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タコルの複勝馬券の考え方

1番人気の馬が3着以内に来る確率ってどれくらいだと思いますか?

約65-70%です。

要するに、どれだけ鉄板だと思う馬でも馬券内に来る確率は、高くて70%と考えるべきです。

今回は“複勝“を例に考えてみます。

前述の通り、どれだけ堅い馬でも馬券に来る可能性は70%、つまり10回購入すると7回馬券に絡むと仮定します。

・複勝オッズ1.3倍の馬の複勝を100円ずつ10レース購入して、7レース的中した場合

投資 100円×10レース=1000円
回収 130円×7レース=910円
収支 −90円


・複勝オッズ1.4倍の馬の複勝を100円ずつ10レース購入して、7レース的中した場合

投資 100円×10レース=1000円
回収 140円×7レース=980円
収支 −20円


・複勝オッズ1.5倍の馬の複勝を100円ずつ10レース購入して、7レース的中した場合

投資 100円×10レース=1000円
回収 150円×7レース=1050円
収支 +50円

的中率70%=10レース中7レース的中するとしても、収支がプラスになるのは複勝1.5倍以上の時で、1.5倍未満なら的中率70%でもマイナスになります。

ここで出た結論

どれだけ堅い馬でも馬券に来る確率が70%であると仮定すると、複勝オッズ1.5倍未満の複勝は買わない方が良い!!
なぜなら長期的な視点で考えるとマイナスになる可能性が極めて高いから。

この考え方をもとにして、他の例についても考えていきます。

馬券に来る可能性が30%と自分の中で判断した馬がいるとします。
あなたはその馬の複勝オッズが何倍以上つけば購入しますか??

先ほどと同じく、100円ずつ10レース購入したとして考えていきます。

・複勝オッズ1.5倍の場合

投資 100円×10レース=1000円
回収 150円×3レース=450円
収支 −550円

馬券内に来る確率が30%の場合、複勝オッズが1.5倍の馬を買い続けると大きくマイナスになります。

・複勝オッズ3倍の場合

投資 100円×10レース=1000円
回収 300円×3レース=900円
収支 −100円

馬券内に来る確率が30%の場合、複勝オッズが3倍ついたとしても長期的な視点で考えると勝てないことが分かります。

・複勝オッズ4倍の場合

投資 100円×10レース=1000円
回収 400円×3レース=1200円
収支 +200円

馬券内に来る確率が30%の場合、複勝オッズが4倍つけば長期的な視点で考えるとプラスになることが分かります。

では、馬券内に来る確率が30%の場合、複勝オッズが何倍以上つけば購入すべきなのか?

100(%)÷ 馬券に来る確率=A

このAの小数点第二位を切り上げた時の数値以上複勝オッズがつけば購入すべきです。

分かりやすく今回の例で考えると、

100(%)÷ 30(%)=3.33333… ←A

Aの小数点第二位を切り上げると 3.4

つまり馬券内に来る確率が30%の場合、複勝オッズが3.4倍以上つけば“買い“となります。

この考え方でいくと

馬券内に来る確率が50%の場合、

100÷50=2.0
これの小数点第二位以下を切り上げて2.1
つまり2.1倍以上つけば“買い“となります。

馬券内に来る確率が10%の場合、

100÷10=10.0
これの小数点第二位以下を切り上げて10.1
つまり10.1倍以上つけば“買い“となります。

ただ、ここまでの例は馬券内に来る確率が分かる時の考え方でしたが、もちろん競馬ではこの馬が何%の確率で馬券内に来るかは教えてくれません。
自分で考えるしかないのです。

ただ、“オッズ“は分かります。

ではどう考えるのか。

100(%)÷ 複勝オッズ =B

このBの数値以上の確率でその馬が馬券内に来ると判断すれば購入すれば良いのです。

分かりやすく数値を当てはめていきます。

・複勝オッズ2倍の場合

100(%)÷ 2(倍)=50(%)
つまり、複勝オッズが2倍ならその馬が馬券内に来る確率が50%以上と判断した場合に“買い“


・複勝オッズ4倍の場合

100(%)÷4(倍)=25(%)
つまり、複勝オッズが4倍ならその馬が馬券内に来る確率が25%以上と判断した場合に“買い“

となります。

要するに僕は複勝はその馬が馬券内に来る確率を考えるゲームと捉えています。

馬券内に来る確率を判断する指標としては

・近走内容
・相手関係
・馬場適性
・コース適性
・血統     etc

各々色んなファクターがあると思います。


(結論)

①買いたい馬を見つける。

②その馬の複勝オッズをみる。

③100(%)÷ 複勝オッズ=Bを計算する。

④自分なりのファクターを用いて買いたい馬が馬券内に来る確率を考える。

④で求めた確率が③で求めたBの確率を上回っていたら馬券を購入する。


これはあくまで僕の個人的な考え方です。

また、ここまで正確に計算しなくても良くて、何となくこの考え方を頭の片隅に置いておくだけでも良いと思います。

次はその馬が馬券に来る確率について、僕なりのファクターを用いて説明してみようかな。

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タコル競馬

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