しずかちゃんとパパ 地上波第1回を終えて

地上波放送応援企画
コーダあるあるに注釈を添えてみよう!

音を立ててしまうことに無頓着
→だって注意されなかったんだもん。常識が非常識です。
聴こえてるんちゃうんってタイミングで振り向く
→わかってるんだけど、悪口とか言ってたらパパが振り向くのすごいと笑ってる。コーダ同士で「死ぬとき『実はきこえてました』って言うかも」というジョークが交わされている。
相手の目を見すぎて気があると勘違いされる
→手話では顔を見ないと意思通じないので、顔を見るのが癖になってるんです。決して気があるわけではないです。
異言語に飛び込んでも平気
→日本語そのものがある意味異言語、音声言語がなくても通じる方法考えます。ケバブサンドおいしそう。
目に入った情報は得意なのに行動コントロールは苦手
→ぱっと見たことの情報はとらえられるんだけど、それをうまく使えないもどかしさよ・・・。
親の困った顔は何よりもしんどい
→ほんとにしんどい。自分が何かできたのではという呪いにかかる。
自分のしんどいことは伝えない
→「大丈夫」がテーマで親子の会話しています。
子どもなのに親と対等なんなら守りたい
→ヤングケアラーと言われるのがこの感覚なのかもしれぬ、大切だからこそ守りたいし嫌な思いさせたくない。自分がいないところでしんどい思いしてきたこと知ってるから。
人の気持ちわかっても空気は読めない
→状況読むのが常だから、気持ちはわかるんだけど、今それを言っていいのかどうかはわからないんだよなぁ。大人の見本がないから。
情報の精査勝手にする
→本当は全部伝えるのが知る権利を守ってるんだろうけど、家族だと勝手に必要・不要を決めて「なんでもない」いいがち。
呼ぶときもの投げる光パチパチ
→一番効率的。自分が動くよりあるもの使う。このドラマでお手玉便利だなって学んだ。
ソーダに感謝される
→ただの娘としているだけなのに、お礼言われるのなんかいや。責任感を植え付けられる呪縛。わかってること言葉にされるのも、つらいね。
自分とは何者かいつもふわふわして落ち着かない
→親を優先して考えることが多いので、本当の自分や自分のやりたいことがみえなくなってしまう。親が喜ぶことがやりたいことになってしまうことも!
人すぐ指差す
→ごめん!癖!コーダの!笑
スマートシティは痩せている
→ぱっといい表現浮かばなかったら、直訳でとりあえず口形!で伝えちゃう。
記憶は映像
→ドラマのように、映像で回想シーン出てきます。
日本語通じない相手には手話出がち
→無意識。日本語通じないカテゴリーの人には、手話が通じやすいかもって脊髄反射しちゃう。
座る席はパパの向かいかパパの横
→表情見たいし、通訳いるときもあるし、いつでも見てもらえる位置で。ここ重要なのは、見てもらえる位置ってこと。パパが見える位置ではない!ここテストに出ますからね!

写真が得意なろう者は多いけど、仕事にしているのは素敵ですよね。
この設定なるほどって思いました。
フラッシュライトなどナチュラルに紹介してくれているのもうれしい。
運転免許をもっていない高齢ろう者も多いです。時刻表集めが趣味な人もいます。
しずかちゃんに仕事辞めた回数は「13回だよ!しっかり覚えとけ」って言ってました。数が好きなろうの人多いです。年齢や記念日しっかり覚えている人も多い。「生まれつき」最高でした。
そして、娘が思うほど父は弱くない。だって娘といない時間のほうが長いのだから。

コーダを扱ってくれただけでもうれしいのに、「コーダ考証」ですよ!
ありがとうNHKさん。ありがとう地上波。エンディングなくなってたけど。
地上波ってことはNHKプラスでもあるのかな?
みんながろう者やコーダについてふつうに世界にいる人として、見てくれますように。優しい世界に一緒にいるよ~。

私はどこにでもいるコーダ。両親が耳が聞こえません。
小さいころから自然に手話を使っていましたが、家で使う単語しかしらないので、しずかちゃんはすごいです。家で使わないような単語でも手話通訳できちゃうから、手話への意識高め。でも情報保障の意識は低め。それが家族って感じでいい!
あと7回、素敵なしずかちゃんとパパの自立への道を見られることが幸せです。しっかり字幕付きで楽しみます。テレビの字幕は必須のコーダも多いのでは。
あと、先入観のないよき理解者が現れたのは、私と同じです。
両親の子ではなく私自身を見てくれる人。普通だけど普通じゃない喜び。
うちの夫はスケッチブック持って結婚の申し込みに来てくれました。
その話は、機会があればまた・・・。

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