ＧⅢ アイビスサマーダッシュ

　2024年7月28日（日）に行われるＧⅢアイビスサマーダッシュの追い切り指数、各馬の評価と追い切りの評価、予想印と買い目になります。
※Twitterには馬券購入締め切りと同時に予想印・買い目を公表します。
※オッズや当日の馬体重、馬の状態次第で買い目を変更することがあります。変更は締め切り5～10分前までに行うようにします。ほとんどの場合、馬体を見て印・買い目を変更します。参考にしていただける場合は、5～10分前に印・買い目を再度ご確認下さい。

追い切り評価

　ショウナンマッハとモズメイメイが2週続けてＡ評価と勝負気配を感じます。
　ウイングレイテストの1週前追い切りはほとんどＳ評価レベルの内容でした。前走に引き続いて好状態を維持しているでしょうか。

追い切り指数

　短距離を主戦場とする馬らしく高指数が多数の反面、低指数の馬が目立っています。70越えが4頭と指数上は接戦といえそうです。また、前走との指数差が大きい馬も多く、人気馬でも大きくマイナスになっている馬がいます。
　今回は斤量が重要な要素となることから、前走と韋駄天Ｓに出走した馬については当時の斤量について、今回との差をまとめています。最も斤量差が大きいのはマウンテンムスメとメディーヴァルです。韋駄天Ｓでは好走した馬ですが、今回は同じように考えることはできないでしょう。

予想印と評価

◎　ウイングレイテスト
◯　ディヴィナシオン
▲　ショウナンマッハ
△　ロードベイリーフ
　　ジャスパークローネ
　　マイヨアボア
　　デュアリスト
　　モズメイメイ
　　テイエムスパーダ
☆　グレイトゲイナー

◎　ウイングレイテスト
　現状2番人気ですが、能力的にトップレベルであることは間違いありません。距離を短縮したスワンＳで重賞初勝利後、再度距離短縮を経て前走函館スプリントＳでは最重量ハンデの斤量59㎏を背負いながら2着とビッグシーザー相手にタイム差なしの実力を示しました。勝ち馬サトノレーヴとは0.2秒差ですが斤量差2㎏で評価すべき内容で、サトノレーヴが今後のスプリンターとして最前線に立つレベルであることを踏まえるとこの馬もそれに近いレベルの能力があると考えてよさそうです。
　今回も最重量ハンデの斤量59㎏を背負いますが、前走とはその意味合いは異なりそうです。前走は立ち回りでなんとか対応した印象でしたが、今回は1000ｍに距離が短縮する上に直線競馬とコーナーがある競馬とは全く異なる立ち回りが求められるでしょう。タイムも恐らく55秒前後となることを踏まえれば斤量が持つ意味も大きく、加速に時間のかかるような斤量のハンデは圧倒的な不利となると考えるべきです。
　一方で、元々追い切りでは動く馬ではありますが前走からその動きが一層洗練されてきたように思います。正直、他にも追い切りで良い動きを見せた馬はいましたが、この馬を見てしまえば他はほとんど目に入らないような動きでまさに唸って走っているように感じました。前走はラスト1Ｆ10秒台を2週連続しており、終いに寄った内容ながらも4Ｆを50～51秒台と4Ｆ以降は流石という内容でした。今回はそれと比べればキレる終いを見せたわけではありませんが、1週前追い切りの動きはそれとは異なる内容で非常に素晴らしいものでした。6Ｆ80.4秒に4Ｆが49.1秒、ラスト1Ｆが11.3秒ですが全体を通して加速ラップを踏むことが出来ており、一定のペースで加速することが出来ています。特に3Ｆのラップタイムが12.8秒と非常に速いです。持論ですが3Ｆのラップタイムが12秒台かつラスト1Ｆが11秒台前半以下で全体を通した加速ラップを踏めている馬は高い能力を持っていると考えています。例えばスターズオンアースなどがこれに該当しています。ウイングレイテストの1週前追い切りはこれに合致するもので、間違いなく評価すべき内容でした。しかも馬場は重でしたから渋った馬場でも無関係もしくは得意なのかもしれません。指数的にも前走に引き続いての70越えと恐らくキャリア史上最も調子の良い時期を迎えているのではないでしょうか。
　前走函館で好走していることから洋芝の適性も間違いありません。懸念点は距離短縮と直線競馬、そして斤量のみです。距離短縮に直線競馬は初めての馬が他にも多数いますし、初の1000ｍ直線で結果を出している馬もいるのでそこまで比重をかけて検討する要素ではないと考えても、斤量はかなり大きな要素となります。他馬とは最大2㎏差つくことになりますのでこれをどう考えるかが問題ですが、近走のこの馬の調子と追い切り内容からすればそれを踏まえたとしてもこの馬を中心にして考えるべきだと思いました。

買い目

複勝　☆ウイングレイテスト
3連複1頭軸
　軸　◎ ウイングレイテスト
　相手　◯・▲・△・☆