発達障害 学習支援

どーも。今日は発達障害の学習支援における疑問を。

最近放課後デイサービスがとても増えたのでサービスを利用される保護者の方、凄く多いと思います。その中でもピンポイントなものも増えてきましたね。例えば「運動特化型」などが人気の事業所も増えました。
その中でもやはり需要も高いのが「学習支援」を専門にする「学習支援特化型」の事業所です。その子一人一人にあったレベルやペースで丁寧に教えてくれるとの事なので保護者にとっても非常に聞こえもいいですよね。
しかしここで思う事もあるんですよ。確かに学習が出来るにこした事はないんですが、保護者からのその子のレベル以上の要望が結構多いんですよね。気持ちは分からなくないんですが、やっぱり本人の気持ちが最重要だと思うんです。例えば「かけ算(九九)が出来るようになってほいしい」や「繰り上がりの計算が出来るようになってほい」など。スモールステップの先にその可能性があるのならスモールステップで頑張れば問題ないと思うんですが、全員が全員出来ると言うわけではありません。やはり保護者の願望が要望として出すぎてしまっている例もあります。そもそも「かけ算(九九)」って必須ですか?本来九九とかって答えを導き出す一つの手段に過ぎないと思うんですよね。
9×2が出来なくても9+9が出来れば問題無いと思うんです。ただ一つの手段の為にそれにとらわれて学習が嫌いになるのは本末転倒な気がします。某有名大学の方でとても権威のある方ですが、今も九九が覚えられないそうです。その方いわく、他にいくらでも答えを導き出す術があるので何も問題無いとの事でした。大事なのは答えを導き出すことでプロセスは自分が出来る方法でいいと思うんです。
本当にその子にあったレベルで頑張れることが一番なんじゃないかなと。
やっぱり勉強は楽しくないとね。保護者の方もその子のレベルをしっかりと理解してあげて下さい。決して「無理」はいけません。そして可能性があるのならばスモールステップで!少しずつ少しずつでo(^▽^)o