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巷に溢れる...ナンピンEAの真実『3話』
【ナンピンマーチンEAの真実】
ナンピンマーチンの性能について
こんにちは、たっくんです。
今回は、たっくん流ナンピンマーチンEAの選び方について
解説したいと思います。
無料のナンピンマーチンEAを使ってみたいけど、
どれも似たように性能にみえてどれがいいかわからないということが
結構あるのではないでしょうか?
今回の記事を読むことでナンピンマーチンを選ぶ際にこういうポイントがわかるようになります。
是非、参考にしてください
さて、早速本題に入ります。
まず、わかりやすいようにナンピンマーチンの性能をゲームの
ステータスに例えてみました。
1.こうげきりょく ➠ 月にどれぐらいの利益が出るのか、
1回の取引でどれぐらいの利益が出るのか
2. ぼうぎょりょく ➠ 何Pips耐えられるのか
3. すばやさ ➠ 何Pipsで利確できるのか
主に上記の3つになると思います。
正直、最後の2つは無理やり感が否めませんが.…💦w
正直、すべての数値を全部上げることは難しく、
どちらかに特化するとどちらかが低くなります。
1つ1つ解説していきたいと思います。
<こうげきりょく>
月の利益を出すには考えられる方法
(こうげきりょくを上げる方法)は3つあります。
① ロットを上げる
② 利確幅を大きくする
③ 取引回数を増やすです
① のロットを上げた場合は、”ぼうぎょりょく”が下がります。
② の利確幅を大きくすると、利確までに必要なPips数が
大きくなりますので、少しの押し目や戻りでの決済、
ここでいう”すばやさ”が下がります。
③ 取引回数を増やすと無駄うちが多くなり、
含み損を抱える可能性も高まります。
下記は2023年10月12日~10月13日の5分足チャートです。
![](https://assets.st-note.com/img/1715217836593-Bbm8MFbz7G.png?width=800)
この間の上昇は約650pipsあります。
途中130pipsの押し目がありますが、その押し目に到達するまでに
500pips上昇しています。
取引回数が多いとこの間にもし売りを持ってしまっていたら
破綻の可能性はかなり高いと思います。
また、500pips耐えられても100pips前後で利確できる”すばやさ”が
必要になります。
<ぼうぎょりょく>
耐久力をあげる方法(ぼうぎょりょくを上げる方法)は3つあります。
① 推奨証拠金と初回ロットの比率を下げる
② ナンピン幅を広くする
③ ロット倍率を低くする
① についてですが、例えば、推奨証拠金が30万円で0.01スタートと
推奨証拠金10万円で0.01スタートでは耐えられる含み損の数値が
3倍になることはわかると思います。
しかし、10万円で10万円稼いでいた場合は月利100%ですが、
30万円で10万稼いだ場合は月利約33%になります。
つまり、”こうげきりょく”が下がってしまいます。
② についてですが、ナンピン幅を広くすると、耐久力は上がりますが、
平均取得単価が遠くなってしまい、“すばやさ”がさがります。
③ のロット倍率を下げると、平均取得単価が遠くなり、
利確した際の利益も小さくなります。
つまり、“すばやさ”と”こうげきりょく”両方下がります。
マーチンせず、ナンピンだけした場合を考えると
わかりやすいかもしれません。
<すばやさ>
利確を速くする方法(すばやさを上げる方法)は3つあります。
① 利確を小さくする
② ロット倍率を上げる
③ ナンピン幅を小さくする
① の利確を小さくすると、当然1回の利益が小さくなります
(こうげきりょくが下がります)
② ロット倍率を上げると平均取得単価が下がりますので、
利確は早くなりますが、耐久力(ぼうぎょりょく)が下がります。
初期証拠金を大きくすることで調整できますが、
そうすると月利(こうげきりょく)が下がります
③ ナンピン幅を小さくすることで平均取得単価を下げることができます。
しかし、そうすると”ぼうぎょりょく”が下がります
上記を見るとわかりますが、
一方の性能を上げると一方が下がってしまいます。
つまり、EAは上記のバランスが重要です。
そして、あまりナンピンにつかまらないように最初のエントリーの
精度を上げることも大事だと思います。
たっくんは、上記のバランスと最初のエントリーの精度で評価しています。
ちなみに、“ぼうぎょりょく”に関しては少し注意点があります。
変動ナンピンやナンピンインターバルを採用している
EAは多いと思いますが、先ほど述べたようにナンピン幅が広がると
利確が遅くなります。
500Pips耐久とあっても利確が極端に遅くなってしまっては、
先ほどの2023年10月13日の相場は耐えられない可能性があります。
EAを選ぶ際は500Pips耐久だから安心だと思わずに500Pips耐えた場合、
どれぐらいの反発で利確できているかも確認すべきです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回は『証拠金を倍にするとどれぐらい耐久が上がるのか?』を
書いてみようと思います。
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