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タイタンライブ／タイタンシネマライブ 2023/08/25 レポート

TAKI


～まえがき～
初めて､タイタンシネマライブの感想をnoteに書くことにしました。
観にくい部分も多々ありますがご了承願いたい。
漫才､コントの題名は「私が勝手につけた」ので､こちらもご了承を
では、タイタンに会った記憶に



オープニング


タイタンシネマライブ限定映像はキュウの来月にやる(初期の告辞)の単独ライブ告知でした。
薄紫色の背景に白の縁にキュウが佇む
量産型に意気込むを語る清水さんにボケが辞められないぴろさん
私もライブ行きたいけど､どぅゅしゅー (ちゃんと言えよ)

そしてビューイングに関する注意にオープニングへ移る。
ベースの効いたカッコ良すぎる。出演者の名前の小ささもかえっていい

相変わらず胸を弾ませるのであった

今夜はトテモ愉快で嬉しくってならない。
さあ、アンちゃん。もう一つお酌をして下さいよ。

「影」･･･ 岡本綺堂
ガールズナイト

・ガールズナイト 「授業」

いきなりトップバッターで初登場。若手のタイタン一座
舞台はどうやら高校受験まで半年に迫った中学校のクラス
よくある､日付を用いて出席番号から皆を当てるつもりだったが
行き過ぎた所まで計算をしだしそのせいで授業は全く出来ず
若手にしては落ち着いてネタも斬新な角度から攻めて面白かった。
エピグラフも良い。おみごとです

踏み鳴らす足音が畳を伝つてびりびりと頭に響いた。

「盂蘭盆」･･･ 北條民雄
しびれグラムサム

・しびれグラムサム 「特技」


はじめて2番手の出演。
山田さんが突然「関西弁でドラマの名シーン」を即興披露するというもの
しかし相変わらず話はこんがらがり､最終的に金八先生の「「人」という字は･･･」の名シーンをやりながらたけしさんで披露。
ヨシダさんの渇いた叫びで締めくくりました。

「内藤君、きみは悪いことをしたことがあるかい？」
「はあ？」
「優等生だから、ないんだろう。なければわからない」
「…………」

「苦心の学友」･･･ 佐々木邦
春とヒコーキ

・春とヒコーキ 「回れ」


もはや人気YouTuber。
こんな逸材がタイタン一座に居たとは
甲子園にて土岡さんがメロスの如く走っていた
しかし､ぐんぴぃさんの「回れ！」の合図の振り回しの腕力があまりに強く
土岡さんが釣られて走り続けるように。
終いには土岡さんの服も脱げたようだ
オチはぐんぴぃさんがヘリコプターにもなれるのかと。

ぐんぴぃさんの力業のようにも思えた。タイタンライブだからこそ出来るギミックに内容
どうやらトップバッターのガールズナイトもギミックを手伝ったそう
面白かった。走り続けた土岡さんがハンサムだから余計に

余談だが､次の組が「ダニエルズ」ならば面白いのにな思った矢先･･･

おまえらの望みは叶ったぞ。おまえらは、わしの心に勝ったのだ。
信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。
どうか、わしをも仲間に入れてくれまいか。
どうか、わしの願いを聞き入れて、
おまえらの仲間の一人にしてほしい。

｢走れメロス｣ ･･･ 太宰治
ダニエルズ

・ダニエルズ  ｢遊園地の研修｣


いつもの女装ではない。男のあさひだった。
船橋のアトラクションランドにて
愛想が良い指導者のあさひさんと脱サラしてやってきた夢見る望月さん
ところが望月さんが研修用の靴下を忘れてたら､あさひさんは豹変して叱りつけ
そこから話はどんどんねじれていった。
金と女とギャンブル。男と人間の汚い部分にまみれたネタでした

甘えん坊の文六ちゃんは、それでも、いつも親切な義則君だけは、こちらへ来てくれるだろうと思って、
うしろをむきむき、水車のかげになってゆきました。

「狐」 ･･･新美南吉
ネコニスズ 

・ネコニスズ「子どものしつけ」

私のイチオシコンビ登場。
知り合いのこどもの面倒を見てる館野さん慣れるためにヤマゲンさんに協力してもらうが
また館野さんのキモさに激怒してヤマゲンさんは胸ぐらを掴みブチ切れる事態に
ラストはまさかの館野さんもやり返したが結局､ヤマゲンさんにまた胸ぐらを掴まれた。

前回と似てましたが相変わらず大笑いしました。

妻は真赤になり、彼の服をつかんだ。
「やめてよ、へんなこというもんじゃないの。バカねえ」
「バカじゃないよ」
「バカよ、あなたは。狂人だわ」

「予感」･･･ 山川方夫
チャイム

・チャイム ｢だんなの話｣


ここでゲストへ。1番注目してました。
まず赤プルさんの綺麗さに目を奪われ､暫くウットリと
そして､松丘さんの影の薄さに触れて赤プルさんが試行錯誤する。
松丘さんのこれまでの経歴と自身が経験した
アルバイト最中の「奇跡の話」をされました。
面白かった。タイタンライブでは女性芸人ましてや
夫婦漫才は珍しい。

後で知ったが前記のエピグラフを改めて見返したら
「妻は真赤になり･･･」は赤プルさんを表し､｢狂人｣は松丘さんを表す。
鳥肌がたった。さすがです

だから、彼女ルミを操縦するには、
私が、頭の中で「立て」と思えば立ち「右手を挙げ」と思えば、右手を挙げるのです。
私は、命令を口に出す必要はない、
ただ、頭の中で、命令を考えればいいのです。

｢脳波操縦士｣ ･･･ 蘭郁二郎
脳みそ夫

・脳みそ夫 ｢デスゲーム｣


珍しくキャラに扮してなかった。普通の女の子だった？
デスゲームの主催者のメッセージが映し出された。
段々と時事通信ホールはざわめきその正体はそれは何故か。
さだまさしさんの｢関白宣言｣の歌詞に酷似してるのであった。
それから主催者はさだまさし本人やのか？
さだまさしさんの作品を並べてはの繰り返し

非常に作り込まれて面白かった。良い意味でらしくない

「来年は、いちばん上まで、のぼる」
レイモンドは約束を果たした。
いくつも重なり合うラウンドのひとつひとつを、
彼は無事に勝ち抜いた。

｢波乗りの島｣ ･･･ 片岡義男
シティホテル3号室

・シティホテル3号室 ｢友達の家｣


友達の家に来た亮太さん。
しかし押田さんはインターフォンに気づかず､YouTuberの真似事をやり続けた。
しかしカメラはなくあくまでも「好きなことで生きていたい」だけのようだ。
亮太さんはその事実に驚いて。
押田さんは往年のやり尽くされたYouTuberの企画を真似し続けるのであった

毎度毎度まさかの角度で切り込むネタは爆笑と同時に驚きも付随する。
今回も抜群。素晴らしいコント

僕は白状する。あの妙な男の話したことは、
僕をまるっきり混乱させてしまったのである。

「幻滅」･･･ トーマス・マン
まんじゅう大帝国

・まんじゅう大帝国 「おっかない話」


最近はと言うとやけに調子が良いコンビ。
いつもの竹内さんの奇妙な笑みをうかべながら､田中さんに夏だから怖い話をしようと持ちかけた。

潤沢な言葉遊びに不条理な感性。田中さんは憤る。いつものまんじゅう大帝国節
面白かった。ここまで来ると感心の域へ

私はとうとう、本当の事をさえ、
嘘みたいに語るようになってしまった。
ささ濁り。けれども、君を欺かない。
底まで澄んでいなくても、私はきょうも、
嘘みたいな、まことの話を君に語ろう。

「善蔵を思う」･･･ 太宰治
街裏ぴんく

・街裏ぴんく「アンパンマン」

先日のカーボーイ出演からある程度たち
夢にまで見たタイタンライブへ
喜びを隠せない様子だが､その見た目からは想像出来ない程の威圧感と熟れ感
一から十までウソ話のオンパレード。真実はつかみの最初だけ
彼の想像上だけでのアンパンマンだ。
これは一種の新作落語ではなかろうが
初めて拝見しましたが､引き込まれました。凄かった
こんな芸人を野放しにしてはならない。
エピグラフも秀逸。太宰治が街裏ぴんくの為に書き下ろしたように

怪物と戦う者はその過程で自らも怪物になることのないように気をつけなくてはならない。

「善悪の彼岸」･･･ フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
ウエストランド

・ウエストランド 「腹立つ話」

M-1チャンピオンの貫禄が身に纏わり付いた出で立ちであった。
最初は過去ネタの「田舎」からのリメイクかと思いきや
様子が変わり田舎から都会に腹が立ち
ごはんからパンなど段々怒りというより偏屈に形を変えて不満をつらつら述べた。
しかもこれが当日完成したネタだという。稽古も無いに等しい
恐るべしいぐちん。河本はそのままで良い

ゆったりと構えて、青年は壮語するのである。

「支那の狸汁」･･･ 佐藤垢石
キュウ

・キュウ「やまびこゲーム」

清水さんがやたら､はしゃぐネタ。ぴろさんは不機嫌にあしらう
しかし最後は二人で上機嫌にゲームを楽しんだが
やっぱりぴろさんは楽しくない。清水さんはメンチを切ってた
いつもとは立場逆転のネタ。新鮮でした

踊っていないダンサーはまるで魅力がない。
女優は舞台で見ている時が一番いいのだ。

「夜の構図」･･･ 織田作之助
ナイチンゲールダンス

・ナイチンゲールダンス「ホストクラブ」

ツギクル優勝からの招待コンビ
にしても中野さんが高い声色に大胆な身振り手振り。
静かなヤスさんがより際立たせてバランスがよかった。
ツギクルで太田さんが登場から笑い転げでいたがそれは真逆の意味であったそうだ。
(登場時に中野さんが余りにもおどけていた為､絶対面白くないと思われたよう)

面白くない。そんなことなかった。すごく面白かった漫才

どろぼうどもを追っぱらうには、どうすればいいかと、
四人組の動物は、相談をはじめましたが、
やがていいくふうがみつかりました。

「ブレーメンの町楽隊」･･･ グリム兄弟
BOOMER&プリンプリン

・BOOMER&プリンプリン「ブレイキングダウン」

最初の河田さんの見境無い名前ボケには
タイタン作家もウンザリの様子(1番面白くない噂がある)
伊勢さんは猿のコスプレ､ゆりありくのうまれかわりのようだ。
田中さんは前では落書き。後ろにはそっくりな顔が書いてた
それでも田中さんは3度も鬼越のネタを繰り返せばうなさんに叱られて
オチでは伊勢さんと田中さんが引っ張り続けたせいで
うなさんの裾が破けオチが台無しに。ホントはフック船長みたいになるはずだった
最初こそウケてたのに途中から場がしらけた
相変わらずのドタバタ劇場。

では、「タイタンで会おう」と、
そのにやにや笑いがいった。
やがて、それも消えていった。

「タイタンの妖女」･･･ カート・ヴォネガット
爆笑問題

・爆笑問題「時事漫才」

さっきのヒドいコントから大雑把なジャズのBGMと「タイタンの妖女」のエピグラフ。格好よすぎます。
しかしまた助けを求めた太田さん。
最初は宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」をイジったあと
あの作品よりタイタンライブを選んだ客はどうかしてると。
そしてビックモーター問題から直近の加護ちゃん河本問題まで
Twitter､猛暑などと幅広く。
おみごとです。本当に素晴らしいネタ

エンディングトーク

再度､爆笑さんが登場。(以下､登場順)
～キュウ～
単独ライブの告知をして早々に退場されました。

～チャイム～
前回の出演は10年前で赤プルさんソロで出演され､舞台袖から観てた松丘さんに光代社長がひと言。「アンタこれ観て学びなさい。」と指導。

松丘さんの寂しいUber配達員の心境。寂しさから東洋館でも出番が無くても話に言ったりタイタンライブでやっと喋れたりと嬉しそうな雰囲気
相方の話では最初の相方はラジオ出演5時間前に逮捕を知る。
次の相方は仕事来ないかと思ったら亡くなった。
2番目の相方は「フォークダンスの村田。」そして太田さんが「渚」と話された時はうるっときた。

～街裏ぴんく～
ウソ話など､自身のポッドキャストの話
なぜか今週のネタバレをした。
そういや紹介された際にはチャイムがこそこそ話をしてた。
あと控え室ではぴんくさんのウソ話より赤プルさんの実話の方がインパクトあったようです。

～ナイチンゲールダンス～
ツギクル優勝から波に乗って､太田さんに再度登場をイジられた。
そんな賑やかなまま終わり､エンディングトークを締めくくった。

最後は太田さんの「横山ー！」の断末魔で幕を閉じた

～あとがき～

毎日､毎日と言っても良いぐらいこの日を待ち侘びていた。
今回は初登場が4組もいらして､エピグラフマニアの私からすれば
もうたまらなく幸せでした。凄く良かった。イメージに合いすぎた
エンディングトークにて田中さんの猫に対する思いは特別

次回もタイタンで会う。出来れば銀座にて

ここまでご覧いただきありがとうございます。

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