挫・人間『ピカデリーナ受精』

癒されない精神の苦痛 人生は苦々しい侮辱
この世の全てを破壊し尽くしてやる
なんだかとても叫ばずにはいられない
オナニーの日々 学校 将来 破滅的なポルノ
そしてピアノを弾く君の丸い肩
そういった僕を取り巻くすべての悶々とした事柄に対し僕は叫ばずにはいられない
俺は壊す 俺は叫ぶ 叫んで壊す
でも壊したらもっと悲しくなってもっと壊れる
壊れてめちゃくちゃ どうしてなんだ
飯田も菊池も大久保もみんな僕に死ねって言ったし 僕もその通りだと思ったよ
うるせえんだよクソ バカのくせにクソ 死ね 死ねっつってんだろうがクソがボケ
バカのくせに俺のことバカにしやがって
バカだから俺の崇高な苦しみや苦悩や思いやりにも気付いてないくせに好き勝手言いやがって
ちくしょう こんちくしょう
俺のこと舐めやがって バカにしやがって シュプレヒコール
目に映るものすべて 耳に入る音すべてがメッセージ
いとしのアリアドネへ ディオニュソスより
この愛を皆に届けよう
東京中のベルを鳴らせ 脳のチャンネルを開け
クソの香りがするぜ
血が痒いよ
聖母子も全て妄想
喜びや幸せなんてただのシグナル 妄想なんだぜ
孤独や悲しみもただの信号
でも俺はその中でつらい思いをしながら生きて苦しみながら死んでいくだけのこの信じられない人生の意味を直視し続けてやるよ
おい聞いてるのか おいお前聞いてるのか
俺は直視してやる この不安の手触りさえも伝えてやるよ
この世界との夢まぼろし
そして僕も君もその中で右往左往しているに過ぎない
僕らは真実の悟り 不安の手触りも丸ごと見つめなければならない
掻き立てるのは野心と欲望 横たわるのは牛と豚
僕の世界へようこそ