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僕が電車に乗ってるときに死にかけた話

ついこの間の出来事だ。

朝、いつも乗るホームから電車に乗り人の塊に呑まれて揺られて学校に通うそんな毎朝のある日のこと。

テストが近かったので僕は問題集を広げながら電車で揺られていたのだが、1駅過ぎた辺りでふと気がつくと突然、教科書の文字が読めなくなった。何事かと焦ったときには息が出来なくなっていた。新しく酸素を供給させることが出来ない、次に視野が急に狭くなった。息苦しさに顔を上げると今度は視界が真っ白になってしまった。

流石にこれはやべぇ、

このまま死ぬか、次の駅のホームにどうにか倒れ込むかどっちかだ、と思い、

力を振り絞って、「下ろしてください、」と周りに言いながら人混みを抜け出し、次の降りる予定もない駅のホームに降り立ち、倒れ込んだ。

車掌さんが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたけど僕はそのときまともな判断ができなかったのかそれとも自分の為だけに電車を遅らせては迷惑だと思ったのか

「大丈夫です」と答えていた。

程なくして電車は発車し、駅のホームに僕ひとりが取り残された。

ホームの地面に座り込んでいる奴なんてきょうび見るのは酔っぱらいのおっさんか俺くらいだ。

ずっと15分、座り込み続けてようやく回復した。そこから次の電車に乗って学校に行ったわけだ...

ということがございまして、ぶっちゃけ死んだと思うくらいしんどかったです。中々味わえない貴重な体験とも言えるし、その倒れた日から今日この日まで電車に乗る度のトラウマになったとも言えます。いったい何が原因だったんでしょうか。

今は幸いその症状は見られません。体に気を付けて生きていきたいですね。

あと、その日に「学校休めば?」って言ってくれた友人に感謝。こっちの事情まで鑑みて言ってくれて僕はとても嬉しかったです。結局学校言ったけど。

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