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6・93才でもお金の管理


朝、青空にうろこ雲が広がって、どこまでも空が続くようなきれいな秋の空だった。

母がこちらで夫と私といっしょに暮らすようになった時
「お金の管理は任せる」と言った。
母はすっかり隠居を決め込む気でいたのだ。

しかし、何かで
「年とってもお金の管理はできるだけ自分でやったほうがいい」とか
「お金が自分で管理できれば、認知症はだいじょうぶ」
というようなことを読んでいたので、それはきっぱり断った。
「自分で管理して!」

母は、光熱費と食費雑費の三分の一を出している。
そして その他のお金は、今月は冠婚葬祭でお金がいるとか、今月はお金が余ってるから3人で旅行に行けるとか しっかり自分で管理している。

孫やひ孫や私たち夫婦にも、自由にお小遣いをあげることができる。
お金があまると貯金までしているらしい。
私は母の暗証番号を知らないので 母は自分でATMでお金をおろしてる。
お金を自分で管理し自由に使えるというのは大事なことだとつくづく実感。
ひ孫にちょっとしたものを買ってあげて喜ばれるときなど、
母は本当にうれしそうだ。


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