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番外編

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ビジコン体験談など卓球レディース制作秘話の番外編をお届けします!
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番外前編 ビジネスコンテストにお門違いの卓球レディースが登壇

ここまで卓球レディースのnoteをお読みくださった方なら西村の人物像は容易に頭に浮かぶでしょう。 “引っ込み思案の中年女性” YES.それに間違いありません。自分の意見を言わないことが美学とされる京都で生まれ育ち。自分の意見を言わないと生き残れない大阪で暮らす。 ゆえに日常生活もままならない主張力弱者。そんな私が昨年の夏からビジネスコンテストに登壇するようになりました。きっかけは……。 お金です。 事業を始めるにはお金がかかる。資金作りのため、賞金を稼ぐた

番外編(中) ビジネスコンテストにお門違いの卓球レディースが登壇

審査員のきまぐれでビジネスコンテストのファイナリストに選ばれた卓球レディース。前編に続く中編です。 ビジコンのリハーサルから大迷惑な卓球レディー「試合慣れ」「舞台慣れ」ってなんなんでしょうね。 私は幼い頃、詩吟を習っていました。張本兄弟が元卓球選手のご両親から卓球を教わったように、私も詩吟の指導者である両親から吟を教わっていたのです。 毎年春に開催される全国予選。そのたった一日のワンチャンを緊張することなくベストを尽くせるようにと、私は12カ月の毎週末、舞台に立たされて

番外編(後) ビジネスコンテストにお門違いの卓球レディースが登壇

審査員のきまぐれでビジネスコンテストのファイナリストに選ばれた卓球レディース。緊張でミス連発のリハーサルを乗り越え、いざ本番の舞台へ! ビジネスコンテスト最終発表会の本番が近づき、私は発表者が座る席へ移動しました。 いや~、緊張しますね! 寒波が来てるのに発汗が止まりませんよ。 本番に向けて、私にはひとつ懸念がありました。発表時間は5分なのですが、どうがんばっても5分でおさまらない。プラス1分かかるんですよ、かと言って、早口でしゃべるのも聞きづらいだろうし……。