコンでそれ以上に力を入れたくないなと思う方は、55A+AM-51662C5N-Aの緩い復元力+近めのスイッチで行くのも手じゃないかなと思います。現在ユウさん等がこの組み合わせなのかな?

スイッチ単体の感触に加えて、シリコンと組み合わせた後の事も考えて組み合わせて行くのもアリじゃないかなと考えます。


あとデフォのスイッチ+デフォの14mmベアリング(14mmだと遠く感じられる方が多い様です)を使う時の手段として

こういった事もできるようです。これで少し近くなる模様。
私もAM5でワッシャーを挟んでみましたが、やはり作業は面倒でしたので試したい人は頑張ってほしい。

そんで次

3 . コラー&シャフトの決定

画像5

画像6


コイツラですかね。A級妖怪+シャフトのペア

シャフト直径はコラーとの接触具合に直結するので可能なら一緒に決めた方が良いです。
またコラーと『ペア』としているのは

シャフトとの接触のしやすさ(私の感覚では)
フルコラータイプ > 円タイプ > 四角タイプ ≧ 八角タイプ

と言った具合に同じシャフトかつ同じ傾き方でも接触の度合いが異なるからです。

これまた個人的な感覚としては

(50A時)
フルコラーでの7mm = 円タイプでの7.5mmと8mmの8mm寄り = 八角タイプ&四角タイプでの9mmか9.5mm

と言った辺りが、シャフトとコラーが近い接触具合を起こしているのじゃないかな?と個人的には感じています。

私はシャフトをあまり接触させたくない派なので、この辺りが好みなのですがコラーをフルに使いたい人にとっては上記だと遠く感じるかも知れませんね。

以上をこなしたら

4 .あとのパーツはなるべく総当たりで手応えが良い組み合わせを探す!ウオオオオオォォ!


こうなりますね!

残る下位妖怪達はアケコンの底板を外す+Eクリップを外す程度で討伐可能なので(バットorボールトップはそれもいらない)
総当たりでも比較的楽な形で『ぼくのかんがえた べすとせってぃんぐ』を得る事ができましょう。

また時間は掛かりますが、1パーツ1パーツのデータを取って終了ではなく、組み合わせとしてのパターンを試した方が良いかなと思います。

以下ではある男の個人メモを少々抜粋しましょう。

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メモ

①Dアクチュエーター + Hardスプリング
②Gアクチュエーター + Normalスプリング
③Dアクチュエーター + Normalスプリング
④Gアクチュエーター + Hardスプリング

今回の サークル/7.5mmシャフト/50A/三和ナストップ… での条件下では
① > ② > ③≧④
の手応え(勿論個人差有り)

①皆使ってる組み合わせ。コレかなぁ
②、③よりNへの戻りが気持ち早く感じる。しかし4つの中だと悪く言うと中途半端。
③は②同様に多少ブレるので人差し指をレバートップ頂点に置いた持ち方が良い。初動軽い。
④は逆に硬い感じ。1PのD風が微妙に前進しにくい。緩めのシリコンゴムの時なら有りかも?後で40A or 40A黒コア かつ④を試そう



(この手記はここで途切れている)




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ってわけで要組み合わせです。

皆さんの『ぼくのかんがえた さいきょうのればー』が出来上がる事を祈っております。

了!

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