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アンビグラムまとめ③

前書き

こんにちは。タコぬです。
前回の記事投稿の後Twitter(@TAKONU_ma)に30枚ほどアンビグラムを投稿したため、自分の投稿・ボツ作品をまとめつつ経緯・意図・反省・自賛なども書いて行きます。

前の記事から、アンビグラムは1日2作投稿・約30作を目安に記事記入と定めました。いつまでこの投稿頻度が持ちますかね…。
経緯・意図~と言いましたが、私のテキトーな独り言である場合が多いです。
Twitterでは寡黙に、noteの方で饒舌になるのは本来の用途と真逆な気がしますね。(笑)
それではどうぞ。



6/7~6/21までのアンビグラム

6/7「新自由主義」(90°旋回型)
経緯は覚えていませんが、どこかでこのワードを見て可能性を感じたのだと思います。
線は多いですが、「新自由」を90°回すと「主義」と密度が一致します。
対応の型に準じない文字の色分けはセーフかアウトか問題ですが、個人的に「対応技術と関係の無い、文字列の読みやすさの為の色分け」はセーフ、「特定の線のみの色を変えるなど、対応技術に影響する色分け」はアウトとしています。

6/7「明けの明星」(90°旋回型)
幼少期に本のどこかで知った単語なので、活字体で書かれているイメージがあります。
既に同じテーマでアンビグラムをお作りになっていた方がいましたのでご紹介いたします
作りやすさの観点からアンチエイリアスを切った状態で作字することが多いのですが、今回は時間をかけ線のふちを大正活字風に装飾しました。
「明」「星」の対応は良さげですが、「けの」「明」は若干強引な気がしますね。滲んだような字体だからこそ表現出来た対応です。
また90°旋回型ということで、縦線が横線と、横線が縦線と対応するため
どの線を太く、どの線を細くするかには気を付けたつもりです。

6/8「重畳型」(敷詰型)
型の名前でアンビグラムを作りたくなりました。
「重畳型」なのに交換型なので「矛盾塊」ぽさがあります。
着想は見てのとおりですが、縦に並んだ図形のパーツを一つずつずらすことで全文字がループします。
「土」の点は「型」にしか使われていないのでアンビグラムとして成り立っているか若干不安です。
また私は「交換型」「重畳型」「敷詰型」などに非常に疎く、これが「敷詰型」で合っているのかとても不安です。有識者、どうか助けてくれ…!

6/8「旋回型」(180°回転型)
これまたややこしいですね、「旋回型」なのに回転型です。
回転型は旋回型の一種とも言えそう、なんですかね…?

この頃「交差法」というアンビグラムの制作方法を知りまして、これはこちらのツイートで紹介されている通り、
幅の広いフォントを重ね合わせ、その論理積を取ることで簡単にアンビグラムが作れるというものです。
これはつまり文字を「線」でなく、フォントの持つ形やバランスなどの「面」で捉えるという手法だと解釈しました。
「旋回型」ではそのことを意識し、あくまで人力で「面」のアンビグラムを作ってみました。
結果ですが、かなり読みやすい物が作れたのではないかと思っています。何より文字としてのバランスが整っていますね。
参考にしたフォントは「M PLUS 2 Black」です。

6/9「蔓延る」(180°回転型)
「る転」、かなり流行りましたね…!こちらは「蔓延る」です。
やはりる転と言えば密度差をどう処理するかの技量、ここではデザイン的なフォントにすることで「蔓」の線を可能な限り減らそうと試みています。

私が「1日2枚投稿」などと投稿を渋っている間に、かくかくさんに同じテーマ・同じ対応解釈で先を越されていました。(https://x.com/kakukeki/status/1799318947894009909)
こちらは袋文字的・線の流れを意識した対応が素晴らしいです。

6/9「月アが出たよ」(180°回転型)
オルドビス紀さんが「月ア出たよ~~!」と叫んでいらっしゃったので、面白みを感じアンビグラムにさせて頂きました。
対応がなかなか思いつきませんでしたが、この方法がありましたね。
多少洒落た字体を意識し、文字に縁を付けてみました。
改行を挟むことで文字の流れを作り読みやすさ向上を図っています。
「が」の点が沢山余っていますが、デザインの一環ということにしてしまいましょう。

6/10「三国間貿易」(180°回転型)
ア局毎週お題「間」にて制作しました。
以前作った「人間界」同様、「間」中央の「日」を中心に置き、余った「日日」を別の文字と対応させてしまおうという構想です。
ワード選びには時間がかかりましたが、「三国間貿易」は正解のような気がします。
反省ですが、「国」の下側に余った線があるのが美しくないですね。
「刀」だけで「日」と対応させず、「貿」上部全体で「日」にできた気がします。

6/10「相乗効果」(斜め鏡像型)
記述の通り、こちらの作品から着想を得ています。
「相」「果」の「木」の対応は、線を全て忠実に表現すると見栄えや可読性が悪くなってしまうため線を省く方針で行きました。
反省として、「目」「田」の対応に丸を使ったデザインを採用していますが、その影響で「相」が「個」に見えてしまう可能性がありますね。
デザインを重視しすぎて別の字に見えてしまうというのはよくあることなので気を付けていきたいです。

6/10「来る」(180°回転型)
る転。ありそうで無かった「来る」です。
等高線のような意識で、両文字に共通する重要な線は色を明るくしました。
こういったコンセプトのアンビグラムは初めて作りましたが、可読性的にもデザイン的にも良い物ですね。

6/10「流行る」(180°回転型)
る転、これまたありそうで無かった「流行る」です。
密度差をゴリ押さず、「流」一文字で「行る」と対応しています。
さんずいやぎょうにんべんなど、斜線が多くなり見栄えが悪くなりそうだったため統一感を出すため斜体で清書しました。

この「流行る」だけに言えた物では無いですが、作りやすさ重視の為にアンチエイリアスを切って清書しますと、線の縁がデコボコに見えるのであまりよろしくないです。

6/11「時間軸」(120°旋回型)
ア局毎週お題「間」。「時」「間」「軸」3文字の対応です。
三文字とも「日」「由」のような四角いパーツが共通しているため比較的作りやすそうだと感じました。
重要な線はしっかり揃っているのに何故か漢字として読めない現象が起こり苦戦しました。
また前述した「日」「由」の対応は「時間軸」だけに時計をイメージしてみました。こういう小ネタは小癪なんですがやりたくなってしまいますね。
反省として、「間」で言うもんがまえの中心と「日」の中心がずれている気がしてモヤモヤします。

6/11「惑星間物質」(重畳型)
ア局毎週お題「間」です。同じ図形を2回繰り返すと文字列になる重畳型で、初めての試みです。
かなり入り組んだ対応の為、縦線と横線の線の幅をそれぞれ統一し見やすさ向上を狙いました。
パーツを共有しつつも文字のバランスや幅などはうまく調整で来た気がします。

6/12「成る程」(180°回転型)
る転にはならないと思いますが、る転を考えていた時に思いつきました。
「成」「程」の密度はほとんど同じですが、「王」の横線と「成」の点がそれぞれ対応せずに余ってしまっています。
両文字ともに余らせる線があるのにそれらを対応させられないのがこそばゆいですね…。
そういった場合、フォントデザインや奇抜なアイデア等で上手くカバーできた気がします。それをしなかった怠惰は反省しています。

6/12「通勤ラッシュ」(180°回転型)
ア局しりとりで使ったアンビグラム。「姫森ルーナ型」です。
以前は比較的細い線で清書することが多かったですが、交差法を知ってからは極太い線で画数をごまかすということをし始めました。
この場合は「ラ」としんにょうで線を共有していたり・「勤」の横線が1本少なかったりします。
また過去に制作した「安田記念」同様、濃い線で縁取り薄い斜線で塗りつぶすデザインを採用しました。
これをするメリットですが、線をはっきりと見せつつ、都合の悪い場所だけ境目を曖昧にできます。そして見栄えが良くなります。

6/13「新時代の扉」(180°回転型)
劇場版『ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』より。
アンチエイリアスを切ったペンで筆文字のかすれや飛び散りを表現しました。
かなり強引かつ複雑な対応をしていますが、それでも良さげに見えているのは明らかに筆字のおかげです。筆字はアンビグラムに相当向いていますね…。
スナップを引くなどして文字のバランスには気を付けましたが、やはり少しバランスが悪い気がします。筆字は魅せやすいと同時に難しいです。
「時」のため「代」を横切る形で横線が入っていますが、これではまんま「伐」なのでとても怖かったです。「代」と、読めていますでしょうか…?

6/14「合理的」(鏡像型)
ア局毎週お題「的」です。毎週お題が来ると時の流れを感じますよ。
上記した「相乗効果」制作時に、対称ブラシの『回転対称4(鏡像)』を使えばFireAlpacaでも斜め鏡像型が作れると知ったので、積極的に作るようになりました。
「合理的」ですが、「理」の対応において余った線は極力「合」「的」の方に回しておりまさに合理的な気がしています。
「白」「口」の対応に使った「〇」をデザインとして納得させるため、「田」など対応と関係ない場所にも同様のデザインを組み込みました。
こういったこだわりがもっとできるようになりたいです。

6/14「神都」(180°回転型)
最近お邪魔させて頂いたかささぎさんのdiscordにて話題に上がったテーマです。
「者」と「申」、斜め線と縦線が一致するので斜体デザインにしました。
「土」の縦線だけ斜体に沿わせないことで、同じ線を「神」では縦線に、「都」では斜線に見せています。少なくともそういった意図です。
「ネ」「阝」の対応にも「斜体に沿わない縦線」を組み込んだバージョンも作りましたが、悩みに悩んだ結果元のまま投稿することにしました。
下がそのバージョンです。「捜」がちらつきます。

6/14「西日暮里」(180°回転型)
愛嬌さんが提案した「山手線ビグラム」、山手線の駅名を全てアンビグラムにするといったものですが、そちらに便乗した投稿です。
「西日暮里」は山手線の中でも最もアンビグラム適性の高い駅名と言っても過言では無いのでしょうか。
「西」と「里」は形が一致していますし、「日」は「暮」の「日」とそのまま合いますし、余った「暮」のパーツはとても対照的な形をしています。
投稿する時、ネプリーグでの名倉さんみたく「ほんまごめん。西日暮里」と思っていました。
それはともかく、あまりの閃きに焦って作ったのでバランスや線の太さなどを深く考えず若干雑になっています。これは良くないですね。気を付けます。
どうでもいい余談ですが、私は過去に「西」と「里」の対応を「西城樹里」で経験していました。なのでほとんど同じ対応の形になっています。

6/15「物的」(振動型)
ア局毎週お題「的」にて制作しました。
「物」と「的」、1本も線を余らせずに対応します。美しいですね。
振動型は他のアンビグラムと異なり文字同士「何もしない」ので単語として読ませる事が非常に難しいです…。
私個人の感想ですが、この画像はその時の気分によって「物物」及び「的的」にしか見えませんね。
まあ少なくとも、両方の文字に読めてはいるので私は満足です。
また、円形の穴を所々に開けることで線の向きを濁らせたつもりです。

6/15「五反田」(180°回転型)
山手線ビグラムです。
「五」だけでは「田」の線をいくつかカバーできない→背景に格子を置き「田」の可読性を上げる
「反」の斜線は縦線とも対応する→斜体デザインにする
といった処理を行っています。なんかそれっぽいですが、私の勝手な独断なので最適解かも分かりません。

6/15「田町」(180°回転型)
また山手線ビグラム。シンプルに「田町」です。
上記した通りシンプルなアンビグラムはデザインにステータスを振れるので少し凝っちゃってます。
「町」にも「田」は含まれていますが、「町」全体で「田」と対応しているのがこだわりです。
デザインも何となく街である「田町」のイメージに寄せたつもりです。
駅ナンバリングである「JY」「27」もアンビグラムになっています。
こういったこだわりを形に出来るのはね、楽しいですよ。

6/16「新大久保」(鏡像型)
またまた山手線ビグラム。多国籍な街「新大久保」です。
「新」と「保」で形が一致しそうだったので鏡像型ですが、にんべん部分は少し強引です。
線が飛び出る場所・飛び出ない場所の区別の為に黒丸を配置しましたが、結果的に少しバランスが悪くなっている気がしますね。
案の定「JY」と「16」も対応しています。

6/16「目白」(180°回転型)
山手線ビグラム、「目白」です。
超シンプルな対応なのでデザインを頑張りました。
高級で静かなイメージから「叛逆明朝」を意識したフォント、「JY14」には実際に叛逆明朝を使っています。
普段作らないようなコンセプトの物を作れる点、「山手線ビグラム」のように既に決まっているテーマは良いですね。

「五反田」のあたりからアンチエイリアスをオンにすること・広めの画質で作る事を心掛けています。

6/16「高輪ゲートウェイ」(180°回転型)
これまた山手線ビグラムです。
かねてより高輪ゲートウェイには「斜体でカクカクしたイメージ」があったのでゲーム・ブルーアーカイブのロゴ風です。
元ネタにもある十字のデザインを「輪」の一部にしてしまいました。
こうするとその部分の対応を考えなくて良くなります。(そんなことは無いです。)
「車」は縦書きの「ゲート」と対応させるため大胆に略しています。自画自賛みたいですが、可読性をコントロールするのに慣れてきた気がします。

過去に作った斜体デザイン全般に言えますが、別の角度の線が入ることで
場所によって斜体の傾きが違って見えてくる問題があります。
単純なデザインの場合対処可能ですが、複雑になると対応しにくい他
「そこまで凝る必要」を見いだせずにそのまま投稿してしまうのが悪い癖です。

6/16「有楽町」(90°回転重畳型)
連続して山手線ビグラム、「有楽町」です。
「有」と「町」が90°回転で一致しそうだったので回転重畳型。
回転重畳型は考えていて楽しいです。
山手線での有楽町駅の場所を示した囲いや、「J」と「Y」を融合させたロゴなどデザインもこだわっています。

6/17「奇跡的」(90°回転重畳型)
ア局毎週お題「的」にて制作しました。
「奇」と「的」が90°回転で一致しそうだったと言う、前述の「有楽町」とほぼ同じ動機です。
「奇」の「口」と「的」の点の対応を上手く見せるため、丸みを帯びたデザインに統一しました。

回転重畳型はもこもこしたペンで描くと回転させた時に組み合わせやすいのですが、これは逃げでもあります。(境目のはっきりしたペンで描く場合、ピクセル単位で調整しなければいけないのです。)
そのデザインの方が良く見えるかもしれませんが、手間を省くための怠惰がそこにあったのは事実です。
私としてもテキトーにアンビグラムは作りたくないですし、手間を惜しまないよう気を付けたいです。

6/17「旋律的短音階」(180°回転型)
ア局毎週お題「的」です。
音楽理論用語で、かねてより作りたかった言葉です。
密度差解消のため「旋」を良い感じに略せたとは思いますが、やはり全体のバランスが悪い気がします。
作字の上下に線を入れることで応急処置はしていますが、やはり根本的にバランスが悪いです。
ペン字はやはり難しく感じます…。ペン字を使いこなせている皆さんは凄すぎます。

6/18「添加物」(180°回転型)
さんずいを一本の線と対応させる必要があるため、従来のように細い線に「〇」でしこりを付けて表現しようと思いましたが、踏みとどまりました。
太字にすればもっと上手く解決できるんですね。私としてはこの思いつきはなかなかできないので注意深く考えたいです。
「旋回型」で前述した「交差法」を思い出し、文字のバランス重視で線をいかに略せるか挑戦しました。
「添」ですが、さんずいも含め若干パーツが多くなっている気がします。細かいですが、反省点です。

6/18「浜松町」(180°回転型)
山手線ビグラムです。
個人的に満足のいく対応が作れています。
使う斜線の角度を全て一致させられると気持ちが良いですね。
ふにゃふにゃした線は手振れ補正0のマウス操作で描いています。

6/19「駒込」(90°旋回型)
今度も山手線ビグラムです。
「駒」と「込」、1対1で対応させるには密度差がありましたね。
「馬」を極限まで省略したつもりです。
「口」はもう少しなんとかなった気がします。
線の対応というよりかは、フォントの形を意識し作りました。

6/19「降着円盤」(鏡像型)
それっぽくないですが、斜め鏡像型です。
「降」「盤」は一文字ずつ対応しつつ、密度の関係上「着」は上部だけで「円」」と対応させました。そのせいでバランスが崩れていますが、仕方ないと割り切ります。

「降」「盤」の対応は「旋回型」同様「交差法」をかなり意識しました。
輪郭に丸みを持たせ、より元の交差法に近づけています。
この手法には可能性を感じるのでもっと作っていきたいです。

6/20「モーダル補完」(180°回転型)
姫森ルーナ型。モーダル補完とは「不完全な物を見た時、脳内で欠けた部分を補って認識する現象」のことみたいです。
アンビグラムでは「線が繋がっている状態」と「線が繋がっていない状態」を同時に存在させるためこの現象が使われることがありますね。
この画像でも丸を使い大胆に文字を隠し、かなり無理のある対応ですが成り立たせようとしました。
「ー」に多少無理があったのと、必要以上に丸を増やしすぎて見づらくなっている気がします。

6/20「限定的」(180°回転型)
投稿日時はずれてしまいましたが、ア局毎週お題「的」です。
「限」と「的」が180°回転で対応しそうでしたが、「的」側に余った「限」のパーツを活かしつつ「定」を組み込むのに苦戦しました。
結果、全体を45°傾けて縦書きの「限」「的」と横書きの「定」を両立させています。
形に出来たのは大きいですが、美しさにこだわり見にくくなっている印象です。アンビグラムとして魅せるにはもう少し妥協しても良いとは思います。

6/21「夏草」(180°回転型)
ア局毎週お題「夏」。「夏草」はほぼ自然アンビグラムですね。
対応は見ての通りで、線をゆるく表現するためペン字で清書しました。
ガイド線を引くなどし何度か書き直しましたが、しっくりこないまま完成としてしまっていますね…。
もう少し「目/日」を小さくすればバランスよかったでしょうか。
案の定上下に線を引きそれっぽくしようとしています。

6/21「鬱」(鏡像型)
「鬱」単体で斜め鏡像型。「旋回型」「降着円盤」で前述した交差法を意識した試作です。
画数の多い字だとより対応のごまかしが効くことが分かりましたね。
「凶」のような部分は特にごまかしが顕著です。
「鬱」自体にもともと斜め鏡像型の適性がありますが、細かい線を考えずに作れるのはこの作成方法の特権な気がします。
この手法はいずれ記事にしてみたいですね。


ボツに対する反省

5/30「陰謀論」
「陰」の上部と「謀」の上部が組み合わさり「論」になる、と言う物です。
ボツの理由は以下の通りです。
・都合のいい様に色付けをしている他、若干文字の形に手を加えておりあまり美しくない
・アイデアは面白いかもしれないが、アンビグラムとして不十分
・何かメッセージ性のような物を見出せそうでとても嫌
反省として、もう少しアンビグラムとして美しくなる単語選びや上手い見せ方が出来たと思っています。

6/13「えび天ことね」
当時流行していたネットミームです。
敷詰型のつもりで作りましたが、アンビグラムとして不十分であることを投稿後いがさんのご指摘から気づきました。
この画像では「こ」相当の部分が3回使われていますが、これでは正しい敷詰とは言わないようです。
私は敷詰型について「敷き詰めた図形から文字を見出す」と言ったような解釈をしていましたが、これは誤りなのですね。
これを機に正しい解釈を勉強しましたが、私の語彙力ではここにその理論は記述できません…。
2文字くらいの文字数では理解できますが、複数文字になると理解が追いつきませんね…。
それはともかく、アンビグラム作家の方からご指摘いただけたのは本当に嬉しかったです。
自分一人だけでは分からない事も他人から知れるのが作品を公開する醍醐味だと思いました。
私も他人に教えられるほど知識を身に着けて行きたいです。

6/16「品川」(180°回転型)

6/17「目黒」(鏡像型)
山手線ビグラム、「品川」と「目黒」です。
両者ともボツの理由は「面白みに欠けるから」です。
品川は図地反転型で作れそうですし、目黒も可能性は感じますので
作り直して公開するかもしれません。


後書き

6月もアンビグラム界は賑わっていましたね。
「る転」が流行った他、つい最近は「時間経過型」という新しい概念が生まれています。亜ンビグラムに分類されるのでしょうか。面白いです。
私はと言うと、アンビグラムによりデザイン性を求め始めたり、交差法を学んだりしていました。どの界隈にも言えますが、居れば居るほど・知れば知るほど自分の知らなかった知識が出てきて面白いですね。

私個人の話ですが、最近は、と言いますか最近も、気分の浮き沈みが激しく精神状態が安定していません。
アンビグラムに至ってもモチベーションがある頃に狂気的に作り続け、モチベーションが無い時は全くの「無」です。
しかし何とか1日2枚投稿は続けられていますし、そういうものだと思って頑張ることにしました。

最後までお読みいただきありがとうございました!
今後も頑張ってアンビグラムの毎日投稿を続けていきます。
かなりの量は作っていますが、初心を忘れずやって行きたいですね。
これからもどうかお付き合いをよろしくお願いします。




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