Inscryption Kaycee's Mod Ver0.21 攻略

やあ挑戦者。
今日も元気にレシーの顔面を殴ってるか?
ケイシーの作ったMODは高難易度と呼ぶに相応しい難しさだから、大いなる超越に到達したお前でも少しばかり手こずっているかもしれないな。
今回は特別に僕から少しばかりヒントを与えてやろう。
ああそうそう、ネタバレはあるから気を付けろ。クリア後に見るか、どうしてもクリアできないときに見るのがオススメだ。

1.優先すべき方針

このページを更新してる間にModがVer0.21に更新された。ままならないな。
更新ではスターターデッキが選べるようになったが、ひとまずバニラデッキの戦い方について話していくぞ。

・5点与える切り札を作る
 やられる前にやれ。以上だ。
 レシーが何かしてくる前に一撃で沈めればこっちの勝ちだからな。気付かれる前に背後から近付いて首をへし折る。これが最高の戦い方だ。
 つまりはいかにこれを通すかという点にゲームの全てが集約される。
 最初はとにかくアタック5点以上のカードを作れ。
 手軽なのは『オオカミ』だ。『オオカミ』に『二叉』か『DoubleStrike』能力(『カマキリ』・『フロングホーン』、もしくは『DIRE WOLF』)を合成しろ。
 この切り札を出せば3点×2点で全てが終わる。

・切り札を出しやすくする
 レシーのヤツは公平性なんて金庫の中に忘れてきたのかってぐらいに強いカードを出してくる。それに真正面から対抗するなんてバカのやる事だ。
 だから相手に何もさせない為に、1ターンで切り札を出す事が重要になる。
 その為には『カササギ』の『へそくり』能力でのサーチが重要だし、「無駄なカードを入れない」というデッキ圧縮が必須となる。

 まあこの辺は今更言うまでもない基本事項だから、お前でもそれぐらいは気付いているだろう。
 このゲームは取捨選択をして勝率を上げるゲームだからな。次は各項目の優先度について説明しよう。

2.どのカードを優先する?

最強のカードなんてあったらカードゲームとして破綻している。
Inscriptionにはゴミのようなカードはあっても、最強のカードはない。
だが合成することで最強候補となるカードを作る事は可能だ。
つまりカードを選ぶ時は、「どのカードの素材を得るか」という点で優先度が決まる。
当然、ゲームの終盤では意味がないカードもあるから注意しろ。

・『ウロボロス』
シンプルに強い最強カードの一画だ。
ただし本編と違って1ランごとにリセットされるので、無限召喚できる環境を作らない限り頻繁に出して育てる必要がある。終盤でも、たとえば『ヤモリ』『ウシガエル』『多産トーテム』などの条件が揃えば1ターンで666回殺してウロボロスを作る事もできるのでアリだ。
ただしこいつはレアカードだから、チャレンジによっては入手が困難な場合もある。
一応ここに記載はしておくが、今更言うまでもない壊れカードだな。

・『オオカミ』+『カマキリ/二叉』
お手軽に手に入る6点ダメージコンボの切り札だ。
高難易度では道中のザコ戦で2ターンで即敗北する事があるので、まずは最優先で作る必要がある。
探鉱者にヒャッハーされてもいいよう、余裕があれば2体ぐらい作っておきたい。
後々アンロックされる新カードには二段攻撃のカードもあるから、それを使ってもいい。

・『ウサギの巣穴』+『野ネズミ/多産』など
ウサギの巣穴はMODからクリーチャー扱いになったカードだ。
このおかげで無限生け贄カードを作ることができる。
付属させるオススメ能力は『多産』だ。無限に手札が増やせるので、『手のテンタクル』を使うと無限ダメージが与えられる。
もちろんコスト用なら、『ヤモリ』や新たにアンロックされ追加される『TAD POLE』などのノーコストで場に出せるクリーチャーに付けてもいい。


・低コスト+『カササギ/へそくり』
終盤は嫌でもデッキ枚数が増えてしまう。
その分切り札を増やしたとしても、結局高コストの切り札で手札が埋まれば手も足も出ない。
そんな事故を防ぐ為、デッキサーチ能力を作っておくと初手が安定する。
『カササギ』自体は2コストと重めだが、手に入りやすいというわけでもないので合成素材として序盤から優先的に確保しておくのがオススメだ。3体ぐらいあるとかなり安定する。

・その他の優先カード
上記の素材以外では、新カードの『救済』あたりが便利だ。たまにカラスが出て来てそれが敗因になったりするが、せいぜい5回か10回に1回程度なので祈ろう。無理に取るほどではないが、他に候補がない時は他よりはいいかもしれない。
基本的に上記の素材と、「低コスト(0コスト>1コスト)」「3点アタッカー」「トーテムの該当種族」を取っていけば問題ない。骨の王に捧げる為に黒ヤギを確保しておくのもアリだ。
本編より弱体化された『オコジョ』も低コストだから、『へそくり』能力なんかをつけて勝利を運ぶキーカードにすることもできる。だからあまり骨の王に捧げたりしてやるなよ。

3.イベントマスの優先度は?

カードに優先度があるように、進行フェイズでも優先度はある。
進行フェイズでは、「カード取得」「イベント」「戦闘」が順番に訪れることになる。戦闘は回避不可能なので、他の二つについて優先度を考えていこう。

・イベントの優先度
イベントには『トーテム』『カードの合成(生け贄)』『パワーアップ(たき火)』『アイテム』『カード除去(骨の王の祭壇)』『菌学者』『罠猟師』『革商人』がある。
これも高難易度用の優先度を説明してやろう。

①生け贄(カードの合成)
一番優先して向かいたいのはカードの合成だ。
強いカードを作る・デッキ圧縮という一番大事な部分に必要となるマスだ。
終盤に行くにつれてどんどんカードが増えていくので、序盤からできるだけ活用してデッキ圧縮をしていきたい。
……もちろん、合成材料がない場合は行かないようにした方がいい。手持ちのデッキは常に確認し、合成の優先度も考えておくといい。

②菌学者(重複カード合成)
これも「合成したい素材があるなら」行け。
被りカードがない場合は既存カード1枚をもらえるが、合成能力がない素の状態のカードとなってしまう。まだ中盤程度でまた菌学者に行けるチャンスがありそうなら狙ってみるのもいいかもしれない。
一つ菌学者の重要な使い方として、「能力値だけではなく、合成能力も受け継がれる」ということは覚えておけ。
たとえば「ウサギの巣穴+『多産』」と「ウサギの巣穴+『へそくり』」のカードを合成すると、「ウサギの巣穴+『多産』/『へそくり』」のカードになる。1ターンでデッキを全部引き切れる最悪のカードの誕生だ。
これを使えば、理論上は無限に(実際は3~4つぐらい)の能力を一枚のカードに付ける事も可能だ。

③トーテム
ここも「トーテムが揃っていないなら」の条件付きだ。
妥協できる程度に条件が合ったトーテムが揃っていたなら優先度は下がる。(完成した後に強制トーテムマスが連続すると無駄になるからな)
0~1個のトーテム完成前の状態なら優先度はかなり高い。そこで得た種族によっては、取得すべきカードの選択肢が変わってくるので、序盤から目途はつけておきたい。

④たき火
上記の3つの優先度が低い時、たき火にあてとくのが無難だ。1回目までなら食われないしな。
2回火にあてるとだいたい50%ぐらいの確率で持って行かれるので、いらないカードの除去に使ってもいい。たとえば『オコジョ』に攻撃力アップを2回あてれば、オオカミと同じ能力のコスト1になるし、失敗してもデッキが圧縮されるのでどちらでも得だ。
本編と同じく『リングワーム』などを食わせるとそれ以後は100%成功になる。ただし最大でも2回(追加1回)までで強制終了だから、本編ほどは強くない。

⑤骨の王(カード除去)
デッキ圧縮の為に立ち寄るのはもちろんだが、初手骨トークンの恩恵は事故を防げるので便利だ。黒ヤギを捧げて骨8個持ちだと、骨カードが入っていてもかなり安定する。
ちなみに後述する『Ijiraq』(偽物カード)が変身した黒ヤギを捧げてもちゃんと豪華版の報酬をもらえる。アイツ生け贄の見た目しか気にしてないらしい。

⑥アイテム
基本的に行かない方がその分デッキを強化できるので強い。
アイテム満タンで運搬ネズミはもらえるが、微妙にコストが重いため使いにくいし、能力素材に使うチャンスも多くはない。せいぜい1、2枚ぐらいにしておこう。
ただしアイテム自体は強いので、ボス戦の前に空の場合は補充しておこう。

⑦革商人
デッキに革があるなら最優先で行っておけ。優先度が低いのは次の罠猟師の項目を読め。

⑧罠猟師
基本的に行かなくていい。
革交換は選択肢が多いのでコンボを組むのに有用だが、それよりも道中に革を抱えて事故るリスクの方が高すぎる。
高難易度では道中ザコでも相手にターンを渡した瞬間に敗北が確定することがあるので、手札の事故率を考えると革はスルーした方がいい。
せいぜいウサギの革+金革一枚にしておくか、もしくはウサギの革一枚だけをもらってデッキ枚数を最小限に維持しながら選択肢8枚の合成素材カード用とする使い方はありかもしれない。
序盤はカードの枚数が少ない分事故りやすくなるし、終盤は得たカードを合成するタイミングが少ない。使いにくいマスだな。

4.カードマスの優先度は?

①通常カード選択(?マーク)
好きな物から3枚選ぶマスだ。基本にして一番使いやすい。
クローバーがあるなら実質6枚から選べるので事故が減る。

②種族カード選択(種族マーク)
トーテムがあるならその種族を選ぶのもアリだ。
狙ったカードもそこそこ出る印象なので「『カササギ』不足だから鳥」「アタッカー不足だから狼」などで選ぶといい。

③コスト選択(血のマーク)
範囲が広すぎて狙ったカードはほとんど手に入らない。
さらに二叉系や不死・増殖系など、単発で欲しい能力のカードはコストがバラけているのでこのマスは使いにくい。

ただし合成に使えない合成済みのカードよりはマシだ。
次の④~⑤の2項目はいきなり合成済みのカードを渡されるので、正直使いにくい。

④試練(洞窟マーク)
試練に正解すると3つの印つき合成カードの中から一つもらえる。
ただし合成がランダム過ぎて有用な物を引ける確率はそんなに高くない。
素材にも使えないので、わざと不正解を狙って最初から受け取り拒否しておくのは割とアリだ。

⑤探鉱者(岩マーク)
試練と同じく岩の下のクリーチャーは合成済みなので、有用な物は稀。しかも3枚から選べる試練と違ってこっちは完全に行き当たりばったりだ。ちなみに虫が多いので、種族統一するならアリかもな。
ただし金革を手に入れるチャンスでもある。罠猟師よりもデッキをあまり圧縮せずレアを手に入れる事ができるし、高難易度では貴重なレアカード入手手段だ。いろんな意味でギャンブル要素が強いマスだな。

5.トーテムのオススメは?

高難易度ではトーテムの出来は勝敗に直結する。
種族無しカード(オコジョや兎の巣穴など)はトーテムの影響がないので、それも考慮にいれておくといい。「同一の能力値なら種族があるカードの方がトーテムの影響を受ける分強い」ということだ。
ただし結局はランダムだ。6つぐらい引いてもゴミ能力ばっかりの可能性もあるから泣くなよ。
ちなみにトーテムは7個まで。8回目からレアカード(アマルガム固定?)がもらえるぞ。

・ヘッド編
迷った時のオススメは『トカゲトーテム』だ。初期デッキにある『ウシガレエル』が対象になるし、ノーコストカードも複数存在する。ただし合成素材として『トカゲ』や『クサリヘビ』などは優秀でもあるので、悩ましい所でもある。
あとテクニックの一つとして、一度取得したトーテムはもう出なくなる事を利用して序盤からいらないヘッドを取っていき、目当ての種族を出しやすくする事はできる。胴体側の能力トーテムは種類が多すぎるのでこの方法はあまり意味がないが、頭側の種族トーテムは数少ないので有効だ。

・能力編
強い物はたくさんあるし、MODからの新能力もあるので一概にこれとは言えない。その中でも強そうな物を少しピックアップしておく。

・『不死』『多産』
低コストに付けると無限に増えていくし、切り札が事故でやられた時の保険にもなる。また不死+ノーコストが1枚あればラストバトルの月に負けることがなくなるので実質レシー戦は2本目まで勝てば勝利になるのも地味にありがたい。

・『二叉』『DoubleStrike』
攻撃系。3点以上の攻撃力で一撃必殺の切り札になる。

・『タッチ・オブ・デス』
クリーチャー用の一撃必殺。月には効かなくなった。

・『荷物運搬』
このゲームは超難易度(熊チャレンジとか)になると1手の重みが違ってくる。
なので『荷物運搬』能力を複数持たせ、ボス戦前に狙いのアイテムが引けるまでリセマラし続ける戦法もアリだ。
ちなみにアイテムの優先度は『砂時計』>>『ハサミ』>『リス』>>>その他ぐらいに考えていい。

・『へそくり』
『カササギ』の能力はデッキから好きなカードが選べるだけでなく、純粋に手札枚数+1枚という側面も持つ。
あればあるほど手札事故が減るので、高難易度ほど優先的にとっておきたいトーテムだな。

6.コスパがいいチャレンジは?

MODで出た新要素に、『チャレンジ』がある。
これはつまり縛りプレイの事で、それぞれの縛り項目にポイントが割り振られている。
このポイントを一定値付けてクリアすることで、次のステージに進められてカードや新チャレンジを解放できるというシステムだ。
左上から順番に難しさ(ポイントを考えたコスパの悪さ)を5段階で評価していこう。
※★が多いほど難易度が高くなると思っていい。

・SMALLER BACKPACK ★☆☆☆☆
小さなリュック。5ポイント。
アイテム上限が1減る。
アイテムは強力だが、たくさん抱えても事故る時は事故るので1つぐらいなら減ってもあまり問題ない。2個減るとちょっと辛くなってくるな。

・NO CLOVER ★★☆☆☆
クローバーなし。5ポイント。
新規カード取得時のマリガン(再抽選)が無しになる。
デッキ構築がしにくくなるので5ポイントの中では比較的難しいチャレンジだ。

・PRICEY PELTS ★☆☆☆☆
高価な革。5ポイント。
革商人の売る革の値段が高くなる。
上記罠猟師の記述通り、革は使わない方が強いのでほとんどノーコストと言ってもいい。

・BOSS TOTEMS ★★☆☆☆
ボストーテム。15ポイント。
ボスがトーテムを使ってくる。特に辛いのがレシー戦で、『二叉』や『タッチ・オブ・デス』など強力な能力ばかり付けて攻めて来る。(→Ver0.22からは強力なトーテムは使わなくなったようだ)
ただし1・2戦目のボスはあまり強力な能力を使ってくることは少ないので、終盤までにしっかりとデッキを育てられば問題はない。

・TIPPED SCALES ★★★☆☆
天秤の傾き。15ポイント。
最初に天秤がこちら側に1傾く。4点ダメージで敗北になるので、1ターンキルされる確率が跳ね上がる。
ザコ戦は初手の事故死が一番多い為、結構危険度が高い。

・ALL TOTEM BATTLES ★★☆☆☆
全バトルにトーテム。20ポイント。
全てのザコ戦にトーテムが出現。
ザコ戦でも能力がかみ合うと手も足も出せなくなったりする。
このチャレンジを付けてなくてもトーテムザコ戦はあるし、そもそもトーテムがなくてもザコ戦でやられることはままあるので、あまり変わらないといえば変わらない。

・NO BOSS RARES ★☆☆☆☆
ボスレアカード無し。15ポイント。
ウロボロスが引けなくなるぐらいで、その他は代替カードがあるので大した事はない。むしろレアの方が使いにくいカードが多いかもしれない。

・MORE DIFFICULT ★★★☆☆
もっと難しく。15ポイント。
もっと強いカードが出てくる。
純粋にレシーが出すカード枚数が増えるので、特に序盤は長引くとデッキパワーが足りずにデッキを引き切って枯渇してしまう可能性がある。

・SINGLE CANDLE ★★★★☆
ロウソク一本化。30ポイント。
道中の事故率が大幅に上がるだけでなく、ボス戦の初手で1枚減るのも痛い。
どんなに強いデッキでも運次第で勝てない事はあるので、かなり運ゲー要素が強くなる。

・WEAK START ★★★☆☆
弱体化開始。10ポイント。
初期デッキのクリーチャーカードのライフが減って1になる。
基本的に二叉狼で6点与えるゲームなので大きくは変わらないが、針で死んだりするようになるので序盤の事故が増える。
死なないよう火であぶっておけ。
ちなみに弱体化版のカードは『WEAK』と名前の頭につくが、菌学者では問題なく普通のカードと合成できる(名前は違うが同一種カード判定)。

・SQUIRREL FISH ★★☆☆☆
リス魚。20ポイント。
リスに『潜水』がつく。
つまりはリスを壁にする事ができなくなるのだが、大体リスで壁しなくてはいけない状況になるデッキは構築が失敗している事が多いのであまり影響は少ない。序盤はやや辛くなるか。

・GRIZZLY BOSSES ★★★★★
グリズリーボス。45ポイント。
本編でチュートリアル中に進み過ぎた時に出てくる、レシーぶち切れモードが毎ボス発動。
ボスで1本目の敵のロウソクを消すと、盤面を8枚の4/6飛行ブロック付きグリズリーですし詰めにされる。気分はグリズリーの満員電車だな。
1面ボスから使ってくるので序盤からデッキ構築を効率的に行っていかなくては勝てない。早すぎるぞ。

→ぶち切れレシーに勝つには?
①即死+二叉5点
『クサリヘビ』+『オオカミ/二又/攻撃力5以上』など。
即死で除去して横から一撃で勝つ。
5点オオカミは炎に当てるか菌学者で合成して作れ。
クサリヘビと親玉を合成し、オオカミの隣に置いておくと炎1回でもいい。

②5点+ハサミ or 6点+砂時計 or 即死+5点+砂時計
アイテムを使う方法。
ボス3戦分必要なので、この方法を主軸にするなら運搬ネズミやトーテムなどを使ってアイテムの厳選をしておく必要がある。

③『DoubleStrike』6点 or 『DoubleStrike』+『タッチ・オブ・デス』5点
MODでの新能力『DoubleStrike』を合成する方法。
同一ポイントに二連続で攻撃するので、一発目で殺して二発目で5点分のダメージを与えれば勝ちだ。

7.その他新要素は?

他にもMODで追加された要素を教えてやろう。

・Ijiraq
イジラック……イヌイットの伝承にある取り替えっ子の化け物。
レアカードの中に、赤い色に光る偽カードが混じっている事がある。
そのカードを選ぶとデッキに偽カードが入る。デッキを確認すると、そこでも他のカードに化けているのが確認できるぞ。(取った覚えのない被りカードがあったら、片方がこのクリーチャーだ)
戦闘中このクリーチャーを手札から場に出すと、その正体を現し「4/1・攻撃無効」のカードに変化する。
ランダムで化けており本物のカードと見分ける方法がなく、コストも支払わなくてはいけないので扱いづらい。針相手に殴ったら反撃で一撃だしな。

・途中スタートペナルティ
ゲームオーバーせずに最初から開始すると、初手持っている革が弱いカードに変化する。(1回目がオポッサムで2回目はそれに加えてリングワーム)
リセマラ防止の為かな。

・Pelt Lice(皮ジラミ)
ステージを進めていくとPelt Lice(コスト4・1/1 能力なし)のカードが解放される。
このカードは一見すると能力無しで高コストなだけのカードだが、手札から革カードを出したときに、デッキの中から自動で出て来て戦ってくれる。
たとえばデッキの中に2枚入っている時、皮を1枚出せば空きスペースに2枚ノーコストで出てくれるんだ。
まあデッキを圧迫するほどのメリットとは思えないけどな。
生け贄にしたり食わせたり隠し要素がないか調べてみたが特に他の能力は見つけられなかった。
他に隠し要素があるかはわからないが、少なくともレシーに勝ちたいなら取る必要はないカードだな。名前からしてお邪魔カードなのかもしれない。

・フルチャレンジ
全チャレンジ項目を採用(200ポイント)してレシーを倒すと、クリア画面でコンソールモードが開けるようになりデバッグログも見られるようになる。それからはコンティニューでレシー小屋前から始まったり(戦闘は起こらない)、コンソール画面が表示されるようになる。
Inscriptionは隠し要素や謎解き要素がたくさんあるのでこれも謎解きのヒントだろうな。
運要素が多いが、勝ち方の一例ぐらいは紹介してやろう。

・骨デッキでスタート
①『野ネズミ/多産』を取得し、初手デッキの『ウサギの巣穴』に合成して無限コストカードを作る。
②『手のテンタクル』や『ヒゲワシ』など、①の無限コストカードでアタックが伸びるカードを入手。12点以上にして貫通させる。
③『低コスト』+『カササギ/へそくり』を合成して手札事故を防ぐ。試練マスはできるだけ失敗し、カードも可能な限り削減していく。

どうしても火力カードが手に入らない場合、『運搬ネズミ/道具運搬』+『野ネズミ/多産』を合成して「無限ハサミor砂時計ガチャ」で出て来る全部のグリズリーを切り刻む荒技もある。カードゲームって楽しいな。


以上を参考にすれば最後までいけるとは思うが、他にもいろんなチャレンジ構成やデッキ構築がある。
クリアを目指すだけじゃなく、純粋に自分で縛りを作ったりと、デッキ構築を楽しんでくれ。

それじゃあ検討を祈る。


0.22Ver追記(2021/12/22)

0.22のmodではレシーの部屋の油絵からペンキが入手できるようになった。
盤面に指定されたカードを置くと、油絵からマジックアイテムが解放される。

①MagicalBleach(漂白剤)
マグニフィカスが使ってた絵筆と白いペンキだな。
こいつを使えば相手のフィールドに出ているカードの特殊能力を消すことができるぞ。トーテム能力すら消してくれるが、控えカードには効果がない。
またおそらくバグかとは思うが、潜伏効果のカードには効果が見られなかった(画面上消えるが潜伏状態のまま)ので注意してくれ。
ラストバトルの月に使うと、毎ターン1体に1点アタックしてくるだけのか弱いクリーチャーになるぞ。

②Wiseclock(回り時計)
魔法の時計だな。目覚まし時計のような形をしたアイテムは時計回りに盤面を回転させ、クリーチャーの場所を移動させる。……どこかで見たシステムだな。レシーのやつめ、猿まねしかできないのか。
当然だが月には効かない。
ちなみにバグなのか、一回目の油絵を解放したときに一個もらえたぞ。


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