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日本ダービー 馬体診断予想~無難に高評価で本命◎指名したら、今年一番の超大穴だった

割引あり

日本ダービー 馬体診断予想です。


◇著者X(旧ツイッター)

https://twitter.com/paddockroom


◇本年予想的中 <27R14的中>

中山金杯|★マイネルクリソーラ6人気3着
京都金杯|★コレペティトール8人気1着
京成杯 |★コスモブッドレア10人気3着
きさらぎ|◎ビザンチンドリーム1人気1着
京都記念|◎ベラジオオペラ1人気2着
共同通信|◎ジャスティンミラノ4人気1着
フェブS|◎ガイアフォース5人気2着
中山記念|★ジオグリフ4人気3着
弥生賞 |◎コスモキュランダ6人気1着★シリウスコルト9人気3着
金鯱賞 |◎ヨーホーレイク6人気3着
スプリS|★アレグロブリランテ9人気2着
桜花賞 |★ライトバック7人気3着
皐月賞 |★コスモキュランダ7人気2着
天皇賞春|◎テーオーロイヤル1人気1着


■「日本ダービー」馬体診断予想

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▼予想実績 <過去14年3的中>

2023|不的中
2022|◎イクイノックス2人気2着
2021|◎ステラヴェローチェ9人気3着★シャフリヤール4人気1着
2020|不的中
2019|不的中
2018|不的中
2017|◎アドミラブル1人気3着
2016|不的中
2015|不的中
2014|不的中
2013|不的中
2012|不的中
2011|不的中
2010|不的中

※…配信なし


▼舞台適性

【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】2400m 芝・左
【適 性】C/T型-L(持続/根幹-長距離)


▼馬体レーティング ※文末公開
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113|アーバンシック、他2頭
112|ジャスティンミラノ、コスモキュランダ、他5頭
111|シンエンペラー、他5頭
110|ゴンバデカーブース
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▼予想印 ※文末公開
――――――――――――――――――
◎1頭
★2頭
○アーバンシック
☆コスモキュランダ
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▼馬体診断

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おはようございます

いよいよ今日は競馬の祭典、日本ダービー。昨日遠出ドライブで遅めの起床ですが、人気順に馬体診断チェックスタート。



ジャスティンミラノ
初見<共同通信杯>で本命◎を打ったが、その時この馬の馬体を見て、今年のキズナ産駒は一味違い「馬体当たり年だ」と予言。

ただ、適性ベストではないと<皐月賞>は軽視したが、勝ち切ってきた。つまり、馬体から能力の裏付けがとれたと言える。

以上、ただやはり「能力」は一切無視が当診断。

あくまで「馬体のみ」の評価としては、少し起点水平で持続惰性の中距離や非根幹ベターな構造色が強く、前走<皐月賞>よりコース替わりは条件好転とは言え、根幹長距離G1のダービーで1番人気でも文句なしにという評価までにはもう一歩。評価ニュアンスとして押さえ▲あたりかな。



レガレイラ
その「上質な皮膚質、抜群の足回り軽量感&ハイアップな膝下、起点ヘキサバランスの良さ、特にリアが容量やセッティングに明確な強みがある」など。

以上、いかにも現代風のSP競馬に向く「ハンドリング性能の高さ、レスポンス(反応速度)の良さ、足回りの独立性(燃費エコ)、足回りの回転性(加速瞬発力)」を備えた構造。スローなど上がりSP勝負なら文句なしに本馬が最右翼だな。

ちなみに、確かこの木村厩舎と言えばイクイノックスを思い出すが、よく言う「中内田厩舎」ほどではないが、この厩舎も馬体選別(好み)の基準、その一貫性が垣間見える。そのあたりまたの機会に。



シックスペンス
初見<スプリングS>で、この馬の馬体を見て、今年のキズナ産駒が「馬体当たり年だ」と予言したのが”確信”に変わったと言えるかな。さすがに、ジャスティンミラノや本馬クラスの馬体をポンポン出すような種牡馬じゃなかったはずだ。

ただ、馬体はジャスティンミラノと少しタイプが異なる。持続惰性や中距離シフトな要素が多いという点では同じだが、同父ジャスティンよりも今回ならコスモキュランダが近いかな。

以上、ずばりコスモキュランダよりSP&前後動重視の構造と言えスローが吉と、ハイタフな流れ決め打ちの場合はコスモに分がある。



アーバンシック
今年、父スワーヴリチャード産駒を何頭か見た気がするが、「父似」という馬体を余り見た記憶がない。先のレガレイラなんかもスワーヴリチャード産駒だが父と全く異なる起点構造だ。

その意味で、現時点で最も「父似」と言えるのは本馬かな。

以上、典型的な長躯長背な前後長からの持続惰性エネルギーに頼る構造で、明らかに<皐月賞>からの条件好転。

ただ、うーん<皐月賞>からの筋肉面の仕上がり良化はあるが、春先から化骨面の変化は少ない。どこかでG1勝ちができるかもと期待はしているが、構造的にもフロント遊びは普通、また良くも悪くも軸アウトラインも安定直線型で骨量も安定など。

いわゆる「ひと昔前ノーザン系の中距離馬」に多かったタイプで、正直現時点の評価としてはダービー馬というのがしっくりこない。その意味でも、もう一段成長などほしいところかな。

ちなみに、常に撮影誤差があるので、シルエットで骨格の長さや角度を見極めようとすると誤診し易いんじゃないか。



ダノンエアズロック
ヘキサバランスが父モーリスに似ており、父より首差しや中駆比短めで父のコンパクトモデルという感。

以上、仕上がりやSP面の裏付けはあるが、ダービーはちょっと適性面で合わない。



コスモキュランダ
今回、最も取捨を迷った一頭。といか、正直評価を迷ったのはこの馬だけ。この馬がいて時間がかかってしまった。

まず、本馬と言えば、<デビュー前>の写真確認のみで<弥生賞>で本命◎、<皐月賞>でも一撃★指名と、素材として抜群の評価をしている。

が、馬体を見るほど悩む、今年一番だ。もう悩み過ぎて結論がすんなりでず、前回の自身の解説までも見返してみたが、

・父アルアイン同様「いかにも皐月賞向き」と評価 ⇒ その通り
・皐月賞で本命◎を打ったタイトルホルダーよりも少し持続シフト ⇒ その通り

以上、アルアインやタイトルホルダー、直近思い出すところでジオグリフなどのように、この馬も本来ならや毎年いる「皐月賞向きだからこそ、ダービーで真っ先に消す馬」としたいのだが。

ずばり、それらの馬たちにはない持続面の良さ、今後の伸びしろもある。かなり奥がありそうなのだ。

以上、コース&距離適性からメンバー屈指までにはないが、総合的に最上位の一頭。人気とのギャップを踏まえると、一撃★を打ってもいいかなと思ってしまう。コスモ、マイネル軍団にとって、ダービー制覇のチャンスは過去一番なのは間違いない。



シンエンペラー
コスモに迷い過ぎて疲れた。ここから一気に。

フロントが振り子重め長めの比率、駆動ロー、上体比過多気味、軸直線的など。いわゆる「昨今のSSやミスプロ系の馬体」とは違い、この馬も「一昔前に多かったノーザンテースト系などによくいた中距離馬」という印象の点では先のアーバンシック同じ。ただ、構造は逆で前後動のアーバンシックに対し、こちらは上下動が主体強みというバランス型ではある。

以上、適性評価も先のアーバンシックと異なり、前走ベターと条件暗転。

余談だが、バイクに例えるとネイキッド系旧車でタンクなど丸みがあるCB400フォアなどでなく、少し角ばったCB750FやGTとか、そんなイメージかな。

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