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夢を見たんだ

まだ公開にならないのですが、
去年8月くらいに作った曲があるんですよ。

「夢を見たんだ」って曲なんですけど。

とあるコラボというか案件というか
ある撮影のために書いた曲なんですけど、
ライブでもやらないし、放送でもやらないし、
単純に演奏を全くしてなかったので若干忘れてましたが

久しぶりに聞いたら「あ、なんかいい感じだなぁ。」
なんて思ってしまいまして。


生きてるって大変じゃないですか。
しんどい事とか我慢しなきゃいけない事とか
時には自分に嘘を付く事もあったりして
そんなのをずっと続けてると
自分が自分じゃなくなっちゃうみたいで。

本当は声に出して何かを叫びたくても
何かを堪えて体がうっすーくなっちゃう感じになって。

でも帰る場所とか自分がいられる場所とか
認め合える人や仲間や友達は誰にでも必ずいるから、
立ち向かえたり踏ん張れたりする。

そして音楽ってのはそういう物にも
なり得るよなぁとも思うのです。

聞いた時に「ただいま」と言えるような
そんな音を作っていきたいなと思うのです。

自分はいつも夢の景色を見ています。
どんな色をして、どんな形で、どんな匂いかわかりませんが、
いつでも「それ」を見ています。

多分一人ではそれに辿り着くことは難しいのですが、
沢山の「ただいま」が聞こえたならば
なんかそれすら出来てしまう気がするのです。

僕がいるから、あなたがいて、
あなたがいるから、僕がいる。

それは無言の約束みたいなもので
揺らがない確かなこと。

あなたという宝物があるということ。

音を通して沢山の人とひとつになる事が出来て、
夢を超える日を掴みたいなと思いまして、
そんな思いを歌に込めた次第でございます。

近日公開になるかと思いますのでお楽しみに。



 | 夢を見たんだ |


心が渇く音がする
どこかに僕を忘れた日
ひとつふたつと嘘をつき
鏡にうつる君は誰

誰かが叫ぶ声がする
どこかに僕を忘れた日
耳をすまして触れたのは
どこか懐かしいあの匂い

探し続けてまだわからない
この瞬間は見えてるのに
眠れなくても歌をまとえば
僕らはいつか空を越える

涙が落ちる音がする
どこかで君を忘れた日
静かに消える心さえ
取り戻さずにいられない

探し続けてやっと見つけた
ほら足元で輝いてる
眠れなくても歌をまとえば
僕らはいつか今を超える

いつかの夜に夢を見ていた
その瞬間を見せたいから
眠れなくても歌をまとえば
僕らはいつか夢を超える

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