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Cameras Everywhere //Hack cameras around the world

はじめに ~ アイデアピッチ ~

こちらではちゃんとしたピッチではありませんが、日頃、こんなものが欲しいなぁとか、単に思いついたアイデアなどなど、ワイルド アイデア ピッチとしてまとめていければと思います。

PROBLEM ~ 今を知りたい ~

インターネット検索の発展でスマホやPCがあれば、様々なことを知ることができるようになりました。例えば、美味しいパスタを食べたいと思ったら、すぐにググれば見つかります。しかし、どうしても検索結果と最新情報の間にはタイムラグが発生してしまいます。新しいレストランが検索できなかったり、検索で見つかったけど閉店してしまっていたなんてこともあります。

最近では公式な情報やグルメサイトなどの情報だけよりも口コミが重視され、Twitter や Instagramで検索・タグるなどの行動が増えてきたという話も聞きます。確かにこれらの情報により最近取られた美味しいパスタの写真を見ることもできます。しかし、あくまでも最近の情報がわかるかもしれないだけで、”今”の情報を知ることは難しいです。

例えば、飲食店の知ることが難しい ”今” の情報といえば・・・

「いま、お店は入れるのかな? 満席だったりしないかな?」
「黒板に書かれている Today's Special は何だろう?」
「お店の3密対策はどう? 隣の席は近いのかな?」

SOLUTION ~ 世界中のスマホを活用 ~

いま、世界を見回すと、あちらこちらのカメラがあります。そう、みんなが持っているスマホのカメラです。これらのカメラをうまく活用できれば、いま見たい・知りたい場所の情報を画像で入手することが可能になります。

スマホたくさん2

例えば、Google検索に実装すると以下のような感じでしょうか。
1) お店を検索する 
2) 混雑状況を知りたいので写真撮影依頼をクリック 
3) お店にいる人に撮影依頼が届き、撮影してアップ 
4) 依頼者のスマホで今の写真が見られる

画像2

More Scenario ~ 広がるシナリオ ~

もっと色々なシナリオが思いつきそうなので、載せてみます。

あなたもフォトジャーナリスト
最近は事件や事故などが起こるとTVなどの報道機関は Twitterで誰か写真をアップしていないか検索して、見つけたら DMで依頼などをしています。しかし、現場にいても自分から積極的に載せない人も多いでしょう。そこで事件事故があった場合、その場所をアプリで指定して撮影依頼をすることが考えられます。アプリ内での報酬のやり取りも必要かもしれません。報酬によっては Uber Eatsなどの配達員も自転車の機動力を生かして、その場所まで行き、写真を撮ってくれるかもしれません。

お天気フォトレポート
明日は箱根に行くのだけど、今夜は箱根は雪は降っていないのだろうか?  これから千葉のゴルフ場に行くのだけど、雨は降っていないだろうか? など、今の天気を知りたいことは多いのではないでしょうか。天気アプリ系でユーザーがレポートを載せたりできるのもありますが、こちらから依頼できるのがキーになります。桜の開花状況、渋滞の発生状況などもいいですね。

飲食店の宣伝として
最初の例ではお店にいる人に撮影依頼していましたが、お店が対応していればもっと簡単ですね。店内の防犯カメラと連携していれば、定期的に店内写真を依頼があったときに提供できますし、お店の黒板に書いてある日替わりメニューなどを撮影しておけば、顧客獲得の機会に貢献できます。

観光地での記念撮影
次は今までとは少し違うシナリオです。新たな Problemとも言えます。旅行先で記念撮影をしたいと思ったとき、撮影者が入れないという問題がありますよね。ふたりやひとりだったら自撮りするか、誰か知らない人に頼むしかありません。これが海外で言葉通じなかったらどうでしょう? しかも最近のスマホは高価で海外の観光地で手渡すことに躊躇しないでしょうか? でもこのサービスを使えば、観光地にいる他の人にその人のスマホを使って撮影してもらうことができます。

自撮り

最後に

このサービスのビジョンを考えてみました。撮影を依頼するユーザー側に立つと、「あなたの今を知りたいを叶えるどこでもカメラ」なんてどうでしょう。撮影する側には「あなたの居場所を価値に変える」はどうでしょう。

解決しなければいけない課題として、すぐに思いつくのは撮影者のインセンティブでしょうか。アップロードには回線費用もかかります。また、Instagramユーザーが有名インスタグラマーと比べてしまい、インセンティブがない自分の投稿を止めてしまうという話も聞きます。とてつもないインセンティブは無理としても、少額のインセンティブがあれば可能でしょうか? このあたりが市場調査のポイントになります。

まだまだ、考えなければならないことはありますが、この辺にしておきます。

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