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美しく青きドナウ(J.シュトラウス)

いらっしゃいませ。

ようこそ、CLASSIC BAR VERSTECKへ。


新年明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。


年末年始特別営業3日目です。

ということで、元日です。


元日といえば、やはりウィーン・フィルのニューイヤーコンサートですよね。

毎年1月1日に行われる、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートですね。


日本では、毎年1月1日の19:00よりNHKで放送されています。

今年ももちろん。公式HPはコチラ


今年の指揮は、ダニエル・バレンボイム先生。

8年振り3度目の登場。


さて、"本日のオススメ"は、どちらか迷いましたが、やはり『美しく青きドナウ』という事になりますね。


という事で、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートは、毎年シュトラウスファミリーの曲を中心に構成されていますが、コンサート全体のラスト2曲は固定化されています。

ラスト2曲『美しく青きドナウ』

ラスト曲『ラデツキー行進曲』


『美しく青きドナウ』の冒頭が始まると拍手が起き、演奏を中断。指揮者が客席を向き、新年の挨拶を行います。そして挨拶が終わると、改めて『美しく青きドナウ』の演奏が始まります。


『美しく青きドナウ』とは一体何者なんでしょうか??


J.シュトラウス2世(以下、シュトラウス)先生作曲の、ワルツ。

シュトラウス先生、41歳。


この曲は、オーストリアの第2の国歌と言われています。

第2の国歌。ヴェルディ先生のナブッコにも、イタリアの第2の国家がありましたね。


前年、オーストリアはプロイセン王国と戦争をしていました。短期決戦でオーストリアが負け、国内は暗い状況でした。

一方、シュトラウス先生は、合唱曲を依頼されていました。

そして色々経て、合唱付きのワルツとして結実し、初演されます。


初演はイマイチでしたが、パリ万国博覧会で演奏され、それを機に大ヒット。


詩の一節をとってタイトルを付けたとか、有名な批評家が言った言葉で国歌レベルの賛辞を送っているとか。歌詞を変えて爆発的に人気になったとか。


色々記載がありましたが、んー、なんだか、第2の国家になるまでのストーリーとしては、はっきりしない部分が多いので、来年のニューイヤーまでに、もう少し勉強する事にしましょう。


いずれにしても、今でも世界中で愛されている名曲である事に変わりはありませんね。


それでは、本日の夜はNHKで。



本日もご来店いただきまして誠にありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。

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