マイルCS馬体診断予想~馬体の適性で「6グループ」分け&評価「馬体レーティング」を完全公開

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◇2022年予想的中レース一覧 <現在66戦37的中>

京都金杯|★ザダル7人気1着
日経新春|◎ヨーホーレイク3人気1着
京成杯 |★ロジハービン5人気2着
AJCC|◎ボッケリーニ4人気3
東海S |★スワーヴアラミス7人気1着
京都記念|★タガノディアマンテ8人気2着
共同通信|★ダノンベルーガ3人気1着
中山記念|★アドマイヤハダル3人気3着
阪急杯 |★トゥラヴェスーラ9人気2着
弥生賞 |★ボーンディスウェイ9人気3着
スプリS|◎ビーアストニッシド5人気1着
阪神大賞|★アイアンバローズ5人気2着
日経賞 |◎ボッケリーニ4人気2着
大阪杯 |◎アリーヴォ7人気3着
皐月賞 |◎イクイノックス3人気2着★ジオグリフ5人気1着
フローラ|★シンシアウィッシュ9人気3着
マイラー|★ファルコニア4人気3着
Vマイル|★レシステンシア6人気3着
オークス|★スタニングローズ10人気2着
ダービー|◎イクイノックス2人気2着
安田記念|★サリオス8人気3着
エプソム|★ガロアクリーク8人気2着
マメイド|★ウインマイティー10人気1着
函館記念|◎ハヤヤッコ7人気1着
中京記念|◎ファルコニア1人気3着★ベレヌス6人気1着
レパード|★カフジオクタゴン7人気1着
小倉記念|★ヒンドゥタイムズ10人気2着
セントS|◎ファストフォース6人気2着
セント記|◎ガイアフォース3人気1着
オルカマ|★ジェラルディーナ5人気1着
スプリS|◎ウインマーベル7人気2着
凱旋門賞|◎アルピニスタ2人気1着★トルカータータッソ6人気3着
秋華賞 |◎ナミュール2人気2着
天皇賞秋|◎イクイノックス1人気1着
アル共杯|◎ヒートオンビート3人気3着
エリ女杯|★ジェラルディーナ4人気1着


■「マイルCS」馬体診断予想
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▼予想実績 ※配信なし

2021|★ダノンザキッド5人気3着
2020|不的中
2019|不的中
2018|不的中
2017|不的中
2016|◎イスラボニータ2人気2着
2015|不的中
2014|◎グランデッツァ9人気3着
2013|不的中
2012|◎グランプリボス1人気2着
2011|不的中
2010|◎ゴールスキー6人気3着
2009|不的中

▼舞台適性

【クラス】G1
【コース】阪神
【距 離】1600m 芝・右 外
【適 性】N/T型-M(万能/根幹-マイル)

▼馬体グループ
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【A】マイラー仕様~加速SPモデル
ソウルラッシュ
ダノンスコーピオン
エアロロノア
ロータスランド
ハッピーアワー

【B】マイラー仕様~軽量化モデル
マテンロウオリオン
ベステンダンク

【C】中距離仕様が強め~軽量化モデル
セリフォス
シュネルマイスター

【D】中距離仕様が強め~万能型モデル
ジャスティンカフェ
ダノンザキッド

【E】中距離仕様が強め~持続惰性型モデル
サリオス
ウインカーネリアン
ピースオブエイト
ホウオウアマゾン

【F】中長距離仕様が強め~持続振動型モデル
ソダシ
ファルコニア
――――――――――――――――――

▼馬体レーティング
――――――――――――――――――
113|サリオス
112|ソダシ、シュネルマイスター、ソウルラッシュ、ダノンスコーピオン、セリフォス、ウインカーネリアン、ダノンザキッド、ファルコニア
111|ジャスティンカフェ、マテンロウオリオン、エアロロノア、ピースオブエイト、ホウオウアマゾン
110|ロータスランド、ハッピーアワー、ベステンダンク
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▼予想印 ※文末公開
――――――――――――――――――
◎1頭
★1頭
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▼馬体診断
――――――――――――――――――
今週も馬体写真の<撮影時期>問わず、
馬体レーティングを算出。

ただ、<今走写真がある馬>については
「仕上がり」の加点が最大±1pある。
<今走写真がない馬>は一律加点無しと
して少しリスクを反映。

結果、レーティング上位が多数の構図。
かつ、TOP113pサリオスも、今回
仕上がり面から抜けた評価はしづらく、
馬体的にハイレベル気味の混戦だ。

▽グループ別診断

【A】マイラー仕様~加速SPモデル

ソウルラッシュ
ダノンスコーピオン
エアロロノア
ロータスランド
ハッピーアワー

このグループは、共通する特徴として、

・SPの加速向きな足回り
・駆動系骨格がローセッティングなど

つまり、適性性能面で、

・急坂性能やSP重視
・距離適性もいかにもマイル前後

という馬体たちだ。

いわゆる、今走適性での堅実さがあり、
今風のスローなSP重視の凡戦向き。

以上、このなかで最右翼は、断然ダノン
スコーピオンだ。春から化骨良化&筋肉
面の仕上がりもよい。評価として押え▲
以上以下にもと言ったところ。

他、ソウルラッシュは、上体過多。エア
ロロノアやロータスランドは構造に癖が
あり、ハッピーアワーに至っては、G1
重賞云々の馬体素材になく素通り。

【B】マイラー仕様~軽量化モデル

マテンロウオリオン
ベステンダンク

このグループは、結論を先に言うと、

先の【A】同様、今走適性での堅実さがあり、
今風のスローなSP重視の凡戦向き。

ただ、【A】と比較し

・SPの加速向きな足回り
・駆動系骨格がローセッティングなど

このあたりの特徴が薄い反面

・四肢振り子が軽量
・可動域も広くない

という特徴が目に付くかな。

つまり、同じ今走向きの良さも

【A】は「構造特化やエネルギー量」による
【B】は「軽量化やコンパクト設計」による

という違いがある。

以上、G1では、明確な強みや癖がある
【A】のほうが、省エネバランスタイプ
の【B】よりは高評価し易い。

一応、2頭ではマテンロウオリオンが上
だが、そもそもベステンダンクはアラも
目に付きG1云々の素材に非ず。


【C】中距離仕様が強め~軽量化モデル

セリフォス
シュネルマイスター

この【C】グループ以降は、

いかにもSP重視一辺倒のマイラーではなく、
中距離やそれ以上に向く特徴がある馬体だ

では、もう時間がないので結論のみ。

・典型的な「ダノンプレミアム型」のセリフォス
・セリフォスよりはSP重視なシュネルマイスター

という特徴にあり、性能適性から

・強さ勝負ならセリフォス
・スローなSP凡戦ならシュネルマイスター

という評価となる。

以上、このグループの馬体は、

「強さ勝負」では、【D】以降のグループほどパンチがないし
「SP凡戦」でも、【A】グループのほうが向く

と、より強みがある馬体グループがある
ため本線◎★評価はしづらい。リスクが
低い点が強みの馬体グループで、押え▲
以上以下にも、そんな感じだ。

※「ダノンプレミアム型」とは別名「中内田厩舎型」と非常に特徴的でわかり易い骨格構造。詳細はバックナンバーで何度も解説


【D】中距離仕様が強め~万能型モデル

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