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作品を入れる箱を作る

SM(サムホール)サイズのキャンバス(額無し)を入れる箱を作る。使用するのは養生用のプラベニヤ(2.5mm厚)

良く見かけるプラ段(5mm厚)と見た目変わりませんけど、薄いので結構柔いです。大きいサイズの作品だと、プラ段使ってますが、今回はサイズが小さいので、プラベニヤの方が作りやすい。

ちなみに「プラ段」「プラベニヤ」と言い分けておりますが、厳密にちゃんとした区別があるわけではないようです。ホームセンターなどでは、プラ段だと、小さいサイズでも売ってるけど、プラベニヤは写真のようにサブロク(910mm x 1820mm)サイズのみの場合が多いと思います。

このサイズで200円程度なので、段ボールよりも安いと思います。


ということで、カット。今回は蓋付き。長い方に板目を合わせた方が強度的に強くなるようです。

ベロの部分は、少し斜めにカット。

そして、ここが一番重要なところですが、ベロの折り位置を厚みの分だけ内側に。折り目はカッターの背中を使ってキズをつけると折りやすいです。

これで、折った時に角が奇麗に直角になります。

ベロの部分に接着剤を。最近すっかり主流?のアクリル変成シリコンポリマー系の接着剤。大抵のものはくっ付きます。そして、35番のホッチキス。良く使う10番のものでも、止められない事はないですが、何度も失敗すると思いますので、こちらの方が無難です。

写真では分かりづらいですが、ホッチキスは1発のみ。2発くらい止めたいところですが、奥行きの関係で1発しか止められず。

蓋も作り、裏から見たところ。これくらいの隙間はご了承ください。


蓋が開けやすいように、側面に切り込みを。箱にする前に切った方が良いでしょう。まだ、どれくらいが開けやすいのかというところを、数値化していないので、最後に切ってます。

今日は、ついでにもう一箱作った。


そして、中に入れる作品をプリントしたものを貼ります。ラミネート加工してますので、擦れや、キズに強いです。これを止めるついでに周りも透明テープで補強。

SMサイズのキャンバスをプチプチで包んでちょうど良い大きさになってます。

宅配等で発送する際には、ちょっと心配なので、さらにプラベニヤまたは段ボール等で覆うと良いかと。


このテキストはここで最後です。


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