1997年生まれの男達
どうも、たけっちです。
ついにJリーグ開幕ですね!
いやーオフシーズン長かったですな、例年より早くシーズンが早く終わり、毎年元旦恒例の天皇杯決勝も10月に終わったのもあって本当に長いオフでしたね。天皇杯神戸関係なかったけど。
そんな中で昨年、11月から12月にかけて行われたカタールW杯。
アルゼンチンの優勝でメッシが初のW杯制覇という感動的な幕切れでしたが、我らが日本代表も凄かったですね。
そんな日本代表の三笘薫の凄さは誰しもが目の当たりにしたと思います。
ドイツ戦ではドリブル突破でのチャンスメイクから同点に。
スペイン戦では「三笘の1ミリ」とも呼ばれるタッチライン割るか割らないかの折り返しで決勝点をアシストを記録し一躍時の人に。
W杯を終わってからも三笘の活躍は止まらず所属のブライトンで結果を残し続けておりビッグクラブからのオファーや23-24年の夏で移籍するなどの記事が出るほど。
余談ですが先日行われたFUJIFILM SUPER CUP 2023(いわゆるゼロックス)で解説を務めた元神戸の槙野智章氏が「ウタカの1ミリ」って言ってダダ滑りしてましたね。
話は逸れましたが、そんな三笘は1997年生まれで偶然にも私と同い年!
そしてヴィッセル神戸の1997年生まれの選手にフォーカスを当てたいなと思います。
# 19 初瀬 亮
G大阪ジュニアユースで堂安律らと史上初のU-15年代全国3冠を達成した“黄金世代”の一人。
そのままG大阪トップチームで活躍し東京五輪世代のA代表一番乗りするなど順調なキャリアを積んでいたが伸び悩んでしまい2019年にヴィッセル神戸へ移籍。
神戸加入1年目は開幕からスタメン出場を続けるも初の古巣戦となったアウェイG大阪戦で小野瀬に振り切られ先制点を献上するなど守備の不安を露呈。
この夏に酒井高徳が加入したこともありアビスパ福岡へ期限付き移籍。
転機は2021年。
三浦淳寛監督の勧めもあり朝一番にクラブハウスに来てランニングをするようになる。
するとシーズン前半はスーパーサブとして試合終了間際に2度同点に追いつくゴールのアシストを記録するなど勝負強さを見せると、後半戦からは左SBのレギュラーに定着しクラブ史上最高の年間順位3位に大きく貢献した。
昨シーズンは出番を減らしたが攻撃力を買われて1列前のサイドハーフで起用され、リーグで初ゴールを決めたり、天皇杯4回戦の柏戦では決勝ゴールを決めるなど随所に持ち味を発揮。
そんな初瀬の最大の魅力はなんと言っても両足から高精度なボールを蹴れる技術の高さ。
サイドからのクロスはもちろんプレースキックの精度はピカイチ。
コーナーキックで両足で蹴れることからインスイングとアウトスイングを使い分けられる器用さもあり、大迫勇也や菊池流帆など競り合いに強い選手がいる神戸にとって初瀬がキッカーを務める際はチャンスが多い。
今シーズン本職のSBとして起用されるとするとライバルは酒井や飯野になる。
2人の壁は高いが、2人に負けず劣らない攻撃力に、チームで貴重なプレースキッカー。
初瀬の「両足」に注目だ。
# 23 山川 哲史
ヴィッセル神戸アカデミー出身で高卒時にトップチーム昇格の打診があったものの、実力に自信がないと断り筑波大学に進学。
筑波大学では同級生の三笘と自主練習で1vs1を何万回と繰り返し対人守備を磨き2020年シーズンにヴィッセル神戸に加入。
ルーキーイヤーから出番を掴み11月に集中開催されたACLでは西大伍を1列前に配置する関係から、本職では無い右SBとしてレギュラー定着。
屈強な相手FWを菊池やフェルマーレンらと共に跳ね返し続け、またPK戦ではキッカーとしてPKを成功させるなどベスト4進出に貢献。
翌2021シーズンから右SBのして開幕スタメンを掴むも、シーズン後半からは酒井が右SBに回ってからは控えから試合をクローズする役割に変わる。
2022シーズンはプロ初ゴールを記録するなど出番を増やしつつあったが飯野の加入により前シーズン同様に試合をクローズする役割に終えた。
あの三笘を相手に磨き続けた対人の守備が山川の魅力だ。
左SBを務める酒井が攻撃的なため山川が降りながら3バックを形成する形が神戸の形になりつつある。
右SBでレギュラーになったばかりの頃は慣れないサイド攻撃に苦戦し良いクロスが供給できない点が課題であったが、昨シーズンのアウェイ鳥栖戦では武藤嘉紀へとピンポイントクロスを送りアシストを記録するなど年々攻撃面での進化を見せる。
PSMの松本戦ではCBとして起用されており、CBとSBの両方をこなすことになるだろう。
SBもCBも高水準でこなせる山川の存在は今シーズンの神戸のDFラインの層を厚くする。
# 31 中坂 勇哉
ヴィッセル神戸アカデミー出身で2016年にデビュー。ヴィッセル神戸の最古参のプレイヤー。
ルーキーイヤーから出番をつかみ得点を記録するなど当時のネルシーニョ監督の元で多くの出場機会を得たが監督解任後は激減。
2018年シーズンはスペイン3部へ、2019年シーズンは京都サンガに期限付き移籍するなど神戸では中々出番を掴めずにいた。
しかし2021年シーズン、初瀬と同様に三浦淳寛監督により「もっとプロ意識を持て」と練習開始の1時間半前の朝8時に練習場へ来るよう命じられ中坂は1日もサボらずやり遂げた。
するとリーグ戦で初出場となったアウェイ札幌戦では0-3の後半開始から途中出場し2得点に絡み大逆転勝利に貢献すると、これ以降出番が激増。
自己最多となる28試合に出場し3得点を記録。
昨シーズンは8試合出場に終わったが今シーズンは巻き返しが期待される。
中坂の特徴は他の選手と違いを生み出せる天才肌なプレーで魅了できる点だ。
得点感覚やドリブルで要所で「おっ!」とサポーターを驚かせるプレーを魅せてくらる。
特にシュートに関してはダイレクトでのシュートに関しては精度が高くボックス内で一撃で仕留められる力を持つ。
その反面プレーに安定感がなく好不調の波が激しいところが難点である。
今シーズンも攻撃陣のポジション争いは激戦必須だが、中坂らしく違いを見せつけるプレーに期待したい。
# 26 ジェアン パトリッキ
プロキャリア最初期には契約満了で無職となりトライアルを受けて、オファーを掴み取った苦労人。
ポルトガルのCDサンタクララ(日本代表の守田英正と同僚)から2022年にC大阪に加入。
加入当初は実力は未知数であったがスーパーサブとして活用され、途中出場から勝ち越し点や決勝点を上げるなど活躍。
2023年シーズンからヴィッセル神戸へ加入。
パトリッキの持ち味は爆発的なスピードと勝負強さ。
5得点を上げた昨シーズンだが、後半アディショナルタイムでの得点が3点もありいずれも、勝ち越し点を記録。
その他にもG大阪との大阪ダービーでは89分にハーフウェイライン付近でボールを受けると敵陣地を独走しミドルシュートを決め切るなど重要な場面での得点が多い。
神戸には中々いないタイプで途中出場でも結果を残せるパトリッキの加入は大きく切り札として神戸を勝利に導くゴールを期待したい。
最後に
最後までお目を通して頂きありがとうございます。
拙い文章でしたがなんとか自分と同い年の1997年生まれの選手を紹介したいと思い書かせて頂きました。
今シーズンは出来ればこうやって何かを発信する機会を増やせればなと思いますので皆様の感想などTwitterやnoteのコメントなどで書いていただければ嬉しいです。
今シーズンも一致団結してトモニイコウ。
明日の開幕戦から皆で神戸の今シーズンの成功を祈って、ゴール裏からも、メインスタンドやバックスタンドからでも、テレビからでも応援していきましょう。
今シーズンもよろしくお願いします。
たけっち。
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