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GⅡ札幌記念

 2024年8月18日(日)に行われるGⅡ札幌記念の追い切り指数、各馬の評価と追い切りの評価、予想印と買い目になります。
※Twitterには馬券購入締め切りと同時に予想印・買い目を公表します。
※オッズや当日の馬体重、馬の状態次第で買い目を変更することがあります。変更は締め切り5~10分前までに行うようにします。ほとんどの場合、馬体を見て印・買い目を変更します。参考にしていただける場合は、5~10分前に印・買い目を再度ご確認下さい。


追い切り評価

追い切り指数

予想印・評価

 Cコース替わりで内前有利となりそうな馬場状態が予想されます。天候的には曇り予報ですが、渋るほどに悪化することはなさそうです。ただし、洋芝適性は求められそうで良馬場でこそという馬は外すほどではないかもしれませんが注意は必要でしょう。前日のクッション値はやはりある程度低く、7.5でやや軟らかめとなっています。当日の状態を重視すべきなのは当然ですが、日曜には芝コースの散水があるのでそれ以上に低くなるかもしれません。
 洋芝での好走歴があるのがドゥラエレーデ、ジオグリフ、チャックネイト、トップナイフ、アウスヴァール、プログノーシス、これらに加えて渋った馬場に適性があると考えられるのがボッケリーニ、ステラヴェローチェ、ノースブリッジでしょう。これらから選んで印をつけるのが常道かもしれませんが、そうするとシャフリヤールの取捨が問題となります。昨年の札幌記念では道中でどんどん後退し11着と完敗しましたが、喉の状態に問題があったことが原因とのことで実力が発揮できたとは到底いえないでしょう。そうすれば洋芝適性は未だ不明と考えるべきですが、海外遠征経験でBCターフの好走歴がある点からすれば特別問題は無いように思います。したがって、上記の馬から印をつけたいと思います。

◎ プログノーシス
◯ ボッケリーニ
▲ ノースブリッジ
△ ステラヴェローチェ
☆ シャフリヤール

◎ プログノーシス 調教評価A
 
前走QE2世Cでは出遅れを伴いながらも道中で中段まで進め、直線ではロマンチックウォリアーとのたたき合いの末2着に敗れました。ロマンチックウォリアーとあそこまで張り合えたことからほとんどGⅠ馬と遜色のないレベルであることは間違いないでしょう。天皇賞(秋)ではジャックドールが作り上げた異常ともいえるハイペースを最後方から進めて3着とジャスティンパレスには破れましたが能力の高さを示しています。前走金鯱賞ではドゥレッツァと2強ムードの中、内を通ったこともありますがドゥレッツァに0.8秒差をつけて圧勝しました。そもそも6割程度の仕上がりでこの結果を出したといわれていることからすれば、今回のメンバーにおいてはシャフリヤールを除いて明らかな能力差があると考えるべきでしょう。
 札幌記念は昨年も圧勝しており、その時の馬場と今回想定される馬場とはおそらく全く違いますが洋芝とコースの適性はいうまでもないでしょう。追い切りでは先月末から本数を重ねて調整されており、終いのキレに重点を置いた追い切りでCWコースでラスト1F11.0秒、坂路でも11秒台を出しています。映像でも低い重心で素軽く動けている様子が確認できており、状態面は抜群に映ります。
 枠は外枠になりましたが12頭立ての11番枠と気にするレベルではありませんし、この頭数で外枠であれば直線での進路の問題が無いと考えられることからもむしろ好枠だと考えるべきです。現状の能力で昨年圧勝したレースを走ることからも着内は間違いないと評価しています。

◯ ボッケリーニ 調教評価A
 
 一昨年のAJCC以来、GⅠ以外の出走で11走連続馬券内で異常ともいえる安定感を誇ります。それ以前の戦績を踏まえてもほぼ馬券内で6着以下はなくその安定感に疑問はありません。ただし、GⅠは3走して未だ好走といえるレベルの内容がなく、近走でも2着が連続するなど詰めが甘く相手次第という印象が強いかもしれません。それでも近走の日経賞以外で京都大賞典以降のレースの内容はすべて1着とタイム差なしの2着でほとんど勝ちといってよいものと評価しています。馬齢は8歳になりましたがおそらく京都大賞典から充実期を迎えたものと考えられ、追い切りの内容からもそれを伺うことが出来ます。元々追い切り映えする馬ではありませんでしたが、3走前日経賞から徐々に映える内容になってきており、特に前走からはCWコースでラスト1Fに11.0秒を出すようになりました。
 説明は不要なほどに道悪の適性は確実で、洋芝での出走歴がないことからその適正は未だ不明と考えるべきかもしれませんが個人的には間違いなくこなすと考えています。ほとんどの人はこの点に疑いは無いように思います。
 展開的にはアウスヴァールが逃げてノースブリッジが外から追走して2番手、内からはドゥラエレーデとジオグリフが先行することになると予想しており、3番枠の今回は内の馬の外か後ろにつけることになりそうで内を通って距離ロス無く進めることはできそうな点はこの馬にとって恵まれたと考えています。また、速い流れは苦手と考えていましたが前走鳴尾記念で前半1000mが58.7秒と速い流れを経験しており、たとえそのような流れになったとしても十分対応することが出来る実力を備えていると評価しています。
 追い切り面からは、これまで通りの全体を速いペースで走らせる内容も併用しながら、3週前には前走同様にラスト1Fに11.0秒を出しています。指数は初の60台と指数的にも前走以上と評価できますし、乗り込み量も豊富です。
 上記のように充実期にある現在、恐らく適正のある洋芝が舞台で6番人気と積極的に評価したい要素が多い今回はプログノーシスの相手筆頭としてこの馬を選びたいと思います。

買い目

ワイド ◎ プログノーシス ー ◯ ボッケリーニ
※記載時にはプログノーシスを相手に2~6番人気馬を選んでもほとんど差が無い状態ですので、レース前のオッズ次第では買い目を変更するかもしれません。
3連単1着固定
 1着 ◎ プログノーシス
 2・3着 ◯ ボッケリーニ・▲ ノースブリッジ・△ ステラヴェローチェ・  
                   ☆ シャフリヤール

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