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日本ダービー 馬体診断予想 馬体名馬vs馬体斬新ソールオリエンスか?【全馬馬体コメント公開】

◇著者ツイッター

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◇先週の予想結果

<オークス>
▽勝馬の馬体レーティング
リバティアイランド 1人気|112p(2位G)

▽印の結果
◎ラヴェル 10人気4着
★ドゥアイズ 6人気9着
★ミッキーゴージャス(デ) 9人気14着
☆シンリョクカ(デ) 7人気5着
☆レミージュア 18人気10着


◇今年の予想的中 <現在29戦11的中>

日経新春|★キングオブドラゴン10人気2着
きさらぎ|◎オープンファイア2人気2着
京都記念|◎ドウデュース1人気1着
フェブS|◎メイショウハリオ4人気3着
弥生賞 |★タスティエーラ3人気1着
金鯱賞 |★アラタ6人気3着
Fレビュ|◎シングザットソング2人気1着
阪神大賞|◎ボルドグフーシュ1人気2着
高松宮記|★ファストフォース12人気1着
大阪杯 |◎ジャックドール2人気1着★ダノンザキッド10人気3着
フローラ|★ブライトジュエリー4人気3着


■「日本ダービー」馬体診断予想

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼予想実績 ※…配信なし

2022|◎イクイノックス2人気2着
2021|◎ステラヴェローチェ9人気3着★シャフリヤール4人気1着
2020|不的中
2019|不的中
2018|不的中
2017|◎アドミラブル1人気3着
2016|不的中
2015|不的中
2014|不的中
2013|不的中
2012|不的中
2011|不的中
2010|不的中


▼舞台適性

【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】2400m 芝・左
【適 性】C/T型-L(持続/根幹-長距離)


▼馬体レーティング ※文末公開
――――――――――――――――――
114|1頭
113|4頭
112|タスティエーラ、ハーツコンチェルト、他2頭
111|トップナイフ、グリューネグリーン、他3頭
110|ファントムシーフ、他2頭
109|1頭
――――――――――――――――――


▼予想印 ※文末公開
――――――――――――――――――
◎1頭…最もダービー馬にふさわしい
○1頭…ダービー馬にふさわしい
★2頭…距離適性高いがリスクも高い
☆2頭…好素材だが距離微妙
――――――――――――――――――


▼馬体診断

――――――――――――――――――
(まえがき)

牡馬三冠レースのなかでも、予想&馬券
共に相性抜群な<皐月賞>と<菊花賞>
とは逆に、長らく不的中が続き相性最悪
だった本レース。

ただ、

一昨年のステラヴェローチェ 9人気3着
昨年の◎イクイノックス 2人気2着

と、二年連続自信満々だった本命馬◎が
好走と、ようやく相性上昇の兆しが。


まぁ、元々本命馬◎とは関係なく、毎年

純粋に「馬体的にダービー馬足りえる馬」

などというのも指名したりしているが、
これ自体は、過去振り返っても

ネオユニヴァース、キングカメハメハ、ディープインパクト、ウォッカ、オルフェーヴル、キズナ、マカヒキ、シャフリヤールなど

きちんとダービー馬になっていることが
多い。かつ、ダービー以降の実績からも
名馬クラスが多い感。

逆に、「ダービー馬だが馬体的にはふさ
わしくない(納得しづらい)馬」の場合
、その後の実績が今一つ。


要するに、何が言いたいか…

「名は体を表す、ならぬ、”名馬”は体を表す」


以上、昨年は

「個人的にも、四半世紀あまり過去見てきたなかでも、屈指トップ5に入るほどの、歴史的な馬体名馬」

などと評したイクイノックスがいたので
結論も簡単だった。

が、さすがに二年連続そのレベルの馬体
がいるわけもなく、今年は難解………

……


あれ?


……イクイノックスか?


!!!!


なんと!

なんと!今年もいるじゃないか、馬体名馬が!


(各馬短評)※人気薄順

111|グリューネグリーン
今回なら1番人気ソールオリエンスと前後駆の構造比は近いか、中駆や上下比率は異なるが。距離延長自体はいい。が、前後連動が独立気味でフロントがコンパクト設計など。最低人気だが、馬体評価は平均以上だ。


111|パクスオトマニカ
フロントのキャスター角きつめ、リアは斜尻など、これも前後の起点角がソールオリエンスと近いが、首差し足回りなどの振り子比率、起点位置、質量は逆だ。中距離向きな純正ホイール仕様といわゆる「皐月賞向き」。


109|ホウオウビスケッツ、110|ファントムシーフ
ホウオウビスケッツは、かなり全体比やパーツ単位で癖がある。まぁ一言「馬体では測れない馬」だ。特徴や適性はバックナンバー参照。

ついでに、人気馬でも同じく馬体を見ると素通りしてしまうのがファントムシーフ。


113|シーズンリッチ
初見。これは今走適性高い。人気薄だしいいんじゃないか。ただ、フロントが肩甲骨&上腕骨ともコンパクト、胸椎比が小さく腰椎比が長いなど、燃費はいいとして心肺機能が淡泊と、振り子比重や飛節からも、今風のSP勝負では分が悪い。


111|ノッキングポイント
初見。これは完全に「ダービーより皐月賞向き」だな。昨年で言えばジオグリフに近い。ジオよりフロント起点アップ&前め…と眠いのでこの辺で。


113|ショウナンバシット
確か今年の<皐月賞>の本命◎馬。決して加速シフトな「皐月賞向き(ベスト)」ではないく、逆に持続型ベースだが、トータルバランスが非常に良く無難な好馬体で指名した。東京もいいが、長距離適性、心肺機能、SP面で抜けておらず、今回本線◎★の次点かな。


112|メタルスピード
初見。この馬もなかなか素材がいい。ただ、先のショウナンバシットより背線アウトラインはやわらかだが、起点低めで前後比が長め、可動受け側もコンパクト設計、かつ化骨も甘いなど、評価として加点は同程度もリスクが高くよりハマり要素が高い。やはり、フレームや重心から距離も中距離までな感だが、その長手でやわらかみ背骨構造は結構好みだな。


113|フリームファクシ
初見。先のショウナンバシット同様、東京向きな持続C型だが、長距離適性ではこちらが上。ただ、確かに気性が強い馬に多い顔立ちに加え、首抜け角、中駆は薄手で股関節が高いなど、SP絶対値も凡庸と、器用さに欠きそうだ。ショウナンよりハイリスクハイリターンな評価。


111|トップナイフ、110|ベラジオオペラ、112|シャザーン
もう寝そうなので、3頭まとめて。いわゆるこの馬たちも「皐月賞向き」な構造がベース。

トップナイフは、全てがパンチに欠け小回りベターだが今風な省エネ構造で距離も多少ごまかせそう。

ベラジオオペラは、仕上がり完成度高いが骨格的にスケールコンパクトで遊びがなく距離こたえそうだ。

シャザーンは、この3頭では断然高評価。長躯短背で振り子比率も高めとトータルバランスが良い。差しベターなので溜めたらスローなら…と、やはり<皐月賞>のほうが加点多く。そういや<皐月賞>一撃★指名だったな。


111|サトノグランツ
初見。父がサトノダイヤモンドか。その「フロントからの可動駆動の起点がローダウン仕様ながら、首差しや足回りなど振り子軽量」という特徴はまさに父譲りだ。ただ、父より少し「フロント可動の起点き甲が前め、中駆も短め」で、いわゆるカチッとした造りだな。父と同じくマイル~中距離仕様だが、父はそこに「抜群のやわらかみと伸び(緩さ)があった」のだが、それが本馬にはない。スローなSP勝負が吉。


110|ドゥラエレーデ
初見。うーん、この馬体もダービーでの高評価はできない。皐月賞ベター。また、前後とも前は首差しと肩甲骨に対する上腕骨比、後ろは大腿骨や中足骨が短め比率でジョイント硬め、つなぎも短く小ぶりなど、振り子走りの硬さが見てとれる。胸前が広い点など母父オルフェーヴルの血を感じるが。確かにダートはいいだろう。


112|タスティエーラ、112|ハーツコンチェルト
2頭ともに、中駆比が長い構造のいわゆる「長躯長背」で、当診断で言う【L型】なのでまとめて。フラット平坦、広いコースである今走東京はいい。

が、タスティエーラは上体や足回りなど軽さがあり仕上がりもいいが、前後コンパクト気味&フラット起点など心肺凡庸でギア数も少ないため、単調ワンペースな先行惰性で。

ハーツコンチェルトは、タスティエーラより上体深みあるが、その分中駆比容量が大きめ、かつ仕上がりも一枚厚い感。当然、内臓比の大きさから、長時間走行となる長距離戦では燃費消費のリスクも上がりリスク高。


113|ソールオリエンス
その肩&股関節と言った「前後の駆動起点の傾斜角などが今風の<加速シフト>」ながらの、その首き甲&腰仙骨と言った「上下の可動位置が高く故に、駆動起点との開き(長さ)もあるという<持続シフト>」もありながら、さらに、その振り子首差し&四肢の長さなどから…と、長くなるのでこの辺で。ダービーで1番人気なので、眠いが頑張って特徴を解説してみた。とにかく、全体で見ると、その馬体はかなり個性的で、今回も同タイプが不在の「オンリーワン」な馬体。前も述べたとも思うが、サラブレッドのなかに「キリンさん」が混じっている。距離延長も今風のSP勝負もいいだろう。


114|スキルヴィング
初見。この馬体を見てびっくり!まさにデジャブだ。イクイノックス?じゃないよね。以上、間違って昨年の馬体写真を見てるのかと思うほど、構造含めよく似ているな。イクイノックスより少し前後比が短めで起点高めと長距離シフトしている。イクイノックスよりもSP面でのリスクがあるのでスローでなければ。


(結論)

本命◎は迷わず、馬体がイクイノックスに瓜二つなスキルヴィングに。

とにかく”馬体が黄金比”にあり、経験則で一目見て「他馬とは馬体の格」が違うと断言できる。今年はこの馬が「最もダービー馬にふさわしい馬体」だ。


もう一頭なら、「今風のSPシフトなパーツ」を持ちながらも、いかにも「昔ながらの長距離砲というフレーム」という、あまりこれまで見たことがない馬体構造のソールオリエンスも、「他馬とは馬体の構造」が違うという意味で「ダービー馬にふさわしい馬体」と言える。

しかし、この馬が圧倒的な1番人気と<皐月賞>のパフォーマンスが凄かったのか!?も知れないが、レースを見ていないし、馬体以外、能力も加味しないので関係ない。この個性的な馬体でどんな走りなのか?は少し興味があるが、おそらく今年もレースは観ない。


他は、レーティング2位グループまでの3頭が有力一発秘める。SPと堅実さショウナンバシット、ハマり要素が高いのがシーズンリッチとフリームファクシかな。あと、レーティング評価は少し落ちるが、メタルスピードもなかなか好みで乗り方次第で距離をこなせる下地がある。


ダービーなので少し細かく多めに印も打っておくか。


▼馬体レーティング
――――――――――――――――――
114|スキルヴィング
113|ソールオリエンス、フリームファクシ、ショウナンバシット、シーズンリッチ
112|タスティエーラ、シャザーン、ハーツコンチェルト、メタルスピード
111|サトノグランツ、トップナイフ、ノッキングポイント、パクスオトマニカ、グリューネグリーン
110|ベラジオオペラ、ファントムシーフ、ドゥラエレーデ
109|ホウオウビスケッツ
――――――――――――――――――

▼予想印
――――――――――――――――――
◎スキルヴィング
○ソールオリエンス
★シーズンリッチ、フリームファクシ
☆ショウナンバシット、メタルスピード
――――――――――――――――――

▽推奨買い目/D ※推奨順

◎単複
★複単
◎○-★☆連式
☆複

D(期待値Dダウン) ※4人気以内で確定
タスティエーラ

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