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大阪駅うめきた地下口と和田岬線103系見学ツアー


網干総合車両所明石支所にて和田岬線で活躍していた103系R1編成の見学ツアーがあり、ツアーが出た段階で❝次は無いな❞と思い。募集開始時間に申し込むのを忘れたものの、何とかキャンセルが出たので申し込み。

1.大阪駅うめきた地下口

それに先立ち、大阪駅うめきた地下口ができたのと配信アプリ「REALITY」でもあったなと思い立ち寄ることに。

神戸方に階段がある。

もともとは梅田貨物線として大阪駅北側を通過していたが、旧梅田貨物駅含む「うめきた」再開発に伴い、貨物線地下化しホームを新設した。

予想したどおり、地上ホームから10分ぐらい歩く。
うめきたホーム(21~24番ホーム)から関西空港行きの「特急はるか」・和歌山、白浜方面の「特急くろしお」・奈良方面「おおさか東線」に乗ることができる。
従来だと上記のとおり大阪駅北側を通過していたので、西九条・天王寺・新大阪で乗り換える必要があったが、阪急・阪神・四ツ橋線からの乗り換えは便利になったかなと。御堂筋線は新大阪・難波・天王寺で乗り換えらるので、わざわざ梅田(大阪)で乗り換えることもないのかなと…早速ホーム見学!

新大阪方面


異なる車両のドア位置に自在に対応できる世界初の「フルスクリーンホームドア」
「REALITY」でも再現
巨大スクリーンと液晶ディスプレーにアートを映し出す演出
改札口全体
「REALITY」でも同様

今までの駅で見たことがない最先端技術が使用されており見てて面白い。
またゆっくり見てみたいと思うところ。

うめきた地下口から御堂筋線ホームまで10分ぐらいは見といたほうがいいかなと。
あまり大きな声では言いませんが、ご当地Vtuberはこういう最先端な話題も取り上げてほしいところ。マニアYouTuberしか取り上げてないって・・・


2.有料座席「Aシート」

大阪モノレールまで足を伸ばしたのち、新大阪まで戻り西明石まで。

万博記念公園「太陽の塔」

有料座席「Aシート」。滋賀県・野洲~兵庫県・網干間、1日6往復と本数は少ないがe5489チケットレス指定券600円(2023/4/28までの期間限定390円)で乗車可能。ちなみに通路、デッキに立ち入る分には無料。
座席にコンセントついてるから、京都~大阪、大阪~神戸だと距離が短くもったいないかもだけど、時間が長めならおススメ。

区間によっては満席、乗車率はそれなりにある。
明石海峡大橋。淡路島~徳島へと。
225系の新造車でした

3.明石支所103系見学ツアー

ここまでご飯も食べる暇もなく雨降ってるので、近くの餃子の王将でお昼。
大阪方へ線路沿いに歩いて、会場である「網干総合車両所明石支所」

会議室にてツアーの注意事項と職員作成のビデオを見て、いよいよ交検庫(=屋根のあるメンテナンス施設)へ

無電(車でいうエンジン始動前)の状態
「入」は架線に電気が流れている状態。時計もあるのも交検庫ならでは
立ち入ることができない景色が見れるのはツアーならでは

そして、日常では間近でみることのない車両の床下機器。
自動車運転免許取得時は車の構造なんて教わらないし、そこまで勉強すると自動車整備士レベル。
しかし、鉄道運転士の免許取得時は❝車両の構造❞も試験科目の1つ。

まぁ事故等々見ると自動車整備士と同等の知識・技能を持ち合わせて、自動車免許保持者の人数を大幅に減らした方がいいのではと思う。

「2020.1.21 AB」の暗号が解読できたら大したもの

主制御器。車のMT車で言う「トランスミッション」と思っていただければ。
普段はカバーで塞がれているので、車両基地内でないとお目にかかることができない。
細かい話は専門的なるのでここでは省略。

主制御器の内部

ブレーキ装置。車は油圧式ですが、鉄道は主に空気式と電気式の二通り。
細かい話は専門的なるのでここでも省略。

ブレーキ管。下からMRP・BP・SAPだと思うんだよなぁ(何言ってるか分からないって?)

そして絶対に立ち入ることができない運転台。
機器配置の説明は専門的になるので省略。

運転台
運転台の様子。意外と狭いことがお分かりいただけるかと。
運転席着席時の運転士目線

実際に座らせていただきましたが狭い。
足元なんて余裕がない。
車内の様子も見ることもでき、職員の方々とお話ししたり、会場限定のグッズ販売もありました。

車内の様子。中づり広告等も全て撤去されてました。

再び撮影タイム。
昭和48年に製造された車両なので替えの部品もなく、時には下関から取り寄せていたそうです。

架電(車でいうエンジンがかかった)の状態。今にでも出発しそうですね。
左から207系、103系、クモヤ145系

正直、3月17日の引退前に乗りに行こうか迷いましたが…和田岬線の特長として、和田岬近辺の工場勤務利用者輸送のため朝と晩しか運転されないので非常にハードルが高い。(土日は工場が休みなので朝晩1往復のみ)
実は昔1回だけ乗りには行ったのだが、代走で207系だったという。

会議室に再び戻り、アンケートに答えた後解散。
正直、引退時のヘッドマークや中づり広告もあれば良かったのだが、
今回のツアー開催が最後であり、過去の開催日との公平性が取れないと言われればそれまでなのだが。

会議室の演壇に飾ってある網干総合車両所に所属している播但線と加古川線の103系とともに

偶々少し話をした人に103系と一緒に写真を撮ってもらおうとお願いし撮っていただいた。
で、私が「よろしければ…(103系を背景に写真を撮っていただけませんか?)」と言いかけたら、相手が「Twitter(のID)ですか?」と言われ…少しの間を置いてから「いや、写真なんですが・・・」と答えたら残念そうな顔をされました(笑)
でも、よくよく考えたらいきなり「TwitterのID交換してください」なんて言われたら間違いなく❝危ない人じゃね?❞と。
もしこれを見て、お心あたりの人がいましたらフォローお願いしますw


4.おまけ

帰りは新幹線で新大阪までワープ。
「ひかりレールスター」という車両で、唯一4人用個室がある新幹線車両。
指定席なので、自分の席に座ろうとしたら外人が2人揃って座っており、「ニホンゴワカリマセン」状態になるのも面倒なので、後ろの席(寄りにもよって一番後ろで、リクライニング全開しても気にする必要はない)へ。
西明石 - 新神戸 - 新大阪 なので気にすることもないし、新神戸から乗ってくる客なんていない。

帰りはかったるいと思い新大阪からグリーン車で帰りました。

4人用個室の「コンパートメント」

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