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染めの花

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ときどき花を染めています。染めの花の記事だけをここにまとめています。詳細はTOPの固定記事「【染めの花】マム(菊)、アルストロメリアを染めてみた」にありますので、ご興味のある方は…
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【染めの花】マム(菊)、アルストロメリアを染めてみた

染めてみた1 マム(菊) 染めてみた2 アルストロメリア きっかけ。「染めの花 フラワーデザイン図鑑」 この本を本屋で見つけて一目惚れ。 とにかく写真が私の好みそのもので、綺麗なんですよ。耽美。 上のリンクから試し読みできるので、ぜひ見てみてください。 こういう色味、どうですか? 私は大好物です。 たぶん、この本は雑誌「フローリスト」での連載?を単行本化したものだと思います。 雑誌の方でも、ときどき「染めの花」の記事は載っていて興味はありましたが、この本で花ごとに章

【染めの花#035】ユリをなんとなくトロピカルに染めてみた

こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。 今回は、ユリを混色で染めてみました。 なんとなくトロピカルな感じです。 今回は同じユリを4本買ってきて、1本だけ染めました。 蕾から次々と開花していくのを見るだけでも楽しいのに、染めていないものと染めたものを同時に見比べることもできて、おもしろい1週間でした。 あと、このユリは見栄えだけじゃなく香りも私好みで毎日優雅な気分にさせてくれました。ユリは種類によって香りも全然違って、苦手な香りの品種をたくさん部屋に飾ってしまうと

【染めの花#034】アストランチアを涼しいブルーに染めてみた

こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。 今回は染めの花シリーズ。 アストランチア(アストランチャー・アストランティア)を染めてみました。 暑いので、せめてブルー系のカラーで目に涼しく。 ◾️染めてみた けっこう劇的に印象が変わるし、綺麗ですよね。 アストランチアって初めて染めましたが、とても早く綺麗に染まって驚きました。 勝手なイメージで、水気のない花だから染まらないか時間がかかるんじゃないかと思っていたんですが、そんなことなかった。意外と水の吸い上げがい

芍薬(シャクヤク)を撮ったり染めたり

こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。 今回は先日に引き続き、芍薬(シャクヤク)、ピオニーを撮りました。 染めもやってみたらキレイだったので見てやってください。 ■染める前 咲き方も色も全然違っていますが、たぶん全部が芍薬です。 丸いボールみたいな蕾から、日ごとに違う大輪の花が咲いていくのは贅沢な体験でした。 先日、初めて芍薬が咲いたのに感動したので、花の生産地みたいなところへ行って、束でごっそり買ってきました。 生産地に近くなるほど値段は安く、数は多く、こう

【染めの花#030】ブルーとグリーンのスカビオサ

こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。 今回はスカビオサをブルーとグリーンに染めてみました。 スカビオサは西洋松虫草(セイヨウマツムシソウ)とも呼ばれます。 日本の山で自生する松虫草の仲間だそうです。 私は山に登らないので見たことないんですが、ポピュラーなんでしょうか。 もともとカラーは豊富で、花屋でもたくさんのカラー・品種を見かけます。 この前、「ちょんまげリョウマ」というのも見かけたなあ。 日本で作られる品種が多いのでおもしろい名前のものが多いですね。 私は

【染めの花#029】小さく可憐なコワニーをオレンジ色に染めてみた

こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。 今回はアリウム コワニーを染めました。 ■染める前 ■染めてみた コワニーは染め液を吸わせると、花びらの真ん中にシュッと線が入ります。 時間が経っても、花びら全体が染まることはない。 この染まり方をする花は珍しいと思います。 マーカーで塗ったみたいですよね。 元が真っ白なので、彩りをつけたいときに染めたコワニーを使うと良いアクセントになるんじゃないでしょうか。 以前にブラック染めはやったことがあったので今回は元気なカ

タキツネの2023年、よく使われた花写真4点を振り返る

こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。 今回は、今年「みんなのフォトギャラリー」でよく使われた写真で2023年を振り返ります。 1位:ラナンキュラス シャルロット これがダントツ1位。 30回くらい使われていました。 ラナンキュラス特有の花弁の繊細さと、大きな花のダイナミックさが同居したシャルロット。なにせ被写体がかっこよかったので、この花の魅力を伝えられて良かった。 2位:アネモネ ミックス 夏場によく使われました。 アネモネの白とグリーンの爽やかさが気持

【染めの花#028】ヒダマリ草を実写化してみた(ゼルダの伝説)

こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。 今回は「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」に登場する架空の花「ヒダマリ草」を染めで実写化してみました。 ※ヒダマリ草とは: 黄色のユリの縁が黒く塗られたような色をしている。 太陽の力を蓄えており、料理などに使うと瘴気に冒された身体を回復することができる。 「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」ゲーム内に登場し、冒険を進めていく上で必要なのだが採取できるポイントが少ない希少な花。 見かけたら確実に採取しておきたい。

【染めの花#025】ユリをルビー色に染めてみた

こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。 今回はユリを赤く染めました。 ■真っ白なユリを ■赤く染めた ■染めの話 ユリはこのほかに、鉄砲ユリも染めたことがあるんですが、 染まり方は似た感じ(メッシュ状)でした。 色の好みもあると思いますが、染まり方にも好みが分かれそうです。 大きい花なので、染めるのに時間・手間がかかることもあるでしょうし、 花屋でもユリの染めは見たことがない気がします。 水を吸わせて染めるので、花だけでなく茎・葉も同じく染まるので、 どう

【染めの花#024】ピンクのバラをアースカラーに染めてみた

こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。 今回はピンクのバラを染めてみました。 ■染める前 真ん中がくしゅっとしているんですが、これはこれで綺麗。 ■染めてみた 元よりも大人っぽくなればと思い、赤茶っぽいアースカラーで染めました。 (パープル+イエロー。染め液のレシピは最後に記載あります) 結果はご覧の通り。 狙った通り、ドギツい原色にならず、うまく馴染んだと思います。 ■バラを染めたときの特徴2つ ①バラを染めると、花びらのフチに染料が溜まるように染まり

【染めの花】陶器みたいに綺麗なヒペリカムを紫に染めてみた

こんにちは、タキツネです。 今回は、陶器みたいに綺麗なヒペリカムを見つけたので、 染めたり撮ったりしてみました。 ■染める前:元は桃色 ■紫に染めてみた 元の桃色にラベンダー色が乗っかって、良い感じの紫になりました。 これだけ見せられたら、染めの花ではなく、 元々こういう色の品種なのかなと思われるんじゃないでしょうか。 ヒペリカムは、今回の桃色の他にも、赤、緑、黄、白など カラーが豊富ですが、たぶんこの紫はないと思います。 青系が欲しい時には使えるかもしれません。

【染めの花】桜色を探して その2

こんにちは、タキツネです。 今回は、切花着色剤ファンタジーで オリジナルカラー「桜色」を作りたい企画の2回目です。 ■前回までのあらすじ 切花着色剤ファンタジーを混ぜたり薄めたりして、 自分なりのオリジナルカラーを作りたいと思い、 混色表を作った。 ↓ (実験した日、2023/5/3) 白バラ ティネケで「桜色」にチャレンジ。 綺麗に染められたんだけど桜色ではなかった。 ↓ (実験した日、2023/5/4) 今回は、同じ白バラで2回目のチャレンジをしてみました。 それ

【染めの花】ユリをオレンジ色に染めたら、綺麗だったので見てほしい

こんにちは、タキツネです。 今回は、ユリをオレンジ色に染めてみました。 ■染める前は綺麗なピンク ■オレンジ色に染めてみたら、これはこれで良い感じ。 ■染めから2日後。咲いた。 ■染めから5日後。さらに咲いて、色も馴染んだ。 この記事を書いている今、目の前でこの状態で咲いています。 残った蕾も咲いてくれるのか、楽しみに見てます。 ■時系列で並べてみると 変化が分かりやすいように時系列で並べると、こうなります。 染めの前後も劇的ですが、 そのあと開花しての形の変