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Weekly Report 2023/12/20 (wed)

個人的に気になったニュースや自主制作などの週報メモです。


自主制作 / 記事

Elemental Anima #0114

今作で、梟羊(きょうよう)三部作が完結しました。現在の企業やSF作品、時勢をモチーフを入れ込みつつ、多次元的に解釈できるよう制作しました。ヒトとAIは、どんな選択をしていくのか。Elemental Animaを通して、観測し続けていきます。


[ニュース] AI関連

[3D] Stability AI - Stable Zero123

遂にStability AIからもImage to 3Dのモデルが出ました!ローカル環境で精度の高い3D生成が出来るモデルは少なかったのでありがたいですね!商用利用はできませんが、もうすでにComfyUIのワークフローで実装している事例も出てきているので、SVD同様にこちらも色々と検証していきたいと思います。


[企業] Stability AI - メンバーシップ

今までのLLMやSDXLなど商用利用可能だった所、SVDが非商用になってた事から薄々こうなる気配は感じてました。オープンソースにしすぎる事でのマネタイズの難しさも重々承知だったのでこの判断は納得です。とりあえず、Professionalのメンバーシップになったので、あわよくばStableAudioのモデルも公開して頂けるとありがたいです。


[画像] Alibaba - Outfit Anyone

AlibabaがAIによる着せ替えが出来るプロジェクトを発表していました。ファッション業界にはインパクトがありそうでうすね。更にAnimate Anyoneのデモも入れてあるのがさすがです。ワンピースを使用するのはもやりますが・・・。Alibabaがここ最近のAIニュースで話題になりやすいのは、精度と使用例の想像がしやすいのも理由だと思っています。こちらは、もうHuggingfaceでデモが触れます。


[動画] Alibaba - I2VGen-XL

Alibabaラッシュが止まりませんね・・・コードとモデルは公開されているので、SVDとどのような精度の違いが出るか検証してみようと思います。


[画像] KREA AI - Open Beta

KREA AIがオープンベータになりました。リアルタイム生成、高精度のアップスケールなど今なら無料で手軽に生成できるので興味がありましたら是非。殺到し過ぎてかなり重かったり、メンテナンスが頻繁に行われています。


[モーション] WHAM:Reconstructing World-grounded Humans with Accurate 3D Motion

先週共有したSMPLer-Xに続き、モーション系も活発になってきましたね。これがローカルで使えるようになったら嬉しいですね。そのために、自分でモーション素材の撮影をして準備しておこうと思います。


[動画] GMTalker: Gaussian Mixture based Emotional talking video Portraits

感情を込めた表情が良くなってきてますね。SadTalkerをよく使っていますが、これが公開されたらGMTalkerに切り替えます。


[3D] BlockadeLabs - World Mesh Alpha v2

360度シームレスの画像をAIで生成しつつ、奥行きとメッシュ化してGLBで出力まで出来るようになりました。


[3D] Generative Proxemics: A Prior for 3D Social Interaction from Images

画像内の人物の3Dモデル化。見えていない部分の腕や手なども高精度に再現で来てて驚きました。


[政治 / 法] AIの安全性確保と活用促進に関する緊急提言

EU、アメリカも規制について動き出したので、日本がAIについてどんなルールを作っていくのか動向を追っていきます。


[AI活用] アニメ『BEYBLADE X』マルチ リリックVIDEO

MAPPA「チェンソーマン」、WIT STUDIO 「犬と少年」に続きアニメでの活用も増えてきましたね。スタッフロールを見るとAiHUBがAI周りの制作をしているそうですが、こういうスタッフロールも当たり前になる時がくるのでしょうか。


[政治 / 法] 自民党 - イノベーションボックス税制

"特許権や人工知能(AI)分野の著作権で得た所得に対して30パーセントの所得控除を認める「イノベーションボックス税制」も創設"。


[画像] ComfyUI - Upscaling Tutorial

精度の高いアップスケールが求められる場も多いので、このチュートリアルはありがたいです。ワークフローを再現してみようと思います。


[動画] VideoLCM

4ステップで高速に精度の高い画像が生成出来るようになったばかりなのに、次は4ステップで"動画"も生成出来るようになるとの事。


[動画] AnimateDiff v3

v3により一貫性が向上した上で、SparseCtrlでDepthを活用し指定した動きを制御できるように。試したいことが多すぎる・・・


[3D] CSM - Real-time sketch generation to 3D

Krea AIと同じようなリアルタイム生成をしつつ、3Dモデルの生成も出来るのは凄いですね。


[ニュース] リアルタイムエンジン関連

[レポート] 『FINAL FANTASY XVI』キャラクターリグのワークフロー


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