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20・冬に読みたい児童文学2・「小さい魔女」

「小さい魔女」は ドイツの児童文学者オトフリート・プロイスラーの作品で、彼には「大どろぼうホッツェンプロッツ」という有名な作品もあるが、冬に読みたいのは「小さい魔女」だ。

小さい魔女が 冬にスカートを7枚重ねてほうきに乗って出かけ、寒い戸外で焼き栗売りに出会う。彼はそばのストーブで栗を焼いていても「足は2本のつららみたいで鼻風邪が抜けない」と嘆く。ほんとに寒そう。

ウィニー・ガイラーが描いている挿絵がまたいい。

魔女なのに、ツギの当たったスカートをはいてたり、
暖炉の前で編み物をしている様子が、とてもいい感じに描かれている。

ネットで見たら、去年、実写版の映画も作られたらしい。ビデオになったら、見てみたいものだ。



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