第16回全日本キッズ選手権団体優勝 結果を出すということについて
第16回年全日本キッズ選手権CARPE DIEM MITAとして団体優勝することができました。みんな良く頑張りました!
これでCARPE DIEM MITAとしては3年連続での優勝です。(2019年はCARPE DIEMとしての優勝でした。)
実は今回優勝は厳しいと思っていた
今回三田道場は例年に比べて出場メンバーが少なく20名での参戦。
それでも全体の中で多い方ではあるのだけど、7支部集まって1支部として参戦し30名オーバーのチームもあり、はじまる前は正直今回は厳しいかな、、と思っていました。
しかし、出場メンバー一致団結して仲間の応援をし合って気合いで勝ちまくりました。
自分が負けても仲間の試合のために残って応援しているメンバーを見て柔術の素晴らしさを感じました。個人競技ではあるけれど仲間の応援は確実に力になります。
そして勝っても負けても自分の結果は受け入れて、チームのために最後まで戦ってくれたメンバーの成長を感じました。みんな、ありがとう。
クラス数や人数が多ければ良いわけでもないという話し
基本的には昨年までの取り組み方とは大きく変わりません。
柔術とレスリングの練習が週7日と週2日で行われており、出欠の連絡は不要で他の習い事との両立も可能です。練習は1コマ60分で、マット運動、技術指導、ドリル・スパーリングで構成されます。
5歳から中学3年生までが同じ時間に60分間練習します。参加者が増えたため、現在はインストラクター3、4名で、年齢や技術レベルに応じて3つのグループに分かれて指導が行われています。小さいグループでは、基礎体力向上やゲーム感覚を通じて柔術の基本的な動きを学びます。中間グループでは、柔術の基礎技術を徹底的に反復し、しっかりと習得することを重視しています。大きいグループでは、基礎が固まった上で応用的なテクニックを学び、最新の技術を実践しています。
インストラクターの数に足してキッズのメンバーが多ければ多いほど経営的には良いです。学習塾でも個別指導よりも集団授業を運営している塾の方が経営的に良いことが多いです。(元塾講師です)
多い方が見栄えも良いし経営的にも良いからキッズメンバー100人を目指す!という時期もありましたがやめました。
今はそれぞれの個性を大切にして1人1人の成長をしっかり見守ることに重きを置いています。
論語と算盤とは渋沢栄一が言ったもので、こうした論語の道徳的な部分も大切にしつつ道場を運営するという算盤の部分も大切しなくてはという思いです。
論語を大切にし過ぎて運営が回らなければ続かないし、算盤を大切にし過ぎて個々の成長を見れずにいてもやり甲斐を感じられません。
詳しくは明日発売のFight and lifeにてお話ししています。
自分のキッズクラスへの向き合い方の変化 環境は自分で作っていくもの
自分で言うのもなんですが今までは自分のマンパワー中心でキッズクラスは運営していました。
週5のクラス指導にセコンド、保護者との連絡や事務的な部分、キッズのケアなど。
ですが、スタッフも増えてくれてその部分の負担が大きく減りました。
僕がこうした情報発信をしているのでそれに共感してくれて一緒に働きたいと連絡をしてきてくれた仲間たちが多いので、基本的に思考に大きなズレがありません。
本当にありがたいことです。
なので今は僕も指導の数は減らせているし、色々な業務も分担出来ています。ハード過ぎて帯状疱疹が出たり睡眠薬使わないと寝れない日々もありましたが何とかやれてます。
先ずは自分で何から何までやって結果を出す。話しはそれからだ。
2019年はセコンドが僕1人しかいなくて31名のキッズを1日かけて走り回ってセコンドして、翌日は自分の全日本の試合で全く集中出来ず1回戦開始直後にタックル引き込みを顔面で受けた。
鼻血が止まらずめちゃくちゃ痛いし、鼻も曲がってる感じがして、ドクターからはやめた方が良いと言われたけど謎に男気を出して試合したらそのまま膝も極められ、バック取られて絞められて負け。翌日病院行ったら鼻は折れてるし膝の靭帯も痛めてるしで最悪。
悔し過ぎて涙が止まらなかった。今起きてる事は全て自分の責任だとこの時に良く理解した。
前日に1人でセコンドやらなきゃいけないのも、鼻折れたのも、それなのに試合して負けたのも全部自分の責任。
だから道は自分で切り開くとこの時に強く決心した。
「環境は自分で作るもの」嫌なら変えればいいだけだし、変えたい何かがあるなら自分で勇気を持って踏み出して変えていく必要がある。変わらない環境に文句を言っても意味がない。
なので今一緒に働いてるメンバーも道は自分で切り開いてほしい。
最後に
そんなわけで話しは少し逸れてしまいましたが今回の全日本も無事優勝出来て良かったです。
保護者の皆さまもいつもサポートありがとうございます!
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