天使三作、探偵三作とNPCの小ネタと補足。

自分のシナリオ、
天使三作とは
・DOGMA
・ANATHEMA
・METANOIA

探偵三作とは
・どうして彼の探偵は最強なのか。
・怪盗
・HAPPY
を指す。
そして番外編として
・絶望の過去
がある。
このシナリオたちの小ネタを書き留めるだけの記事である。ネタバレが多量に含まれるので気をつけて読んでください。

そもそもの時系列。

この天使三作、探偵三作と分けているシナリオだが、時系列は繋がっている。
どうして彼の探偵は最強なのか。→DOGMA→ANATHEMA→METANOIA→怪盗→HAPPYとなっている。
かのたん、が2013年、DOGMA、ANATHEMA、METANOIAが2023年、怪盗、HAPPYが2024年となっている。
かのたんが6月くらい。
DOGUMAも6月。
METANOIAは9月、
ANATHEMAが12月。
怪盗が1月で、HAPPYが4月。
瀧本さんがこのシナリオを書き上げた時期にリンクしている。

DOGMA(協力・対立・特殊)

天使三作の一作品目。
実は初心者にもクリアできるように組みながらも、上級者が来てもなかなかいい難易度になるように作っている。
が、やはりどちらかというと初心者に向けて作ったところが大きい。
これは身内卓で実現できなさそうなシナリオである「世界の危機」「シノビガミの顕現」というのをやってみたくて書き始めたシナリオ。
後に、映画キングスマンのあの銃撃戦闘シーンをシノビガミでやったら楽しくねえか?と思ってギミックを組み込んだ。
特にそれ以上は考えずに書き始めた。
ここで衝撃の事実が明らかとなるがこのシナリオ普通に見切り発車なのである。

よくPCたちに「シノビガミが出るのに中忍で大丈夫か?」とよく聞かれるのだが、それを潰すためにGMから毎度「中忍はこの世界観上とっても偉いんです」と説明をしている。本当に偉いんです。むしろ中忍4人は十分すぎる戦力なんです。
また、秘密についてはキャラシをもらってから秘密を気分で書いてる、ので対立になるか特殊になるか、協力になるか全くわからないから全部あり得るというだけ。実際に対立になることもあったし協力になることもあった。

天使ちゃんについてはこのDOGMAでは名前は決まってなかった。
が、モチーフは新・光神話 パルテナの鏡のブラックピット。
そして、シノビガミとは「イエス・キリスト」であると考えて作られている。各所に登場した伝説上の偉人が「シノビガミ」である可能性があるだろう、と考えてこのシナリオを作ったのである。宗教関係の大方に喧嘩を売っているが別にどうでもいい。そもそも異端派を出してる時点でもうそんなのどうでもいい。
忍法構成はその戦場で使われたサポート忍法と攻撃忍法を学習して戦うというもの。初心者にプレゼンする良い戦闘経験になる。
学習する器として作られたと言う側面というところを描写しながら、強すぎる忍法構成を組んできたPCを後悔させる仕組みになっている。
しかし、これ以外には何も考えてなかった。が、一回目のDOGMAを回した際、あまりに出目が酷くてPC1が「天使ちゃん不憫でかわいいな」「天使ちゃんがんばえ〜」と発言したのでこれは良いなと思い、2作目で実は悪い人ではない、と言うムーブをさせて3作で終わらせるというプロットが完成した。
つまり、2、3作目はこのPLがこの発言をしなければ生まれなかったのである。
ちなみにこのPLが動かしていたPCは善院直哉と言う。
善い院の直哉なのである。反転呪術も使える。なんでだよ。

ロード・トリアに関しても全然考えていなかった。
ちょい出しして次くらいでどんな人物か描写させるかあ、まあ強いお助けNPCくらいで考えてもらおうくらいにしか思っておらず、まさかあんなことになるとは思っていなかった。
でもオフを楽しんでいたのは本当で、商店街で美味しい食べ物いっぱい買って楽しんで食べているだけ。いっぱい食べる君が好き。
アルフに関しても同様。
元、凶尾で、ロード・トリアに助けてもらってから比良坂に入って、その敏腕だけで上忍まで上り詰めた実力マンなのである。
優秀だ、という描写だけはしているが本当に何も考えてなかった。が、インパクトを与えるには十分だったのでちゃんと利用させてもらうことにした。

どうして彼の探偵は最強なのか。(特殊・協力)

次に作ったのがこれ。
私が呪術廻戦の懐玉・玉折を見て「ロードにもこんな過去あったらばりおもろいやん」と思って書くことにした。
私の知識を総動員してPLをGMの手のひらの上に完璧に収めるために書いたシナリオでもある。なので、自由に見えるが完全な一本道で完全な箱庭になっている。
これについては別で記事を書いているので詳しいことはそっちを見てほしい。
後に、このシナリオを書いた後でブルーアーカイブを始め、小鳥遊ホシノとかいう女とダダ被りしたことが判明した。本当に偶然なんです。許してほしい。
ちなみにだが、このシナリオ、元々はPC全員別勢力からの刺客で、そこにサマエルくんが乱入して戦場はしっちゃかめっちゃかになる、という予定だったのだが、それをするとその前にシナリオがしっちゃかめっちゃかになるので、あえなく没になった。
ちなみにここから派生したシナリオがあるのだが、これはまた別途。
また、回しているとやたら人が壊れる。
別に壊そうと思っているわけではないのだが人の心がないとよく言われる。
逆だ。人の心しかない。壊れたとしたらそれは副作用だ。いつだって私はハートフルだ。

ANATHEMA(特殊)

次に書いたのはこれ。
このシナリオはもちろん呪術廻戦を見て「新宿魔境決戦したろ!」と思って書いた。なのでボスがまこーらなのである。
ギミックのタネは「PLを全員騙すか。」と思って組み始めたのがきっかけ。秘密を配って騙して、セッション中も騙して、サマエルってこういうやつというのを存分に描写する。
ふざけて書いたが、実際にはやばいことをしていて、各流派に潜入できるほどの強力な催眠、幻術、詐術能力を所持している、純粋な悪意(本人の遊び)で行動している、というのが中身だ。

かのたんを書いた後にこれを書いているのでロード・トリアもここからいい感じに関わってくる。そして的確な助言をよこしてくれる。
また、前述したかのたんと合わせると10年間サマエルを追うために鍛錬を続けて世界最強になってしまったんだなと言う文脈が追加される。PCではなくPLに反映されるので少々難しいところではあるが、愛着を持ってくれた…ことだろう。きっと。
また、目が良い、とセッション中に発言していたが、これは元々ロード・トリアのキャラシで千里眼の術を持っていたからである。
今はないのでただ目が良いだけの人になってしまった。
また、ロードはずっと聞き込みをしている、と言う描写を行なっているが、これは特殊なRPをしない限り天使の居所を手に入れることができないので、それのヒントとするために「聞き込みをしている」とずっと描写をしているのだ。

天使ちゃんもここでは良い人だ。というところを描写するために子供と遊ぶ描写を入れて、演出している。
ここでよく、「どうして子供と遊んでいるのか」と聞かれるがそこで「子供は世界の宝だ。」みたいなことを言う。これはFateシリーズのギルガメッシュのセリフのオマージュ。
そしてここで自由意志の天使、として「タブリス」と名乗る。
ここら辺は少々リサーチ不足で、パッと調べて自由の天使、みたいな天使がいないかな、と思って名付けただけだ。意外にゆるい。

アルフについては三作目まで考えた時に、「こいつここで殺した方がインパクトあるな」と思って殺した。
裏で、サマエル…というか天使を倒すためだけに神器を秘密裏に集めているところで殉職した、と言うのが真実だ。優秀。しかも集めて盗られるんじゃなくて盗られることを察してバレない場所に隠したのだ。本当にこいつ優秀だな。

今回のMVP、クソガキ。
特殊型でお互いにピリピリしているPCたちを和ませつつ、ロールプレイで街中を探してクソガキを見つけないと天使に辿り着かないという役目も担っている。
PCにカンチョーをしたり、おばさんと言ったり色々失礼だが本当にRPしてて楽しい。

サマエルくんについては顔見せ、くらい。
しかし、大きな意味を持っている、それはDOGMAからANATHEMAに移るときの現代編から現代退魔編の移行である。
これはサマエルが簡易地獄門を開けるので、それを使って暴れ始めたためANATHEMAで現代退魔編になった、と言う理由がある。

魔虎羅はサマエルが呼び出した妖魔。
原作再現にかなーり気合いが入っている。
しかも強い。死ぬほど。
本当に小ネタも小ネタなのだが、一回ロード・トリアとまこーらでタイマンをさせたのだが一人でぶっ倒してしまった。
こいつが一緒に戦わなくてよかった。本当に。

METANOIA(協力)

次に書いたのがこれ。
上忍2中忍頭2で行われるセッション。
これについては書くのは意外と楽だった。
このセッションで畳むのでそれの片付けをするための要素を書きつつ、サマエルと戦わせるだけ。
ネタとしては呪術廻戦とFE覚醒。
天使ちゃんを良い人ムーブで描写したので、このシナリオで天使ちゃんを犠牲にするかどうか選ばせると言うのは重みが出る。
前述したアルフの用意した切り札とタブリスの「自由」と言う権能を持って、サマエルを倒す。
サマエルくんは「全力で遊ぶこと」に注力している。ので、断城でPCたちにあってもクライマックスフェイズまでに全力で準備してこい、本気で遊ぼう、と言う。
そして上忍2中忍頭2が全力で組んできたキャラクターシートと対峙するわけだが、サマエルもやたら出目がいい。
流石に閃電スペを7回凌いだ時はびっくりした。
そして、死ぬ時はちゃんと「あ〜、楽しかった」と言う。
全力で遊べることはこの数千年間なかっただろうから、本当に楽しかったのだろう、心からの感想である。

怪盗(協力)

これはMETANOIAが終わった後に「ロード・トリア引退させるか」と考えて書き始めたシナリオ。
あとついでで言うとこの時期に怪盗キッドにどハマりしていたのでネタに盛り込みつつ、PCに変装する(PCは気づいてない)と言うギミックを盛り込んだ。
しかし不評だし面白くない(らしい)のでこのシナリオは全て作り直され、ロードに怪盗が化け、単純に逃げた怪盗を追う、と言うストーリーになった。
非常に味気なくてつまらないが、その分、コミカルになって怪盗キッドらしさが増した。
また、絵画の秘密については全特技分用意した。
これは「情報判定とか全部妖術でええやろw」とか思っている人間(主にアホボケ某冒企)に対抗するために66個書くことにした。
特に書くことはないが、セス・ベイカーを甦らせてもう一度ロード・トリアの目の前に出す、と言うのはやりたかったことだ。
また、美術館から絵画を盗む手口は怪盗キッドが最もよくやる手法。
書いてることが少ないなあ、と思うかもしれないがそれもそのはず。
あまり舞台を準備せずに、キャラクターたちはこういう状況を与えられた時、どんなふうに動くだろうか、と想像だけしてそれを文字に書き起こしただけのシナリオだからだ。作り直した弊害でもある。

HAPPY(協力)

上忍4で組まれた最終章。
大前提として、PCたちが馬鹿みたいに強い。
これに対抗しつつ、ロードとセスをいい感じに援護させるのは非常に骨が折れた。
ちなみにこれを書いたのは「100万ドルの五稜星」を見た後だったので、怪盗キッド成分が溢れ出ている。
それはさておき。
あまりこれについても語ることはない。
・怪盗の時と逆でPCたちに怪盗側につかせる。
・ロードとセスの最後の二人での"探偵"
と言う描写以外にこだわったことはない。
あと強いて言えばボス妖魔には「ルシファー」らしく丹精込めて作った。
そして小ネタだが、元々、このシナリオはHAPPYという題名ではなかった。
そもそも、ハッピーエンドを指すのがこのシナリオの意味だが、元はこのシナリオはセスは帰ってこない、ロードはこれから一人で生きていって、大人になる、というエンディングだった。なのでHAPPYじゃなかったのだ。
しかし、シノビガミをやっているサーバーで「結城友奈は勇者である」というアニメを勧められあろうことかそれを一気見した。
おかげさまで「セスが帰ってくるハッピーエンドでも…いいか。」と思い、今のエンディングとなっている。
というわけで足されたエンディングでは自分が今までで見た中で一番感動した「シン・エヴァンゲリオン」のエンディングのオマージュが含まれている。
あと、桜を描写したかったので、これだけ現実世界とリンクしない月となっている。
HAPPYはBUMP OF CHICKINの曲、「HAPPY」だ。
非常に歌詞が合っている。セッションが終わったら、ぜひ聴いてほしい。

絶望の過去(協力)

これは、かのたんのIF世界線シナリオ。
かのたん回って心が壊れた壊れたとかいうので瀧本さんが怒って「本気で人の心を折ってやる」と思って書いたシナリオ。
どういうIFなのかというとかのたんで「もしロード・トリアがセス・ベイカーを自分の手で殺していたら」という世界線。
まず、セッション始まってすぐのシーン表で回想シーン表を降るので「セス」を心に思っている人たちは回想シーン表の描写とダブって勝手にダメージを受けていく。これでPC,PLの防御力を落としていく。
そしてロードは味方だぁとみんな思い込んでいるので敵に回った時の絶望感は半端なかっただろう。ここでまず人の心を折るポイントを一個作る。
で、サマエルがロードを乗っ取ってるんだあ、と考えついてちょっとホッとしてじゃあ倒せば大丈夫だなと思ったところで独自設定に仕込んだロード・トリアの捩れ曲がってしまった覚悟を見ることになる。
独自設定/
全てを失ったこの世に生きる価値なんてあるのかい?
...失ったのは君たちも同じだろう、わかるとも。同じ部活だったからね。でも、君たちと「失った」意味合いは違う。セスは私の全てだ。この世界だ。
私は世界を失って、生きる意味をもなくしている。
その私を止めようというのかい?
もう一度、生きる意味を、その「一欠片」に賭けて、足掻く私を笑おうというのかい?
そうだというのなら、そこを退け。私にその欠片をよこせ。いずれ辿り着く。私の未来の為に。
このひみつを見たPCとPLは更に折れることになる。
なぜならロードが望んで殺戮を行なっているからだ。
こんなひみつを書いたのは瀧本さんの人生経験から来ている。
自分の相棒を失うとその相棒が自分の世界全てなので、生きることとかが本当にどうでもよくなる。
まあそれはさておき。
ここで一度心を折って、それでも頑張ってクライマックスフェイズを乗り越えた先に「ロード・トリアの自殺」が待っている。
これで人の心を完璧に折る、という算段だ。
実際に何人かの人の心が完全に折れている。
私は嘘をつかない。いつだって私はhurtfulだ。
また、ロードが邪刀ではなく禍玉を目指した理由はちゃんとある。
それはそれぞれの効果にある。
邪刀をもし見つけ出してその権能を振るえたとして、過去に戻ってあの瞬間、セスを助け出せるのだろうか。
否、助けられない。だから過去を変える力を持つ邪刀ではなく、甦らせる禍玉を選んだのだ。

キャラ造形について。

おそらくシナリオの小ネタより、キャラクターの小ネタを書くほうがよっぽどシナリオの理解度は深まると思うので下につらつらと書いていくことにする。

ロード・トリアについて。

世界最高の探偵、と銘打ってキャラ設計を行なっている。
お助けNPCで、RPはフランクで話しやすく、可愛い。と意識している。
これは大人状態でセス・ベイカーのエミュレートを行なっているからだ。
フランクで話しやすく、可愛い。これがロードから見たセスの印象。
10年前の事件があってから、ラウダ・E・トリアは傷心状態で一度マクファーデン本校に戻って、サマエルを倒すためだけにもう一度立ち上がり、1年で上忍にまで上り詰めた。
そこから前述のセッションを辿るわけである。
一番最初のキャラ設計としては
・話しかけやすくフランク
・子供っぽい
・とても強く、頼りになる
というものだった。しかし2,3作と書いていくうちにこの設定は大方「セス・ベイカー」に引き継がれることになった。
改めて現在のキャラ設計を述べると
・努力家
・メンタルは非常に硬く脆い
・セス・ベイカーのエミュレートをしている
子供の頃から精神が成長せず止まっている
というものだ。あの日から彼女の成長は止まっている。必死で大人のふりをしながら、復讐心を抑えながらサマエルを追っていた。
ようやく、HAPPYで彼女の時計の針は動き出す。なのでNPC引退なのだ。
忍法構成については、身内卓の超強いPCが元になっている。
其奴は上忍頭なのだが、魔拳+閻魔+二重虹+霊圧をパナしてくる。
私はこの上忍頭と初期作成中忍鞍馬で一番最初の模擬戦で戦った。
今にして思えばイカれている。
この日の思い出は強く私の頭にこびりついており、上忍NPCを作ろうと思った時真っ先に目標にしたのはそいつだった。
そうして目をつけたのが【混交】だったのである。
混交と組み合わせるのなら銃躙でも良いのだが、それでも魔拳にこだわった理由が二つあり、
1:魔拳の方が格好いい。
2:矢止め、野衾、悪食の対策になる。
というのが大きい。射程くらいはいくらでも伸ばす方法があるのでこちらにした。
また、小ネタとして、セスが混交を覚えずに、ロードが混交を覚えているのはロードの体質によるもの、と設定している。
ロード・トリアおよびラウダ・E・トリアが戦闘が苦手というのはこの体質によるものだ。勝手に混交が発動するため、通常の戦闘忍法術がままならず試験で良い点数は取れずに赤点。となっている。
ジャンプ主人公みたいな才能をこれでもかとぶち込んでいる。
この暴れる力を努力でねじ伏せて使えるようになったのが
「世界最強の探偵-ロード・トリア」なのだ。
表の顔は名探偵…だが、マクファーデン探偵教室で教鞭も振るっている。
おそらくすごく教えるのが下手だと思われる。
座学に関して言えば才能マンすぎるからだ。他者に教えられるとは到底思えない。

セス・ベイカーについて。

どうして彼の探偵は最強なのか。で殺されるためだけに作り出された存在。
だが、設定はめちゃめちゃに組んである。組んであるからこそ最後にも出てきたのだが。
セスのキャラ設計は前述のロード・トリアのキャラ設計で述べた通り、
・フランクで話しかけやすい
・かわいい
・とても強く頼りになる
というところだ。
キャラクターを作るにあたって、仮面ライダーWの主人公たちを意識している。二人で一人の探偵だし、片方が頭脳で片方が肉体労働担当で参考にするにはちょうどよかった。
また、ロード・トリアが努力家なのに対して、セス・ベイカーは才能家であるとしている。
魔拳はラウダ・E・トリアの見るも無惨なへなちょこパンチを見て、「こうやるんじゃない?」と先に習得してしまった。という設定がある。だから【末裔】ではなく【時の旅人】なのである。
なんならついで感覚で大権現まで覚えている。
が、これは大権現はどちらかというと元々備わっていた才能であると思っている。
むしろ、忍法の制約に沿ってキャラクターシートを作成しているので大権現を使っているのであって、そうでもなければこいつは戦闘中ずっとダイスを3つ振っていると思っている。
これが天与の暴君。神から与えられた才能、だと思っている。
小ネタとして、セス・ベイカーが死亡した後何をやっていたか、というのがある。
これは、死亡したのち、天使の戯れ、戦争に巻き込まれて死んだ魂である為、神が憐れまれて、使命を与えて天使としてもう一度の生を授けた。というものだ。
「サマエルを倒す補助をする」「始祖堕天使を倒す」の二つの使命。
この使命に沿って上のセッション中、裏で暗躍していた。
怪盗にてようやく表に出始めて、使命を達成し終える。
使命を達成し終えた天の使いは天国での永遠の休息を得る…というのが元々の筋書き。
HAPPYの小ネタで語った通りセスが復活することになったので結末が少々変わっている。
使命を達成し終えた天の使いは天国での永遠の休息を得る…はずだったのだが、神様が仰られることには「十分働いた。清算はついた。こちらから釣りを返す」ということであった。
こうして、現代にまた生を受けたセス・ベイカーは親友の元へ帰り、今一度、人生を始める二つ目の「HAPPY BIRTHDAY」ということなのだ。
今にして思えば「めちゃめちゃ無理をした方向転換」に見える。
まあ、神様は気まぐれだからこれくらいはいいだろう。
こうしてもう一度人生を歩み始めたセスは教師の道を目指すことにしたのだが、座学があまりにあんまりなので教員免許を取るのにすごい苦労をした。
今では立派な特命臨時教職員派遣委員会である。
だが一番苦労したのはセスに勉強を教えたロード・トリアだ。
こうして二人は教師としてマクファーデンで働き、才能のある子をセスが捕まえてきてはロードが教えて苦労する、という図が出来上がっている。
「私が肉体労働担当で、ラウダが頭脳でしょ!よろしく!」と言った具合だ。ひどい。

アルフについて。

天使三作に関わってくる比良坂の上忍。
下積み時代から頭部の耳について比良坂内で差別を受けながらも、仕事の結果とそれに伴う人心掌握だけで上忍の座にまで上り詰めた。
つまり有能。
天使ちゃんシリーズでその有能っぷりは遺憾無く発揮しているが殺しどころを間違えたせいで後から有能ぶりが増してくるキャラになってしまった。
キャラクターシートは存在しない。

方陣の妖魔

まこーら。
元々もっと強かったが、サイコロを振った方が楽しいことに気づき、閻魔二重虹霊圧から霊圧と閻魔が消え失せた。

サマエル

嘘つき堕天使。面白いことが大好き。
これは後腐れなくぶっ飛ばせる完全悪の存在を意識して作られた。
次第にだんだん私の悪いところを詰め込んだ存在になっていった。
人が折れる瞬間が好きだが、何より一番好きなのはそれでも歯向かって戦いにくる人間との死闘。
遊ぶのが大好き、という好きな人間発表ドラゴンみたいな存在と化している。
後の詳しいことはwiki参照。察するに相当長い年数を生きて暇している。

黒い天使

元々こいつが後腐れなくぶっ飛ばせる完全悪の存在になる予定だった。
第一回DOGMAであまりに出目が酷かったためヒロインとして再起用した。
自由意志の天使、ということで本来はこいつが望めばなんでも世界を歪める力を持っていたと思われる。
それでもこれまでそんなことをしなかったのは大好きな子供の未来を見届けるためである。

最後に

書いてあることが薄くないか?と思うかもしれないがそれは当然。
全部見切り発車で書いた派生系だからだ。何も考えていし、セッションごとにPCたちの自由によって物語が広がるからガッチリ決めなくていいだろうという判断の元だ。
いつか書くからな。ガッチリ決め切ったシナリオ。

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