8月11日 2人に友達はいない
友達
気楽な友達
恋人
会いたい人
休日に会いたい人
休日に会いたいと言うのは
1人でいるよりも
その人といると
より休日が良い日になるから
会いたいと言うこと
…
最近入った新人おじさんは
友人とよくドライブ旅行に出かけたり
飲み会に出たりしているようだ
その話を彼にしたら
俺は友達なんていないし
飲みにも誘われないし
自分からしか誘わないし
俺はどちらかと言うと嫌われているから
と私を後ろから抱きしめながら
と言うか
子どものように
私に後ろから抱きつきながら
俺はこの人といるのがいいんだ
と言った
…
私も何故かそうだ
友達がいないわけではない
飲み会にもずっと誘われている
でも断り続けている
休みを使ってまで会いたい人というのは
なかなかいないものだ
仕事のボールは
跳ね返ってこない
私が今している仕事は
ただの仕事ではなくて
私の人生
彼がいたからできたのだけれど
私が
シングルマザーとして
あの男から逃げて
専門職を辞めて
ゼロから別の業界で成功して
財をなすという目標であって
人生の目標
そしてそこには
彼がいた
でも彼は
友人でも
家族でも
恋人でも
ない
仕事の上司
彼が突然この会社の社長を辞めて
地元である関東へ戻る日が
突然来るかもしれない
そうなったら
私はどうなるのだろうか
号泣するだろうか
毅然と見送って
営業として自分の足で歩み始めるだろうか
…
私は
彼の部下で
彼の友達で
彼の恋人
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