2010年設立 日本初!キャンパスがない完全オンラインの大学
2010年4月、私は日本で初めて、キャンパスがない(=エアキャンパス)、完全オンラインの大学に入学した。
その大学の名前は「ビジネス・ブレークスルー大学」
3人の娘を育てながら、仕事に育児、家事で忙しい毎日だったけど、次女さんが小学校入学のタイミングで、次女さんがこれから6年間、色んなことを学び大きく成長する時期、私も大学+大学院=6年間、学びの時間をしっかりとろうと思い、受験したのだ。
この「今までにない新しい!」大学から、合格通知書が届いたとき、本当に嬉しく、とてもワクワクした。
■日本初、完全オンラインで経営学の学士が取得できる!
■キャンパスはなく、授業は全てエアキャンパス!なので校舎がなく、入学式はベルサール飯田橋で行われ(2010年4月10日)、その時全学生にiPod touchが配られた!(どこでもいつでもオンライン授業なので、これで授業を聞くようにとのこと)
■Teachの概念は教育において間違えであるという大前学長はこの大学は教えない大学だと言った。学生をTeach(教える)することではなく、学生がLearn(学ぶ)することを手助けすることに大学の役割がある。仲間から学び、実行しながら学ぶ、失敗から学びなさい!と。
■グローバルリーダーの創出を目指す!(グローバルリーダーとは、世界中のどこでも活躍できる人材のこと)世界中どこでも誰とでも臆せずコミュニケーションが取れ、リーダーシップを発揮して、日本と世界の産業創出や発展に貢献しなさいと、スカイプで毎週英語のマンツーマンレッスンがあった。
ワークライフバランス、ダイバーシティコンサルタントとして、いくつかの企業でコンサルティングをさせていただく中で、もっと企業を助けるプロになりたい!もっとグローバルな視点で仕事をしていきたい!と思い、企業戦略論や統計学、問題解決応用、グローバル経済と経営など、様々な授業を受講した。
評価基準は、講義の受講は1割、残り9割は受講した内容をいかにアウトプット’(実践)するか、いかに仲間に貢献するような発信をするか。そういう評価軸もとても魅力的だと感じた。
……………
しかし、結果は、日々の仕事に追われてしまい、なかなか学びや出会いを活かしきれず、2年たったところで一旦休学。その後2回目の休学申請のとき、悩んで悩んで、、、、中退したのである。
……………
入学式のとき、大前学長は「1期生っていうのは、大体クレイジーな人たちが集まる。リスクを考えるより面白そうと飛び込む人たちだから。」とおっしゃったのだが、私もそう思う。1期生というのは、この情報をキャッチする力があり、よくわからないけど飛び込んでみる人たち。私は普段、わりと真面目で(自分でそう思っているだけ?)、わりと慎重派だけど(これも自分でそう思っているだけ?)、1期だからこそ入学する価値がある!なぜなら、めちゃくちゃ面白い人たちが集まるだろうから!その出会いが宝物になる!・・・そう思って入学したのに、2年と少しで中退したのは、学びたい気持ちはあったけど、いつの間にか単位取得に追われて、受講やレポートのために家にこもり、仕事や外に出る機会を減らしているのは本末転倒ではないか?やはり現場が一番なので、実際の仕事や外に出る学びで様々なものを吸収して成長する方が自分にあっているかもしれないと思ったから。
……………
なんとなく、この、自分がせっかく入学した大学を中退したことに対して後めたい気持ちがあったのだが、2020年5月、なんと、2010年4月入学の1期生のKさんとZOOMで再会!彼は中国深センで起業していた!また、当時よく話していたGさんは、現在はエストニア在住で投資家をしているそう。そして、KさんもGさんも中退していた。(しかしKさんは最近、再入学して今また学び直しているとのこと。)久しぶりに1期生の仲間と話す機会を得て、そして同期の活躍ぶりや考え方を知り、とても刺激を受けたのと、そもそも卒業することが大事ではなく、今、社会にどんな貢献ができているか、これから社会にどんなGOODインパクトを与えられる経営者になっていくかが大事だと再確認。
……………
そんな嬉しい再会を得て、私は今のところ再入学はしないけど、ビジネス・ブレークスルー大学の事業構想ラボに5月から参加させていただくことになった。一度ご縁があった人は大歓迎です!ということで、50名くらいでビジネスプランをプレゼンしたり、フィードバックするラボで、経営者としての自分をもっともっと磨いていこうと思う!
……………
今思うと、「今までにない新しい!」は、たくさんあって、私が2010年に入学したビジネス・ブレークスルー大学もまさにそうで、そして10年たった今、さらに面白い場所になっていることを知り、もう一度ラボから復活できるこのタイミングと機会が本当に心から感謝です!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?