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いまさらTHE@TER BOOST!の美也について語る

前置き

何故書くのか、このnoteの意義

美也のムーブがまとめられていたブログのほとんどがニコニコブロマガだった
ニコニコブロマガは消えてしまった

ネコのバトルを後世に残したい

①美也の魅力が伝われば

②ドキドキして、ハラハラして、ときに可笑しく熱い戦いだった

③もし今後投票イベがあれば参考になれば

『「歴史的アイドルになるぜよ~」 プロデューサーさん、一緒に写りましょう~。龍馬さんと私と、スリーショットです。 豪華なメンバーですね~、ふふ♪』

お前(筆者)の立場

美也陣営

注意点

志保Pにとっては古傷を抉ることになるかもしれない
私はこのTBで志保のことをより好きになり、TCでは志保を応援しましたし
以前にBlooming Cloverのnoteでも志保が良いぞ!なんてのも書きましたが
結局やっぱりTBに関しては志保視点で面白くないだろうなというのはあるので・・・

補足していくとキリがないので
ミリオンライブのことをある程度知ってる人向けに書くのでわからないことが多かったら申し訳ございません・・・

本題

そもそもTHE@TER BOOST!とは

THE@TER BOOST!とは、アプリゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」における、劇の登場アイドル決定投票である。
ミリオンライブ!で以前開催された「CD&ボイスドラマキャスト投票キャンペーン」に近い、プロデューサーの投票によるキャスト選抜企画。

ニコニコ大百科より

超ビーチバレー
 新入生    ビーチバレーの名門校に入門してきた超新星!
 先輩     新入生を厳しく指導する先輩!
 キング    ビーチバレー界に君臨し続ける絶対王者!
 右腕クイーン 勝利のためなら手段を選ばないキングの右腕!
 同級生    新入生と同学年の普通の子!

三姉妹カフェ
 
長女   店長(オーナー)。妹達と一緒に店をやってきた働き者♪
 次女   シェフ兼ウェイトレス。まだ学生で、もうすぐ受験♪
 三女   パティシエ兼ウェイトレス。お店のマスコット的存在♪
 ネコ   いつの間にかお店に居ついたノラネコさん♪(※しゃべります)
 お客さん 初めて来たお客さん♪とってもイケメン!だけど…?

劇場サスペンス
 
新ヒロイン 次回公演の主役に抜擢される。しかし、ある日…?
 スタア   劇場一番の人気女優。誰もがそう思っていたが…?
 元大女優  引退した往年の大女優。新ヒロインに目をかけてい…る?
 支配人   キレ者の支配人。…しかし、キレすぎる刃物は時に…?
 探偵    劇場の常連でもある名探偵。…なぜ彼の行く先々で事件が…?

という3つのテーマとそれぞれに5つの配役が用意されており
担当アイドルに似合う役をやってもらうために投票するというシンプルな投票イベント

投票券は

投票権を持っているのは、シアターデイズにおいてプロデューサーLvが10以上になっているユーザーである。投票に必要な投票券は以下の方法で入手できる。

①ログインする
②3つのデイリーミッション(課題曲クリア・フラスタ5人贈呈・アイドルとのふれあい3回)をすべてをクリアする
③1日1回の有償ジュエル60個のガシャを回す
④ 対象イベントの報酬

このうち1・2は課金が不要、3は課金が必須、4はPST2種についてはそれぞれおそらく130枚中90-100枚は課金不要で集まる。無課金層の力も十分反映されるはずである。これらの投票券をすべて集めると31+31+32+130+36+130=390枚になる。

ニコニコ大百科(一部改変)

要は毎日貰えるし
イベントで遊べば貰えるし
課金したらもっと貰える
上限は390枚

背景

期間は2017/12/16から2018/1/15
ミリシタリリースが2017年6月29日なので
かなり勢いがあり、そしてまだ出番に偏りのあった時期

ミリシタでは初めての形式のイベントだが
GREE時代に「CD&ボイスドラマキャスト投票キャンペーン」(以下TA)をやっていた
GREEはまだ現役
コンベンションセンターもGREEにあり
ミリシタとは違い掲示板形式

なので誰でも遡って見ることが出来る


TAで生まれた戦略・戦術・戦法まとめ

事前に戦法を知っていると当時のPの視点や心情を理解するのに役に立つと思うのでまとめてみる

TA・TBのルールは「担当にやってほしい役に投票する」
というもので配られるのは「投票券」のみ

一見するとシンプルすぎて戦略もなにもない
Pの数が多いアイドルが勝つ という
初期の遊戯王のようなシンプルなゲーム性だが
それでも数に劣る陣営はTAで勝つために戦略を3つ生み出した

①一斉投票
〇日の〇時にみんなで投票するぞ!というもの
効果は以下のものがある
生まれる一体感
古今東西どの戦でも数に劣る陣営が勝つ戦略は相手の層の薄いところに全軍を集中させ突破するというもの
陣営の意志を統一させて全力でぶつける唯一無二の勝ち筋
一瞬でも上回ると得られる応援
弱者が強者を打ち破るかもしれないというのは誰もが好きな展開
判官贔屓
それを生み出す

②逆ジェノサイド戦法
数の多い陣営は方針をまとめるのに時間がかかる
だったらその間に追いつけないほど振り切ってしまい勝負に来させない、という一手
(もし他に同じことをする陣営がいたら)
(もし同陣営の意思がまとまらずスタートダッシュに失敗したら)
(もたもたするとはいえ強陣営の初動と被ったら)
等々の計算できないリスクは承知の上で全てを掛ける
超ハイリスクな大博打

③バズる
説明不要
あのね、売ってほしい土地があるんだ
だけで組長役を取ったひなた

TAの教訓

単純な人気投票ではない

浮動票の存在
 ASの担当Pの票が浮いているのと選挙を諦めたアイドルの担当Pの票の行方がカギ
 諦めた陣営の浮動票は自分の票が死ぬのが嫌だ。なぜなら負けるなら自分の担当に入れるのと変わらないから。だったら担当に入れてた方がマシだった、という理屈

コンベンションセンターは監視されている
 コンベンションセンターで変なことを言っている人がいる陣営はそれが拡散され浮動票が入らなくなる

つまり名前だけのソーシャルゲームが
本当にソーシャルを利用したゲームとなった


TBで生まれた戦略・戦術・戦法

カウンター一斉投票(リスキル)
弱者運営の必殺技「一斉投票」
一時的にでも1位になり、弱者でもやれるんだ!と見せる戦術に対して
被せるように一斉投票をやり返す
夢を見せることすらさせない鬼畜の所業
杏奈陣営が特に徹底していた
強者が弱者の戦術を使えば弱者は太刀打ちできない

その他新たな戦略は生まれなかった

つまり出遅れた陣営や弱者陣営は「バズる」を狙うしかなくなった

これによりTHE@TER BOOST!では各陣営の絵師や動画クリエイター等々の創作の出来るPたちが工夫を凝らした創作物を出し
何も作れぬPたちはキャッチコピーを考え
プロデュース合戦が始まり大盛り上がりを見せる

私が美也陣営になった経緯

私は真Pなので担当が参加しておらず
(うーん・・・どうしたものか・・・)と悩んでいた
所謂浮動票層でした

そのときFFの方が
「宮尾美也でネコ役取りたいです!協力お願いします!」
と呼びかけていたので
「よしいっちょやったるか!」
と軽い気持ちで入りました

これがまさか燃え尽き症候群を起こすことになるとも知らずに・・・

THE@TER BOOST! ネコの争い

その時期に話題になった美也のカードも一緒に添えて

(補足)志保陣営のTAでの失敗

TAの志保は意見がぶつかりまとまらない

コンベンションセンターでケンカが始まり荒れてしまう
その結果浮動票が相手陣営に入り敗北

反省会でも荒れてしまい最悪な空気になった過去があった・・・

初動(12/16)~1週間(12/23)ほど

志保陣営はまたもや若干もたついた
だが今回こそは負けられない
同じ失敗を繰り返したら志保の顔に泥を塗ることになる

TAの反省を活かし
「〇時に一番多い役で統一しましょう」という方針で固まる
そして満を持してネコに統一
そこからは一致団結し一点集中
1位を独走する

茜陣営は初動はすんなりネコに決定
スタートダッシュも決め初動は1位を確保
だが志保陣営がネコに統一されるとすぐに抜かされる
流石に数の暴力には勝てない

美也陣営も当然ネコに決定
しかし茜陣営に遅れを取り、一瞬1位を取っても母数の差で後発の志保にも置いていかれてしまう・・・

(この時の心境)
厳しい…
ミリシタリリースして数ヶ月
志保と美也で圧倒的に知名度の差があり勝負にならない…
まずは周知しなければ…

「多くの人が美也のことを知らない」というのはどのレベルかというと
「宮尾美也ちゃんはなんでネコ?」と言われるくらいのレベル
宮尾美也を「みゃおみゃ」と言われて「あぁ!たしかに!」ってなるレベル

猫曲のある茜ちゃんや志保と比べてネコのイメージが薄かった当時
みゃおみゃという名前ネタだけじゃなくてちゃんとネコ役やってたんですよ~
と内外にアピールするためにGREEから引っ張って来られたカード
「え・・・えぇ!?みゃおってそういう、エッ!?」
みたいな反応するPかわいかったな

12/24~12/31

茜陣営は着いていけずに諦める・・・
このとき特になにかあったわけではなく自然とフェードアウトしていったのだが
ネコというハマり役を諦めることにしたときの茜Pの心境を想うと辛いものがある
志保も美也もハマり役だから仕方ないよね・・・と思ったのか
非常に悔しい思いだったが水を差さないようにそっと引いたのか
個人的には後者だったのだろう
と思う
きっと茜ちゃんも茜ちゃんPもそういうとこある

美也陣営も粘りはするが毎時間ごとに差は離れる一方
年末に減速した志保陣営に近づくが追い付けない
焦らずにまいりましょ~!えいえいおー!

志保陣営は1位をキープ
茜陣営は諦めた
しかし美也陣営が諦めない、ずっと背中に張り付かれる感覚
ここでコンベンションセンターでは
・突き放すべきだ
・体力で勝ってるから持久戦で大丈夫
という意見で分かれるも
差を離しても追い付かれたらムダに終わるというのと
息が合わないと割れた分の票を浪費するだけになるから一斉投票は誕生日まで待つことになる


(ここでの心境)
志保は年末で減速してるというのに追い付けないのか・・・
という気持ちと
志保陣営が突き放す作戦取らなくて良かった!!!まだ戦える!!!
という気持ち

ただ美也Pの手持ちはここで限界を迎えたというか
美也陣営としては志保が足踏みしているここで追い付き追い越せしたいのに追い付きすらしない
追い付きそうになるとすぐ志保票が伸びる
志保側に余力がある証拠
という絶望

ここから先は如何に外部から取り込むかを考えなければならないなと


『ランチに、パン食い競争の自主練をしますよ~。…えっ? 今回は、パン食い競争やらないんですか?  …じゃあ、来年のために練習しますね~

↓リアルに翌年

『美也ちゃん、すっごく速かった~!  あんぱんを取られちゃったので、私は2位のメロンパンをいただきますね♪  はむはむ…おいしいです♪』

茜陣営は諦めたけど美也陣営は諦めないのか?という問いに対しての答えとして話題になった

美也が諦めないのにPの俺たちが諦めるわけにはいかない
体力お化けの麗花や身体能力の高い歩に美也が普通は勝てるはずがない
ただ「パン食い競争」というジャンルだけに1年努力すればそれだけなら勝てる

例えこれが見当違いな努力だったとしても、それが実を結ぶこともあると美也が教えてくれたから
マイペースに進みましょ~

1/1~1/8

美也陣営は「お美也参り」「2わりずむ」「ぱしゃりずむ」という作戦を決行
「2わりずむ」は1/10発売予定(当時)のCD「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! M@STER SPARKLE 05」に収録される美也のソロ曲「ふわりずむ」にちなんだネーミングで
内容は至極単純。
毎日2票だけ美也に投票するというもの
年末にプラチナスターツアーのイベントがあり、1/1からはTHEATER SHOW TIMEもあり投票券は余らせがちだった時期なので
2票というのは誰にとっても別に失っても痛くない票数だった

目的は投票イベに絡めてるが本当は「ふわりずむ」というソロ曲が出るから皆さん聴いてください~というプロデュース活動

「お美也参り」は美也に関するtweetに対してRTといいねを押して回るというもの
「ぱしゃりずむ」は美也のスクショを貼るというもの、またそうしてくれた人にお美也参りをする

こちらは投票券すら使わなくてもよい

「2わりずむ」が企画された際に美也はみんなをハッピ~にしたいはず
だから投票券をくれた人にだけお礼をするというのは違うのではないか
という考えで生まれた

ここで一旦追いつく!

(この時の心境)
手応えを感じる
焦る気持ちはあるのだが
美也Pのリアクションを見ても
焦燥感よりイベントを通じて美也の魅力が広がることに対する楽しさが上回っているように見える
そして実際に絵師さんの応援絵がこの段階で急激に増えたような気がする
勝てる!とは思わないが成功した!とは思った

1/9~1/15

1/10 メインコミュ15話「飾らない言葉 飾れない心」(志保)追加

ミリオンライブのPはそもそも出番の偏りが好きではない

運営は志保に勝ってほしいんじゃないか?という声も上がり
TAで志保が負けたのは運営的には予想外で、だからこそTBでは絶対に勝てるように援護してるとまで
そんなはずはないのだが

抵抗するように志保のメインコミュが追加された日に美也が1位になった
しかし志保も捲り返しここからはずっと志保が1位だけどぴったり後ろに美也が続いてるような票差に

1/16~1/21

1/18 それは北沢志保の誕生日
ついにきた北沢志保の一斉投票
結果は30分で60000票

THE@TER BOOST!終了後に集計をしても尚瞬間最大風速1位を記録する異次元の速度で票を重ねる
更新するたびに1000単位で増える票数の絶望感
一斉投票終了後に開いた票差は90000だった

目安を伝えておくと
この時期の票差の感覚は
お互いに一斉投票の札を使っているなら
2万票差が着いたらほぼ終戦
まだ一斉投票を残していても
4万票の差が着いてたら終わりだろうと思われるくらいだったはず

美也のコンベンションセンターでは
この頃にはもう鉄板になっていた一斉投票に対するカウンター一斉投票をしようという声が上がるも
「志保ちゃんのお祝いに水を差すことはやめましょ~」
「志保ちゃんも同じ仲間ですからな~」
「サンドイッチ作ってきましたよ~」
と自制する

(この時の心境)

いや・・・いやぁ・・・

ここまで縋り付くので精一杯全力だったから
志保Pの票も結構使わせてると思ったけど・・・時速7万・・・

"理解"らされた・・・

いやぁ・・・強い・・・

前述の通り、担当を諦めた陣営のPの浮動票は「死票」になるのを嫌がる
(それなら自分の担当に入れたいから)

美也Pだけで追いつけるほどの力も恐らくない
というより多分ここまで志保に食らいつくのに票を使ってしまっていて美也P票ほとんどないんじゃないか?

アレに賭けよう


『ハッピーをおすそわけしたら、みんなも、ハッピーになるんですよ~。 プロデューサーさん、私と一緒に、世界中の人達にハッピーを届けましょうね~♪』

コンベンションセンターを見ていた見物Pは
「美也Pカウンターしないのか」「諦めたのか?」
と口々に言う

違う。

1/20(土) 12:00~1/22 2:00

38時間一斉投票

狙っていた
全てはこれのために

実は各地で「38時間一斉投票やりますよ~」と言って回っていた
しかし誰も本気で受け取らない

「一斉投票なのに38時間てw」
「一斉投票の旨味がないじゃんw」

そう、一斉投票の目的は
意志を固めて一致団結する方向性を示すことと
1位になり注目を浴びること

なのだ
既にネコで決まっている美也にとってその意味では必要ないし
38時間なんて間延びした時間じゃ一瞬も1位になれず意味がない

つまり、これは一斉投票というより美也Pがこの期間にちょっと多めに投票しようと呼びかけてるにすぎない
「2わりずむ」や「お美也参り」や「ぱしゃりずむ」のようなムード作りや楽しい思い出作りの記念企画だ

美也は志保相手によく頑張ったよ
途中までは志保相手に勝てるかもしれないと思わせるまでいった

ただ流石に相手が悪すぎた
コミュ追加や誕生日というイベントもあった
美也は頑張ったけど時期が悪かった
楽しかったよ、お疲れさま

皆がそう思っていた
志保Pと美也P以外は。

1/20 12時~13時 
一斉投票が始まる
30分 10000
時速 15000
「これが美也Pの出せる限界か」
「相当今までの鍔迫り合いで票を吐き出してたんだな」
通常の一斉投票なら時速30000~40000が目安
(この点からも志保の30分90000の異常さが伝わるだろうか)

他の陣営の獲得票を見て通常時との差を見てほしい

~14時
時速5000くらい
「あの勢いのまま進めば面白いと思ったけど無理か」
「普通に減速したな」「終わりかな」

~15時
時速3000くらい

~15時
時速3000くらい

参考までにこの時期のランキングを乗せておく
終戦しているところは基本0
競っているところで票の動きがある
1位と2位の票差が近ければ近いほど票が入り、遠いほど入らない
そんな中で美也に3000入るのは今見れば異常なのだが
当時この異常さに気付ける人は少なかった

~16時
時速2000くらい

美也のことは忘れられ
「次女」の0票差に注目が集まる
美奈子と静香の熱いデッドヒート

三女もやべー票入ってるし、お客さんも接戦なんだよなぁ・・・

~17時
時速2000くらい

~18時
時速2000くらい

~19時
時速2000くらい

~20時
時速2000くらい
19時から19時30分の30分速では500だった
それを見てその後の30分で1500盛り時速2000に戻した
誰が音頭を取ってるわけでもなく
時速の目標を立てたわけではないが
「マイペースにコツコツ積み上げる」という姿勢を崩さんとする美也Pたちの無言の連携に私は胸が熱くなる

それと同時にここら辺で
「美也Pもしかして"ガチ"で38時間一斉投票やってる・・・?」
という話題がミリPの間で回り始める

『それでは私達だけでドーンと突撃して、敵さんをビックリさせましょう~。艦内のみなさん、準備はいいですか?  戦艦ミャオ、発進です。お~!』

~21時
時速2000くらい

~22時
時速4500くらい
うお!!!!!
偶然か?それとも思いが届いたか?
どっちだ!?

~23時
時速3000くらい
まあまあまあまあ、さっきよりは落ちたけど2000より多いから・・・
どうだ・・・?この後伸びるか・・・?

~21日0時
時速4500くらい
うおおおお!!!!!!!!!
一斉投票開始の一時間後の時速が5000くらい
それと同じ速度を美也Pだけで出せるわけがない
これは!間違いなく!応援票だ!!!!
しかも嬉しいのは
追い付かなくても入れてやるぜ・・・
って票ということ
自分の担当より美也に入れてくれるその心意気

『私は、この駒が好きなんです~。「香りの車」と書いて、「香車」ですよ~。 まっすぐまっすぐ、前にだけ進む駒なんです。私みたいですね~。』

~1時
時速5000くらい
日付変更で投票券が配られるので変更直後は伸びる
とはいえデッドヒートの次女の2人と同じくらい伸びた

~2時
時速3000くらい

~3時
時速3500くらい
初めの30分で2400という数字を叩き出す
これは深夜に出るような数字ではない驚異的な数字

志保のコンベンションセンターでは大混乱
・カウンターをしよう
・いや、誕生日を祝ってくれた美也に対してそれはやっちゃいけない
・まだ33000以上差がある
・もう33000しか差がない
・追い付かれる前に動かないと間に合わないですよ
・今動いたら周りからの心象が悪い
志保Pの総意として動けない、だけど動かないと追い付かれると思う人もいる
そんな心境を表す深夜2:30~3:00の志保+1377

~4時
時速3000くらい

~5時
時速1500くらい
ここで志保との差が30000を切る

~6時
時速500
「流石に美也Pも寝たかw」と言われる
そりゃそう
ここで38時間折り返しの19時間経過

~7時
時速500
この隙に志保は時速1000くらいを出し、周りの志保Pに対して「動きましょう!」と示す志保Pも頑張る

~8時
時速1500くらい
「美也P起きたか」
「起きたら美也Pまだやってて草」
などなど

~9時
時速2000くらい

~10時
時速4000くらい
Pたちが目覚め始める
票を見たときの「まだやってて草」票だと思う
死票になる恐れよりも面白いことやってることに対する応援票

そして差は25000ほどに縮まる
「え・・・これ逆転あるんじゃ・・・?」という機運が高まる

~11時
時速2500くらい

~12時
時速6000くらい
きた!!!!いけるぞ!!!!あるぞ・・・!!!頼む・・・!!!
差は18000票

~13時
時速6000くらい
止まるな!いけ!!!

~14時
時速9000くらい
一斉投票開始の時以降で最速を更新!
界隈はお祭り騒ぎ
「38時間一斉投票」で検索すると見物Pの反応はどっかにあるかも
志保との差は8497票!

~15時
時速7000くらい
あと一息!

~16時
時速10000くらい
ついに!逆転!!!!!!!
きたあああああああ!!!!!!!
1424票差で1位

~17時
時速6500くらい
だが志保Pたちは絶対にこれくらいで諦めない!
気を緩めることはできない!

~18時
時速6000くらい
7547票差

~19時
時速4000くらい
志保の時速がここで5500くらいを出す
逆境になってからの志保は強い
6314票差に縮められる

~20時
時速5000くらい
志保も時速5000くらい
6613票差

~21時
時速6000くらい
志保は5000くらい
は、離せない・・・!
この勢いのまま突き放したいのに食らいついてくる・・・!
7813票差

~22時
時速5500くらい
8537票差

~23時
時速7500くらい
8949票差

~22日0時
時速11000くらい
12016票差


21日の票推移


21日までの票推移

~1時
時速20000くらい
20000・・・!!!!!
一斉投票開始よりも早い・・・!!!!
19410票差

~2時
時速11000くらい
そして38時間一斉投票は幕を閉じた・・・
開始時あった85016票差をひっくり返し
最終的26027票差を付けた結果となった



38時間一斉投票に至るまでの布石と奇跡

奇跡その①
序盤、志保の後ろに着いて行くことが出来た
2位に茜陣営が残るか美也陣営が残るかは正直半々だった様に思う
どちらの陣営も100%の票をネコに入れており
どちらが先にブレーキを踏むかの勝負だった
アイドルのキャラクター性が
美也は諦めず粘り強く、茜ちゃんは空気を読んで一歩引く
という性格だったから美也が残っただけという気がする

奇跡その②
志保の誕生日
序盤に志保が数の暴力で逆ジェノサイド戦法を行っていたら美也陣営は成す術もなく勝負にならなかったかもしれない
誕生日が期間中にある、しかも後半にあるが故に序盤中盤に票を使えないという縛りとなってしまった
ただ、それ故に終盤に90000票差という圧倒的な差を付けることも出来たとも言える
普通ならあれで志保の勝ち

一貫したイメージ戦略

諦めない
コツコツと
ほんわか、だけど策士

これらのイメージは対外的にも対内的にも機能した
非常に長い期間を追い付けない状況というのは非常にストレスがかかる

その心理状況だと
・何らかの行動を起こしたい
・語気が強まる
・短期的な結果が欲しい
という精神状態になってしまいがち

票数の劣る陣営は応援票に頼るしかない

相手を貶めるような企画
相手を蔑むような発言
目先の欲に負けるような行動
そんな1つのミス、1つのケンカも許されない

そこで美也らしさという内部統制が機能した

落ち着いて、一つ一つ丁寧に話し合い
荒れそうになったらお茶でも飲んで流し時間を置く

そしてその姿を見物されているわけで
応援票も貰えるという好循環になっていた

奇跡その③
理屈上はそうだが現実問題それが出来るかは別の話
焦って自分の意見を通したい人間が2人いたら崩壊してしまう
自信を持って自分の論でこれなら勝てる!と断言出来る人が0人になるほどの志保との戦力差だったと言えばそれもそう

実は一斉投票には反対だった美也コンベンションセンター

一瞬最大風速を出すというのが美也のイメージに合わず
また、その時間に何らかの理由で参加できない人がいるとそれも美也らしくない
そうした問題を解決して生まれたのが38時間一斉投票

「2わりずむ」
「お美也参り」
「ぱしゃりずむ」

参加型企画
そしてふぁぼ回り
「勝つ」企画や「勝つ」バズりを狙う陣営ばかりの中
劣勢の陣営が「広める」企画をする新鮮さ
とんかつの横のキャベツのようなお口直し感
気軽に乗れる企画をうっかりつまみ食いしてしまったら
その人は美也を応援したという記憶が残る
それは終盤ボディブローのように効いてくる

カウンター封じ
土曜日日曜日
最終日

カウンター一斉投票をしなかったのは
今は競争してますけど志保ちゃんも仲間ですからね~
お誕生日はお祝いしましょう~

というものだった

それ故に志保陣営も38時間一斉投票にカウンターが出来ない
それをすると絶対100%確実に反感を買う
浮動票が美也に流れる
だからじわじわと追い付いて来られても動けない。

38時間一斉投票が行われたのは
志保の誕生日の翌々日
投票期間最終の金土日の3日間
というタイミングだった
一番注目される日でもあり一番重要な日に置いておく

奇跡④
38時間一斉投票がバズる

なんだかんだ言って運が良かった
出来る準備は全てしたしここに向けてきたけど最後は運
次女の方が熱いデッドヒートをしているわけだし
90000票差も話されて注目されなかったら終わりだし
水面下で美也Pが嫌われていても終わりだし
なにより美也P自身が諦めていたら絶対に成功しなかった
美也の魅力に魅せられた人たちが多くいたから奇跡的に成功した作戦で
これはPが頑張ったというより正真正銘の美也のおかげだと思う

100万票最速達成

しかし票差は38時間一斉投票終了後と変わらず
30分で5000票も動く環境で30000票という差は無いにも等しい

最後の2時間

22時~22時30分

時代は30分速10000の世界へ
そして次女がヤバイ
杏奈Pも容赦ないリアリストっぽさを見せて面白い

22時30分~23時

差を広げるが30分で入る票も多くなる

23時~23時30分

ついにわずかだが志保が美也票を上回る
この最終盤
志保に傾けば40000票なんてひっくり返る
30分単位だとわからないと思うが、15分20分25分からの加速度合いが凄く
初めは美也が差を広げていたのに志保が追いつき追い越した

トドメの38分砲

30分を越えても志保はどんどんどんどん差を縮める
完全に形勢は傾いた
逆転を見たい見物層は志保に付く流れ
やはり強者が勝って収まるのだろうか
美也陣営万事休す

ここで美也P最後の意地を見せる
38分砲
コンベンションセンターで誰かが言ったわけでもない(最早コンベンションセンターを見てる余裕はない)
Twitterで誰かが言ってたわけでもない
自然発生した最後の38分での一斉投票

序盤中盤、志保と接戦を演出するため全力で走り青色吐息だと思われていた
しかし38時間一斉投票で応援票を掴むまで自力で走る
今度こそ票を使い切ったと思われていた
もう策は無い

志保はここで逆転すれば確実に勝てる
その前提での追い上げが38分砲によって数分足を止められる
この最終盤、その一瞬で充分だった。

当然票は足りてない
差は縮められている
だが、38分39分40分とその数分間
自力で抗った
応援だけを当てにする他力本願ではなく
最後まで歩み続ける姿が応援票の胸を打ち
後に志保Pに聞くとここで「あ、負けた」と思ったそうだ

https://twitter.com/10V_tkc/status/955471523690655744/photo/1

コメントを見ると当時の空気を感じられるかも

結果発表

おめでとう・・・
ありがとう・・・

『私、何故か失敗ばかりで…。みんな、プロデューサーさん。私を支えてくれて、ありがとう…。 えへ、ダメですよね~。アイドルは笑顔じゃなきゃ…。』

美也の魅力

まずはこちらを




Blooming Cloverはいいぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

THE@TER BOOST!はミリシタ最初期のイベントということもあり
美也陣営は一貫して「宮尾美也というアイドルはこういう子です!」
という宣伝をし続けた

焦らない
敵対しない
諦めない

そしてそれがミリオンの投票企画では一番重要なことだと思うんですよね

一応フォローしておきたいのが
1位や勝ち負けにこだわることを否定するわけではなく
そこがアイドルの魅力だったりする子もいるのでその拘る行為自体は良い
ただ本質的に企画の趣旨を見誤るとストレスが溜まるだろうしアイドルやそのPに攻撃をすることになってしまう危うさもあるという話

コマにちらっと出てきた元ネタ
鯛エビさんはミリシタにも地味に出てる

志保にとっての逆風

誕生日があるという最大のブーストは
逆に年末年始で突き放すという選択が出来ない足枷にもなった

そしてやっぱりコンベが監視されてる動きづらさ
真面目に作戦を立てているだけなのに
「また志保陣営がケンカしてるよw」
と言われる不憫

それに対して反論すると
「志保Pこえ~w」
と言われるのは想像付くのでただただ耐えるしかないという

美也陣営的には追い風ではありましたが見ていて気持ちのいいものではありませんでしたね

それでも傷付きながら逆風の中進み続ける姿は志保さんそっくりでカッコよかったですし
この人たちは志保が本当に好きなんだな…と熱くなりながら見てました

最後に

個人的にもTHE@TER BOOST!を振り返りながら
美也の魅力を再確認し、投票イベの意義を思い出しました

投票企画は多少なりとも荒れるので賛否両論ありますが
もしもアニメで新規が沢山入ってきてくれたら
是非またやってほしいと思います
(シタ勢的にはミリキャスやったばかりだが)

ここまで御覧いただいた方いるのかな?
もしいらっしゃったらありがとうございます!

もしよろしければこちらのnoteも見てやってください…
ミリオンライブ10th act-2でどうしてもコールが聞きたいのです


おまけ 当時の反応

まとめを作ったので宜しければご覧ください。


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