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61・R・Stones「Sweet Black Angel」~高校生活・何て要領が悪いんだ!(タバコなんかで捕まるなんて)


今回の黒つながりは、ローリング・ストーンズの「Sweet Black Angel」
この曲を調べて、初めてこれが公民権活動家のアンジェラ・デイビスのことを歌った政治的な曲だと知った。 
「Exile on Main St.」のなかの曲はどれも好きだったから、この曲もよく聴いていたが、歌詞のことは知らなかった。


息子が 高校でタバコが見つかって停学になったとき、親が学校に呼び出され 校長先生からお説教。
「この子たちは世の中の落ちこぼれになります」と、太鼓判まで押された。

しかし、うちでは、
「何て要領が悪いんだ。タバコなんかで捕まるなんて!」
怒るとこは、そこかよ?

息子が髪の毛を真っ赤(みどりのときもあったような)にした時も、先生から電話がかかってきた。
「髪が赤いと、何か問題でもあるのか?」

そうだよね。人間平等、肌や 髪の色で差別しちゃいけないって 国際憲章かなんかで決まってなかったっけ?

はからずも、選んだ曲が人種差別に抗議するような内容だった。

子供たちの中学校の壁に「子供の個性は尊重されなければならない」とか何とか書かれたものが貼ってあった。それを見るたび「ウソばっかり」と思っていた。
髪を染めたりピアスをしたりということすら個性と認めず、全員同じにしよう、はみ出るものは悪といった学校で、何で子どもが尊重されるんだ!と思っていた。
今はもっと息苦しくなってる気がする。
そんな学校じゃ、はみ出る子も行きたくない子もでてくるはずだ。
もっと、自由で生き生きした学校にしたら、生徒も先生も楽しいと思うんだけどなぁ。先生もくだらないこと取り締まらないでラクになるしさ。

幸い、うちでは夫のおかげで個性が尊重されてた(?)けど。



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