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しあわせの力

わたしの人生で大切にしていることは
安定でもお金でもなくて
『幸せ』なんだと思う。

本当に幸せを感じていたときの話を少しだけ聞いてほしい。

わたしは大学でラクロスを始めて、社会人になって3年間そのまま母校のコーチをさせてもらった。コーチと言ってもそんな大した指導力があったり、経歴があるわけではないから一緒に頑張るサポーターとでも言っておこう。

ただわたしの3年間は本気だった。自分のことよりも、教え子たちのことを常に考えるくらい一生懸命になっていた。自分が学生時代に指導してくださったコーチの熱意や姿勢が本当にすごくて、その経験を教え子にもさせてあげたいと思っていたのと、もう一つは自分が目標達成できなかった学生時代の反省点を活かして目標達成させてあげたいと思ったからである。
ある意味自己満足であることもわかっている。でもコーチに選んでくれたということはこのわたしの想いに共感してくれたからだと思っていたから、考えを変えるつもりはなかった。大変なことや苦しいことがあっても幸せと思える時間とは…?

必死にもがく忘れられない経験と仲間と試練を乗り越えて結果を出す成功体験!

わたしが教え子に言い続けた3つのこと
・仲間全員で話すこと
・愚痴を言わない
・どんな時も目標達成できると信じること

〈仲間全員で話すこと〉
はじめは分かっていてもできないのが人間。
だからみんなで話そうと言っても集まるのはいつも数人だった。それにみんなは言い訳を言う。バイトがあるから、用事があるから…そう言いたいのもわかるし、逆にそうなるからわたしはこの約束を全員とした。本当にここに向き合わなかったら、真のチーム力は生まれない。

だからわたし自身も仕事がありながらも、仕事前の朝練の時間はほぼすべて顔を出し、休みの日はなるべくミーティングをしたり自主練を一緒にいる時間を増やした。今思うと生活のほとんどがラクロスで埋まっていたかもしれない。
これはコーチだからやっていたと言うよりは本当にみんなと結果を残したいし、この時間が楽しくて幸せだったから。

チームスポーツではみんなで話すことで生まれるチーム力が本当に技術を超える力になる。

〈愚痴を言わないこと〉
小学生みたいだけど大切で、ただでさえ大学生になるまでの環境が違って、価値観も違うみんなが陰で話し始めると溝は深まるばかり。だから愚痴や不満があるなら直接は言わせた。何度泣きながらミーティングをしたことか。でもこれはわたしが学生時代できなくて、教え子たちが頑張って乗り越えた壁。本当に絆が強くなるのを日々感じていたよ!

〈どんな時も目標が達成できると信じること〉
これはある種魔法かもしれないし、本当に自信があったのかもしれないけれど、できると信じて疑わない力が本当の力になることがある。

初めてコーチをした年、チームは小集団の集まりでチーム力はイマイチ、技術も正直いうと心配になる子たちだった。自分の学生時代にそっくりで、このままだとチームは一つになれないと感じていたけれど、ちゃんと向き合えば変われるし進化するって思っていた。だから目標が達成できることを疑うことは一度もない。本当に一度も。今思うとどこからこの自信が生まれたのかもわからないし、本当に結果を出しちゃうミラクルはもはや魔法である!

新人戦優勝という目標を立てていて、結果は新人戦準優勝w実は1点差で最後負けたわけだ。悔しくないわけはないけれど誰も後悔はしていない結果だと思う。
本当に本当にすべてできることをして得た結果だったから。

話を戻すとわたしの人生でこれほど熱く、そしてこれほど幸せな時間はないと言えるくらい濃い時間を過ごした。

これは安定でもお金でもない。
幸せが溢れていた!

このときもこの子たちのために仕事をやめようかと思うくらいだったから、わたしの中で優先順位は幸せや自分のやりたいことだったのだろう。

今日は長くなってしまったし、話のまとまりもないと思うけれど自分をさらけ出してみた。

幸せを大事に生きていこう!
わたしとはこういう人間なのだ。


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