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カホンなんて、作ってみたりして

7月6日のライブに向けて、カホンなんてものを作ることにしました。最初は手元にある材料だけで作ろうと思ったのですが、厚みのある板で30cm以上のものが無かったので、ボディ部分の材料は買ってくることに。出来るだけ費用を抑えるため MDF ボードを買ってきました。天板、底板は12mm厚、側板は15mm厚。

レギュラーサイズというがあるのかどうかは分かりませんが、自作の場合、市販の板を使うのを考慮して、30cm×30cm×450cmで、作っているものが大半でした。カットするのに手間がかからないのと、ムダな部分がでない。

ということで、おいらもそれに従い設計しました。

まずは天板と底板に、ネジ止めの為の下穴を開ける。


ネジの頭が出ないように、最初太めのドリルで途中まで掘って、その後細いドリルで穴開け。

ほれ! この通り! ピタッと収まって気持ちが良い!

でも最終的に、パテで埋めちゃうんですけどね(笑)

とりあえず、ボディ完成!

もちろん、ネジ止めだけじゃなく、木工用ボンドで接着してます。


背面のサウンドホールはタコ型に!


打面の方は、先にボディに接着。大きいハタガネを持っていないので、こうやって押さえ込みましたが、結束ベルトがあると便利かも。

木工用ボンドで接着後に、小鋲を打ち込んでます。市販のものだと、接着せずにネジ止め(調整可能)のものが多いですが、今回は一体化しちゃいました。

背面はとりあえず、養生テープで止めてあります。
十分、カホンに見える(笑)


打面内側にスナッピーをつけるために、両側に小さいヒートンを。

このスナッピー、いろいろな方法があるようですが、一番多いのは、スネアドラムのスナッピーを買ってきて、半分に切ったものを貼付けるパターンですね。あとは、ギターの弦とか、針金をピチッと貼付ける感じ。

それで、とりあえず針金でと思ったんですが、丸まってる針金を真っすぐにするのが面倒だなと、両端をヒートンにかけて、そのまま広げてみたら、良い感じにシンメトリーに。

これで良いじゃん! って事で、アルミテープで要所要所を止める。

とりあえず、それっぽい音は出てるのOKとします。



で、ふと、鈴とか付けてみたらどうだろうと思って、やってみましたが、チャリチャリうるさいので却下!


そして、打面と背面をバネで繋いでみる。スプリングリバーブです!
思ったほどの効果はなく、さらにビヨンビヨンうるさいので却下!


オカモチじゃありません!

プラの皿にシリコンラップ(何度も使えるラップ)を貼ってます。これですごいリバーブ効果が得られるのですが、ライブで使うと、きっと周りの音を拾って、ハウると思われ、これも却下!



背面は、取り外しが出来るように、まず、内枠を付ける。

四隅に、100円ショップで買って来たネオジム(たぶん)磁石を設置。

磁力が強力なので、下手すると接着剤が負ける可能性もあると思って、上から、アルミ板で押さえる。

ボディ側には、L字型の金具を。
これで、パチッと取り外しが簡単に出来ます!

音響的には、しっかり固定しちゃう方が良いんだろうけどね。まだ、いろいろ試したいので、しばらくはこのままいきます。



打面と背面には、4mm厚のシナ合板を使ってます。木目が奇麗なので、普段なら、螺鈿とか貼っちゃうところですが、今回は絵を描くために、まずジェッソ塗り塗り!


そして下色は黄色!
これも普段なら、まず赤ですが、明るめの絵にするために黄色を。

ざっくりとアタリを取って

あとは、塗り塗り!

さらに、塗り塗り!

まだまだ塗り塗り!


背面は、サウンドホールが目立つように、シンプルに!
赤枠部分は、マスキングテープ使いました。


ということで、完成!




そして、なんと、誤植発見!

Tako★Laboratry ではなく、Tako★Laboratory

「 o 」がひとつ抜けてる!


ヒマな時にでも、なんとかします!


問題は、ライブで使えるくらいのものに出来上がってるのか?ということ。

実は、市販されてるカホンを叩いた事がない(苦笑)


とりあえず、明後日スタジオで試したいと思います。




この記事は、ここで終わりです!



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