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プロジェクト コロッサス ~会話型AI~

はじめに

何やら大袈裟なタイトルで始めてしまいましたが、内容は単なる妄想に近いアイデアというか希望みたいなものです。名前については後で触れたいと思います。

PROBLEM

さて、音声AIアシスタントを使っていると、現実のアシスタントに比べ大きく劣っているのは仕方がないところです。確かにサポートはしてくれるのでしょうが、もっと表に立って、つまり代理になってサポートしてくれないだろうかということです。

例えば・・・

○○さんと明日の午後、ミーティングをしたいので、調整してくれるかな?

とか

来週金曜日、渋谷の○○を19時から4人で予約しておいて

のような、手間がかかるビッグタスクです。

SOLUTION ~会話ベースの通信~

まずは、最初のミーティングの調整です。現在、行われている方法は、メール、チャット、もしくは電話で先方の空き時間を聞き、こちらの予定と照らし合わせてリクエストする感じでしょうか。

この一連のタスクを会話型AIで行うと自動でメール作成・送信、またはチャットをスタートさせる、あるいは電話をかけ音声で先方と調整を行うことになります。これの利点は先方がデジタルアシスタントを使っていなくても大丈夫だということです。

また、各社のデジタルアシスタントが同じようなことができるようになれば、特別なAPIとか規格を用意することなく、デジタルアシスタント同士が会話でタスクを実行できるところです。

これは後者のレストランなどのお店予約にも利点が生まれます。最近、音声AIがユーザーに代わってお店に電話をかけて予約してくれるサービスなどが生まれ始めていますが、お店側の準備なども必要とも聞きます。

これをお店側も会話型AIによる予約システムを用意することで、お店内での仕事に専念でき、また対人間と対デジタルアシスタントの両方を一挙に対応することが可能になります。手段も電話、メール、チャットなどを用意すべきでしょう。

さいごに

AI同士がチャットや電話で会話してタスクを進めてくれるなんて、なんかワクワクしないでしょうか。単にそれが見たいだけかもしれません。

さて、コロッサスの由来ですが、「地球爆破作戦」という古い名作SF映画があります。子供のころに TVで見て、すごく記憶に残った映画でした。この映画は、冷戦時代、米国が開発した防衛用スーパーコンピューター「コロッサス」が稼働を始めるとソ連が開発した同じようなコンピューター「ガーディアン」の存在を見つけ、コンピューター同士が会話をし始めるというお話です。

AI同士が話し合い始めたら面白いなぁと温めていた名前です。

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