52・赤毛のアンから、ローリング・ストーンズへ

暑いときは、とても英語の本を読む気になれず、このまま「赤毛のアン」を原書で読むという夢は実現しないのかと思ったが、涼しくなったら読む気になったから不思議。
「赤毛のアン」好きで有名な茂木健一郎さんは、辞書を引かないで読んだそうだ。試しに、私もそうしてみよう。
わからない単語ばっかりなうえ、時代が古いせいか読みにくい。
と、適当に読み流してたら、 ん??

Wild horses won’t drag the secret from me
というのが出てきた。
Rolling Stonesの有名な曲 「Wild horses」の歌詞 Wild horses couldn’t drag me away が頭に浮かぶが、どうも違う意味があるようだ。
調べてみると wild horses would not drag で (人)をてこでも~に動かせない とある。
(アンでは「絶対秘密を守るわよ」の意味)

私は、ずっとStonesのは「野生の馬のようなお前でもオレを引きずり回すことはできないよ」という意味だと思ってた。
野生の馬と言う意味はニュアンス的にはあるかもしれないが、
まあ「てこでも動かせない」という慣用句なわけだ。
で、stonesの曲は「てこでも僕を動かせないよ。去らせられない」という意味で、野生の馬のような恋人というわけではないらしい。
ひえ~この歳になって初めて知ったよ。
赤毛のアンから、ローリング・ストーンズにつながるとはね。


あまりによく聴いた曲なので、ギターやボーカルのひとつひとつが耳に残ってて、ライブ映像じゃなく このレコードのものがピッタリくる。


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